あっという間の184日

4月13日に開幕し、昨日10月13日に閉幕した大阪・関西万博。
多くの万博ラヴァーたちが、「これから何を生きがいにすれば」「ミャクミャクに会いたい」など一気にロスになったり、「『静けさの森』、『シグネチャーパビリオン』、『7日前予約』などの単語は、もう二度と使わないのだろうな」と感傷に浸っていることかと思います。

かくいうワタクシも、合計16回訪れた万博ラヴァーの1人。ほぼ完全プライベートなので、「あいつ暇すぎるやろ」という周囲からの意見はつゆ知らず。人生で一度あるかないかの国民的行事を楽しませてもらいました。本当はもっと行きたかったけど。
ということで今回は、4月から毎月訪れた万博の思い出を、写真と共に振り返ります!
さらに、最終日10月13日の様子もレポートするのでお楽しみに!
思い出を振り返る
★4月★

【フィリピン館】
開幕日の4月13日。ダンサー集団10人を独占するという、終盤の万博じゃなかなか見られない1枚。

【エジプト館】
この時は「さすがはエジプト、混んでるな〜」と思ったけど、改めて見るとそこまで混んでませんでした。

【アンゴラ館】
未完成だったアンゴラ館で、太鼓のパフォーマンスで盛り上げていた勇者がいました。
★5月★

【オマーン館】
パビリオン横のスペース。シャボン玉が飛んだりと、夜のここの雰囲気が好きで何度か訪れました。

【国際赤十字館・赤新月社周辺】
メディアで取り上げられていたユスリカ問題。「マイナス報道はやめてくれよ」と思っていましたが、ちゃんと生息していました。駆除に手を焼いているスタッフの様子。

【トルクメニスタン館】
中央アジアの独裁国家・トルクメニスタン館の屋上で。SNSで火がつく前、スムーズに入れました。
★6月★

【いのちの未来】
1番ウルっとくるパビリオンでした。アンドロイドのマツコ・デラックスが繰り広げるトーク番組がインパクト抜群。

【ドイツ館】
建物手前の広場で、毎週月曜日に開催されていたカラオケ大会。常にガラガラだったこの場所で、外国人男性がTailor Swiftの『Love Story』を原曲キーで歌っていたのが印象的でした。

【ポルトガル館周辺】
6月18日の16時半ごろ。スイス館あたりは混んでいますが、大屋根リングのエスカレーター付近は人がまばらです。
★7月★

【セルビア館】
ピクサーと言うべきか、ピタゴラスイッチと言うべきか。遊び心あふれるセルビア館が好きでした。

【インドネシア館】
スタッフの呼び込みで話題になった当館ですが、室内とは思えない本格的なジャングルは見応えがありましたね。

【カナダ館】
フライドポテトに、チーズとグレイビーソースがかかったデブまっしぐらの食べ物「プティーン」。美味しすぎて3回ほど食べました。
★8月★

【マルタ館】
入ってすぐのスタッフからのクイズに見事正解。先着1名で僕だけノートをゲットさせてもらいました。

【チリ館】
1人2回チャンスが与えられるけん玉チャレンジ。プレッシャーを跳ねのけ成功。トートバッグをゲットさせてもらいました。
★9月★

【よしもとパビリオン】
ステージに上がって皿回しにチャレンジ。これもいい思い出です。

【中国館】
分かりやすく“中国”って感じが印象に残りました。後半、怒涛のパンダ推し。
★10月★

【イタリア館】
奇跡的に7日前予約で勝ち取れたイタリア館。万博の神様が微笑んでくれました。7時間待ちとかしなくていいんですからね。うれしかった。

【大屋根リング上】
まもなく終わる万博を惜しむかのように、夕日を眺める来場者たち。
最終日に行ってきた

そして、最終日10月13日。ついにフィナーレを迎える万博会場の、この日限りの雰囲気を噛み締めてきました。



最終日だけのイベントや、パビリオンごとの締めくくりなども目に焼き付けます。






いよいよ閉場時間が近づきます。来場者たちは、最後の瞬間まで思い出を残そうとしていました。




〜おわりに〜
万博に対して今も批判的な人はいますし、意見は人それぞれですが、目の前の国民的イベントに、手放しで楽しめた方が良い人生だと僕は思います。
お金とか利権とか政治のこととか色々あるけど、理由はなんであれ、世界中の人々が、一つの場所で全力を尽くしてくれた事実をうれしく思うべきです。日本の大人と世界の大人の本気を、ここ大阪で見れたことを誇りに思います。

また、前回はUAE、次回はサウジアラビアと、経済的に成長している中東諸国が開催地に手を挙げている中で、経済的に沈みゆくこの日本で、万博を開催したということに意義があると思います。
今後この国がどうなるかわかりませんが、この大阪・関西万博は、もしかしたら後世に改めて評価される偉業だったのかもしれません。
そういう意味でも大阪・関西万博は、閉幕した後も、僕たちの心に生き続けるでしょう。
ありがとう、万博!死ぬまでにまた“万博”というものに触れられることを願って!
以上、エイキチでした。