新町で一人暮らし

やってきたのは西区新町一丁目。以前も言及したが、大阪市内をよく知る人が「新町いいよね」とじわるエリア、それが新町。そんな新町エリアにある、築20年のわりかし若手の30㎡・ワンルームを今日は紹介する。一人暮らしでワンルームを探す際の一つの基準に、30㎡以上か否かは重要かと思うが、その点はクリアしているので、是非とも期待してほしい。

実はこの物件、撮影に行って執筆を進めていた最中、一度は申し込みが入り苦い思いをした物件なのだ。今回は絶対に取り逃がすまいとスピード重視でいかせてもらう。

この物件の一番の魅力は立地の良さ。大阪メトロ四つ橋線『四ツ橋駅』徒歩4分、御堂筋線『心斎橋駅』徒歩6分、何なら長堀鶴見緑地線『西大橋駅』へも徒歩4分と、便利すぎじゃね？と疑いたくなるほどの好立地。オリックス劇場も小洒落たビストロも徒歩圏内にある。すでに感性とグルメ舌を手中に収めたようなものだ。

第一印象が9割

それでは室内へ案内しよう。

えっ・・・もうここがいい！と思わず口に出てしまったことだろう。ワンルームにしては少しゆとりのある土間スペースには、ウォールシェルフが備え付けられており、何を飾るか迷ってしまう。私なら身だしなみの総仕上げとして、アクセサリーや香水を並べ、帰宅後はすぐにこちらにきれいに並べて愛でたい。

先に水回りをチャチャッと紹介してしまおう。

それでは弾む気持ちのままお部屋へGO！

「ええやんええやん、この部屋ええやん」
令和ロマンのM-1ネタで出てきた、吉本の社員なら言うであろう「ええやん」コールがおさまらない。

ただ、先ほどから窓のすぐ近くに迫る隔板が気になっている方もいることだろう。こういうことだ。

正直どうやって洗濯物を干せばいいのかわからない。竿を渡してしまうと扉の開閉ができないんじゃなかろうか。そんな時は先述の浴室乾燥機能をお使いいただきたい。

文句ナシと言ったじゃないか、と難癖をつけられそうなものだが、「人は第一印象で9割が決まる」というものだ。こちらの部屋をガチャリと開いた時のファーストインプレッションを大切にして欲しい。

それでは肝心の諸費用は、敷金ゼロ・礼金1ヶ月の賃料共益費込み月額7.9万円。このグッドリッチで、部屋の広さ・設備・明るさ、どれをとっても特段不足のない生活がアンダー8万で手に入るのだ。

これにて閉幕。

自転車で周辺を散策していただければ、この街を選んでよかったと思っていただけるはず。ぜひライバルに気付かれぬよう、素早い内覧を。

以上、今度こそ逃がしたくない、渋井不動産のキョンでした。