リバービューのメゾネット
「振り返ればヤツがいる」のごとく突如眼前に秋が訪れ戸惑っている方も多いことだろう。秋空のもと向かったのは西区土佐堀ニ丁目、土佐堀川のリバービューを誇る、100㎡超えの2LDK。早速室内へ向かうとしよう。
階段4階でえっちらおっちら上った先に、チョコレートのようなドアが出現。紹介するのは最上階の4階。ワンフロア1戸のメゾネットという贅と沢が合わさった一室、すなわち贅沢な一室だ。
玄関を開けると、こじんまりとした廊下が広がっていた。こちらは土間から見て右手のビュー。お手洗い、水回り、LDKと繋がる三方の扉がある。今回は潔く、左手ドアの奥にあるLDKから見ていこう。
20帖LDK
先にメインから見ていくには理由がある。当物件は106㎡の広さを誇り、ペヤングでいう超超超大盛りGIGAMAXといったところなのだ。食べても食べても麺が減らないように、順を追っていくと記事に収まりきらない。手始めのLDKは20帖。麺を食べ進めているはずなのに、逆に増えてないかコレ?と思わせるボリュームである。
角度を変えると右手奥にキッチンがチラリ。
ステキッチン
この度、キッチンを含め水回り設備を一新。コンロはガス3口グリル付きの、目に優しい色合いのステキッチンにアップグレード。
キッチンから見たLDKがこちら。無垢のトゥルい床から漂うヴィンテージ感は、二面採光で特別な空間を作り出す。
では玄関に戻ろう。こちらは土間からみて左手のビューとなる。コンパクトなシューズボックスは「思ってたのと違う」といった開き方をするので、ぜひ内覧の際にパカリとしてほしい。先述のとおり、当物件は4階・5階のメゾネットである。この廊下を左手に曲がると階段が見える。
5階へ続く階段
当物件にはエレベーターが無いため、冒頭から階段続きである。足腰には決して易しい物件ではない。しかしながら、どんな素敵な最上階が待ち受けているのか期待を胸に上りきってしまおう。
12帖洋室
上階には12帖と6帖の洋室がある。どうせなら、本日は大きな部屋を紹介したい。西と北、更には南向きの窓も備わり三面の採光がとれた室内は、スポットライトだけでも充分な明るさ。無垢フローリングと荒い質感の天井や壁が醸し出すヴィンテージな雰囲気は、上階の方が濃く凝縮されているようだ。
こちらは廊下部分。右手前のドアはお手洗いだ。ウォシュレット付きのトイレが各階にあるのでご安心を。先述の通り、水回りは全て新品。
そして、ベランダの紹介に移ろう。ちょこちょことベランダのある当物件。ご紹介するのは5階部分の一面だ。右手に見える階段は屋上へ続いている。「気になるから早く見せてくれ」という熱を帯びた声に応え、上ってみよう。
トントントン・・・
「好きだーーーーっ!!!」
ハァハァ…
失敬。何だか無性にフェンスに手をかけて思い切り愛を叫びたくなってしまった。そんな衝動に駆られるこの景色。カムバック青春。グッバイ眼精疲労。
リバービュー
胸がスッとしたところで眼前に広がる土佐堀川のリバービューで締めくくりといこう。所在地は西区土佐堀二丁目であるものの、ご覧の橋を渡ると中之島のビル群である。都会の灯りを眺めて夜風に当たりながらの缶ビールは、さぞ気持ちよく酔えるに違いない。
では、おさらいしよう。交通アクセスは京阪中之島線『中之島駅』徒歩6分。市内中心部へのアクセスが気になるところだが、徒歩15分以内には大阪メトロ中央線・四つ橋線・千日前線が通っているので、不便というほどでもない。ボリューム満点の2LDKは延べ106㎡のメゾネット。
気になる諸費用は、敷金2ヶ月礼金1ヶ月の共益費込19万円。ヴィンテージな雰囲気漂う室内に水回りはピッカピカの新品、さらには屋上を独占できてリバービューまでついてくる、二つとないこの部屋。手に入れるのはいったい誰だ。
以上、渋井不動産でした。