シャッター付きの84㎡
東大阪といえばガレージハウス、ガレージハウスといえば東大阪というべきか。兎にも角にもこの方程式が成立するほど母数の多い東大阪のガレージハウス。

今回は、“ガレージハウスな〜の〜に〜” “ガレージハウスらしからぬ〜”
と翠JINソーダのCMみたいな始まりでお届けします。それくらい「こんなんアリ?」な内装なんです。しかも今年の7月末にフルリノベが完了したばかり。見事転生を遂げた、新築同様の物件にお住みいただけます。

まずは肝心のガレージスペースから。手動のシャッターが付いているので、風雨やドロボーからガードできます。
【ガレージサイズ】
横幅:2,655mm
奥行き:6,152mm
梁までの天井高:2,688mm
シャッター幅:2,534mm
高さ:2,366mm
シャッターからの奥行き:5,928mm
※概寸により、現状を優先します。

前面道路幅はおよそ3,280mm。4メートルに満たないので、ちょーっとハンドルテクニックが求められます。実際、我が社の愛車セドリック(*)は、ディレクターハナのハンドルテクを持ってしても、何度か切り返してようやく入出庫ができました。
内見の際はぜひコンパクトマイカーでお越しください。
*全長4,690mm × 全幅1,690mm
めっちゃナチュラルテイスト

玄関扉からしてガレージハウスらしからぬ風貌。どこか避暑地のコテージかと思われますが、東大阪市は若江本町です。
それでは中へ。

ちゃうちゃう。思ってる男臭いガレージハウスと全然違う。とりあえず1階にある水回りから見ていきましょう。

いやーちゃうねんて。
不覚にもこの洗面タイルと蛇口にキュンとしてしまいました。
ガレージハウスの定番であるシャワーブースにステンレス製の洗面台と、やっつけ感ある水回りとは別人。コンパでラガーマン来るよって言われて、棋士来るくらいの大誤算。でも嫌じゃないやつです。

2階ももしかして・・・

それでは木の温かみ感じる階段で2階へ。

やっぱそうよね〜!LDKも裏切らないナチュラルテイスト。広さは13帖で、ちゃっかりアイランドキッチンです。

カトラリー入れるしかない引き出しのみ備わっているため、腰下にキャスター付きキャビネットなどご準備ください。
やっぱり3階も・・・?

同じくウッディな階段でさらに上へ。

3階には洋室が2部屋。統一感ある素朴な風合い。こちらは広い方で、出窓の素敵な6.5帖。





お隣の4帖も同じく出窓付き。オープンクローゼットが備わっていて、趣味部屋にも最適。

3階建てのガレージハウスいかがでしたか。84㎡・2LDKという広さで、水回り設備もガレージハウスにあるまじきスペック。入出庫のハードルは多少あるものの、ファミリーもまかなえる懐の深い物件です。
諸費用は、敷金0.5ヶ月分・礼金1.5ヶ月分の賃料共益費込み月額12.2万円。市内でこの条件を揃えるとなると20万近くにはなります。そして、事務所利用も可能(条件変更あり)。“いかにもガレージハウスっぽいのが苦手”な方にとっては、まさに隠れた大本命では。

電車を使うことはあまりないかもしれませんが、念のためお伝えしておくと、最寄りは近鉄奈良線『若江岩田駅』徒歩11分。難波までは電車一本で20分ちょい。車で大阪市内へ出るにも20分ほど。映画館もあって何でも揃うアリオ八尾へは車で約10分と、どの移動手段でも比較的動きやすい立地です。
そしてすぐ近くにチームラボの「風と雨と太陽の草原」というカフェ併設の謎の施設があって、ものすごく気になるので、ぜひ行ってみてください。

群衆:このガレージハウスいいの?
ハナ:人生変わるよ。ワタシのいちおスィ!
以上、渋井不動産でした。
Photo by : MIU