北区大淀北の2K
(※写真はすべて前回募集時のものとなります)
北区大淀北より、イイ感じなのに生活イメージが湧かない2Kが出ました。
アクセスは阪急線『中津駅』徒歩10分。少しハードモードではあるものの、梅田まで自転車8分と聞けば、その界隈で働く方々にとっては申し分のない距離感ではないでしょうか。すし詰めの通勤生活とは無縁になるだけでも、大きな意味があると思います。
肝心の物件は、2007年築のRC造6階建て。ご覧いただくのは紛れもない最上階・6階のお部屋で、ワンフロア1戸という完全独立部屋。
一説では、ブタさんがトリュフを見つけるよりもはるかに見つかりにくいと噂の「最上階・完全独立部屋」なので、梅田からほど近いこの立地で見つけてしまったのは、黒ではなく白トリュフを引き当てたくらいの希少性です。ブヒブヒ。
加えて目の前にパークビューまでひろがっているとくれば、すぐにでも住みたくなるのは必然。しかしながら、ここで熟考ポイントもご覧いただかねばなりません。
ご存知、ロフトです。
「見た目は格好良いけど持て余しがち」でお馴染みのロフトが出てきたことで、ここに誰が住むか?という住民層がグッとブレ始めました。57㎡とは言ったものの、よくよく聞くと、うち11㎡はロフトの面積ではありませんか。
何を隠そう、私自身もロフト物件に住んだことがあり、しっかりと持て余すところまで経験済み。
恐らくロフトって、就寝スペースか物置にするかの2択になるんですが、こと夏場においては、「エアコンの有無」が大きく明暗を分けるのです。
私が住んでいたロフト物件は、ロフトに向かって風がくるようエアコンが設置されていましたが、それでも”熱気は上にたまる”という自然の摂理には敵いませんでした。つまり夏場のロフトのハシゴは、こんぴらさんの階段くらい気力を振り絞って上らねばならないということです。
当物件も例に漏れず、ロフト部分にエアコンはありません。そもそも、エアコンのスリーブの位置(写真左手)を見ると、どう頑張ってもロフト下に設置するしかないように思えます。
なので、夏場はめっきりロフトに近付かなくなるでしょうが、シーズンオフの衣類や布団類、スーツケースなど、たまにしか使わないものをブチ込んでおけばオールオッケー。ハシゴも写真の位置に掛けておくと、「ロフト?なにそれ?」と見て見ぬふりをすることが出来ます。
一方、ロフトがあるおかげで、開放感のある天高が享受できるのも事実。当物件の場合、13.5帖洋室のおよそ半分が4mを超える吹き抜け天井になっています。
一長一短の2K
13.5帖洋室には、キッチンなどの水回り(写真左)と4帖洋室(写真右)が隣接。4帖洋室は寝室にしたいところですが、配置できるベッドがかなり限られる横幅も生活イメージが膨らまない要因のひとつです。
ちなみに、写真では少し伝わりにくいものの、キッチンや4帖洋室は天井が若干低め。特にキッチン側には玄関があるため、お部屋に入った第一印象は少し圧迫感を感じるかもしれません。
ラストは駆け足でご覧いただき、紹介は以上になります。大淀北より登場した最上階ワンフロア1戸の完全独立部屋、いかがだったでしょうか。
アクセスは、阪急線『中津駅』徒歩10分。梅田まで自転車8分という立地は、界隈で働く人々にとって付かず離れずの絶妙なポジションでしょう。加えて、パークビューという点もポイント高め。
気になる諸費用は、礼金20万円の賃料共益費込みの月額10.5万円。良いも悪いも包み隠さず書きましたが、よくよく考えると、ある程度の広さ・綺麗さ・立地が揃って、最上階完全独立部屋というアドバンテージある一室はなかなか出会えるものではありません。
ここで暮らす生活イメージが湧いたあなた、まずはお気軽にご内覧・ご相談くださいませ。
以上、渋井不動産でした。