好きな街、神戸元町
〜プロローグ〜
大学卒業後、神戸勤務が決まった彼女(ハナ)。「大阪ではなく、行ったことのない神戸か、、」と気を落としていたけれど、引越して数ヶ月。どうやら、今ではすっかり神戸の街が好きになったみたい。中でも元町は、海に近くて観光地も多いけど、大通りからひとたび筋を曲がれば、時がゆっくり流れる気がする街。大阪とはまた違った色を感じるようだ。
今日は彼女に会うために、初めて神戸に行く日。有名な観光スポットもいいけれど、彼女がどういった暮らしをしているのかも見てみたい。
彼女が好きな街が、僕の好きな街にもなるのかな。
南京町で腹ごしらえ
まず、訪れたのは南京町。横浜ほどの大きさでは無いけれど、このサイズ感がちょうどいい。商店街から少し逸れると、すぐ異国にトリップできるのも面白いところ。
「やっぱり豚まんは老祥記!」と威勢のいい彼女に引っ張られ、長蛇の列に並んだ。お腹が空いて食べ切れる自信しかない僕らは、10個入り1,200円の豚まんを迷わず購入。
「大丈夫!そんなに熱くないから〜!」と、どう考えてもそんなはずないのに、一口大の豚まんを差し出しながら笑う君を見て、「今日は絶対にいい日になる」って確信したよ。
元祖豚饅頭 老祥記
住所:神戸市中央区元町通2-1-14
営業時間:10:00-18:30
定休日:月曜日
Instagram:https://www.instagram.com/roushouki/
乙仲通で楽しむカフェと雑貨
南京町から南に下り、オシャレな雑貨屋やカフェが立ち並ぶ乙仲通を歩くことに。
「乙仲」の由来は、かつて海外から港に運ばれた荷物を、企業に代わって積み下ろししていた業者「 乙種仲立業 」のことらしい。港町ならではのネーミングに加えて、レトロな建物だらけのこの道が、僕は一瞬で気に入った。
「寒いからホットでホッとしない?」なんて、意図せず事故ってしまうところがなんとも彼女らしい。教えてくれた行きつけの『LIMA COFFEE』は、遊び心のある可愛い店内も魅力だけど、自家焙煎も行うなどしっかり珈琲豆にもこだわったカフェ。
コーヒーの味とお互いの近況報告により、僕らはここで温かい時間を過ごした。
LIMA COFFEE
住所:神戸市中央区栄町通3-2-6-1F
営業時間:9:00-18:00
定休日:水曜日
公式HP:http://limacoffee.jp
Instagram:https://www.instagram.com/limacoffee/
『LOVE FURNITURE』は、元町エリアを代表する家具屋さん。ビンテージの家具がリーズナブルな値段で売られていて、神戸っ子に大人気なんだそう。
「そのコップ、片付けるの難しそう」なんて野暮な返答も、彼女のキラキラした瞳の前には無力さすら感じたよ。
LOVE FURNITURE
住所:神戸市中央区海岸通4-1-11-2F
営業時間:12:00-19:00
定休日:不定休
Instagram:https://www.instagram.com/love_furniture_kobe/
街の人々を支える元町商店街
「家に向かう途中に、少し買い物したい」とのことで、元町商店街をぶらりした。
観光地から近いのに人がごった返していないのは、道幅の広さだろうか。二人並んで落ち着いて歩くことができた。しっかり街の基盤を支える商店街が、家からすぐの場所にあるのはなんとも羨ましい。
元町マルシェ
住所:神戸市中央区元町通5-8-3
営業時間:11:00-19:00
定休日:日曜日
Instagram:https://www.instagram.com/motomachimarche/
これが元町のアーバンライフ
初めてやってきた彼女の一人暮らしの家。「ミニマリストだったのか」と勘繰ってしまうほど部屋には何もなかったけど、こんなに素敵にリノベされたワンルームに住んでいたなんて知らなかった。
むき出しのコンクリ壁、輝くステンレスキッチン、優しい水色のタイル。丸っこい照明との組み合わせもオンリーワンで推せる。なんていい部屋に住んでるんだ。
水回りもピカピカで収納も充分。こんなに最高のお部屋が、敷金・礼金ゼロの賃料共益費込み月額7.3万円とは驚いた。
しかも、神戸市営地下鉄『みなと元町駅』から徒歩2分、阪急『花隈駅』も徒歩5分で、JR神戸線・阪神本線『元町駅』へも徒歩9分とアクセスも抜群。梅田までも電車で30分なんだって。
ちなみに、大阪の渋井不動産という不動産屋で見つけたそう。いいなあ、僕もこんな部屋に住みたいな。
※同じようなリノベーション物件をお探しの方は、こちらから!
https://shibui.estate/point/src
ポートタワーで夜に溶ける
暗くなったら、ずっと見たかった神戸ポートタワーがある海沿いにやってきた。寒い上に、いつでも見られる距離に住んでいるにも関わらず、僕のわがままに付き合ってくれた彼女には感謝だ。
「“BE KOBE”って、半角スペース消したら“べこべ”だよね」「名護市のモニュメントは“GO NAGO”なのかな」なんて他愛もない話をして、盛り上がったまま朝を迎えそうになったので、水色タイルの家に帰ることに。
神戸の海と夜景は、僕らを包み込んでくれるようでとても心地よかった。
また近々、来たいと思った。僕もすっかり、神戸の街が好きだ。
※ハナに物件の案内を申し込みたい方は、こちらから!
https://shibui.estate/member/hana