驚異の20帖ワンルーム

韓国のNetflixオリジナルドラマ、『イカゲーム』が世界中で大ヒットしています。ワタクシも絶賛どハマり中で、最新シリーズをドキドキワクワクしながら楽しませてもらっています。
今回は、大阪市淀川区・十三に現れた、余計なことはせずにただ広さのみで勝負するイカれたビッグワンルームで、皆様にはドキドキワクワクしていただきます。
エレベーターで3階へ行きましょう。

イカゲーム始まりそうやな。
不気味なほどにポップな色味で、今にもピンクのジャンパーに身を包んだ兵士が出てきそうなエレベーターです。防犯カメラの画質の不穏さも相まって、これからデスゲームが始まりそうな予感がプンプンします。

エレベーターと玄関扉を並べてみると、さらにイカゲーム感が増しますが、命の危険にさらされる心配はないのでご安心を。ここからはイカゲームではなくワンルームを紹介します。
何もない、それがいい




部屋を一周してみました。めっちゃ広い20帖ワンルームです。
この4枚の写真でほぼ全てがお分かりだと思いますが、あるのはキッチンとエアコンのみ。収納スペースも一切ない、広さ一本勝負の潔すぎる部屋です。
収納ラックを仕切り壁にするも良し。あえて中心にダイニングテーブルを置くも良し。もういっそヨガマットだけを置いて、片岡鶴太郎のようなライフスタイルを手に入れるも良し。この20帖をどう料理するか、インテリアが趣味の方は腕が鳴る間取りですね。


北向きのバルコニーからは、国道176号線が見えます。豊中方面に向かう車などでまあまあの交通量ですが、ちょうど信号待ちになる箇所なので、走行音はそんなに感じませんでした。

ちなみに洗濯機は屋外設置です。「室内に置く」という判断すらも切り捨てるほど、広さを重視した部屋だということがお分かりいただけるでしょう。
古いけど3点セパ

水回りは、3点セパレートですが古さを感じるスペック。「もしや日本初の3点セパレートか?」という印象すら受けます。
一応鏡の裏が収納になっていたり、コンセントが付いていたりしますが、古い。おそらく初期の独立洗面台です。


お風呂はちゃんと浴槽が付いていますし、最近はほぼ見ない大きめの水色タイル。トイレにも花柄のタイルがあしらわれ、“レトロ”という表現で逃げ切ろうとしています。ウォシュレット?なんですか、それは。


アクセスは、阪急神戸線・宝塚線・京都線『十三駅』徒歩10分と、駅から少し歩くものの、阪急3路線の結節点となる十三には、梅田にも神戸にも京都にも、電車1本で行ける利便性の高さがあります。
また、駅周辺の再開発などで今後の発展が期待される街、十三。
詳しくは過去のブログで是非↓↓↓
※ちなみに文中に出てくる「ミナモ十三」は、2025年10月に開業が延期されました。

最後になりましたが、諸費用は敷金ゼロ・礼金2ヶ月分の賃料共益費込み月額6.9万円。
何もないけどそれがいい。小手先で勝負しないめっちゃ広いビッグワンルームで、自由な暮らしという名のゲームを始めませんか。
以上、渋井不動産でした。
Photo by EIKICHI