自然と教育の街・少路
(※写真はすべて前回募集時のものとなります)
やってきたのは、大阪モノレール『少路駅』です。千里中央駅と柴原阪大前駅のあいだの駅で、『大阪空港駅(伊丹空港)』までも直通で10分ほど。
駅からの道のりには大きな公園や池があり、北摂ならではの豊かな自然も感じられます。教育熱心なファミリー層も多く住まうため、学習塾やバイリンガル幼稚園など、教育事情も充実していたり。
ここまで聞くと、非の打ち所がない『少路』ですが、やはり”北摂”の物件探しとなると、御堂筋線や阪急沿線が求められがち。ではなぜ、わざわざ『少路』まで来たのかと言うと、市内では見つかりっこないユニークな3DKを見つけてしまったからなのです。
豊中ロマンチック街道
ご紹介する物件は、「豊中ロマンチック街道」のあたり。かつては個性豊かなお店が多く並んでいたそうですが、周辺にマンションや住宅が増えた今では、チェーン店も台頭し、「塾銀座」と呼ばれるほど学習塾の数も増えました。
それでも、地元で有名なレストランやおしゃれカフェなど、ロマンチック寄りな個人店も健在。花壇や街路樹の植物を整備したり、自転車専用道路を設けるなど、住みよい環境とみどり溢れる景観も保たれています。
ちなみに街道名は、“かつてこの通りにあった病院の院長がつけた”とか。しかし、深堀りしていくと、「地域を活性化し、文化の発信基地にしたい」と、連日語り合った熱い男たちの集まりを「男のロマン街道」と呼んでいたことが由来で、いつの間にか「ロマンチック街道」に着地していたそう。院長の一声が無ければ、魁!!男塾っぽい街道になった可能性もあるようです。
ロマンチック、徒歩1分
そんなロマンチックより徒歩1分。ご紹介するお部屋は、増床を経て、とても初見ではたどり着けない位置に君臨する、とあるマンションにございます。
アクセスは、大阪モノレール『少路駅』徒歩9分。なにより『千里中央駅』からもバスで10分ちょい、停留所は物件の目の前とくれば、十分な交通網ではないでしょうか。
お部屋は最上階・階段3階。ここは、エレベーターが無いことをとやかく言いたいものの、まずは踊り場を折り返して、奥へ進みます。
洗濯機置場、発見。
まさかなんですが、3階だけ洗濯機置場はココらしいです。よく見ると、物干し竿までココにあり、最上階ワンフロア1戸という利点を、オーナーさん自ら活用していくスタイル。
「ウチこんなお菓子もろても食べへんから、アンタ持って帰ってええよ」みたいなノリで、「最上階やし独占やし、アンタここも使こてええよ」という老婆心が透けて見えます。
ナイロンに入った大量のお菓子を持たされた心持ちで、ようやくお部屋へ。
玄関のステンドグラスや、共用部の照明が、いちいち心をくすぐってきます。
上質なレトロを、あなたに
ご紹介するのは、ダイニングキッチンと洋室、2つの和室で構成された3DK。写真は、玄関入ってすぐの7帖洋室です。壁には汎用性の高いキャビネットが埋め込まれ、収納力に全幅の信頼が寄せられます。手前の飾り棚は、キャンバスアートや背の高い植物などをどうぞ。
個人的には、床のパーケットフローリングが、どんぴしゃのレトロを突いてきました。織り上げ天井を囲うように配置されたダウンライトも、良い仕事をしています。
洋室のお隣には、同じく7帖のダイニングキッチン。コンロはガス3口に魚焼きグリル付きで、ファミリー世帯にも申し分のないスペックが整っています。
シンク横に配置する冷蔵庫は、採寸をお忘れなく。ここに備わっているキャビネットには、食器類や調理器具など、収めるものに迷いはありません。
こちらは8帖和室。しかし今は何を言っても説明が入って来ないと思うので、とにかく、”ダイニングキッチンの隣には8帖和室がある”ということが伝わればOK。
欲を言うなら、”床の間もある”ということも伝われば尚良し。
その隣には、6帖和室もあります。床の間を含めると、こちらも8帖ほどあるんですが、和室の帖数を表記する際、床の間の広さは含まないんだそうです。(㎡であらわす際は含まれます。)
まあ、そんな豆知識も、話半分で聞き流してもらってOK。和室の気になるアレコレは、入居までに何とかなると思われます。
予想通りの水回り
ではラストに、各水回りをご覧ください。築年数相応のラインナップではあるものの、文句のない使い勝手が揃っています。
追伸、2階もあります
ちなみに、ひとつ下の階も募集中です。間取りや内装はほぼ同じですが、洗濯機置場が室内という点は大きく異なります。ワンフロア1戸を最大限に活用したかった方は、3階をご内覧くださいませ。
玄関のステンドグラスは、個人的に2階の方が好みでした。実に巧妙に、”好きなレトロ”をくすぐってきます。
2階の風呂は、階段のあおりを受けている配置。パープル×グリーンという絶妙な配色も、”原宿系”というカテゴリに分ければ、「レトロかわいい」などと持て囃されるのではないでしょうか。
豊中市より登場した66㎡の3DKは、大阪モノレール本線『少路駅』徒歩9分。『千里中央駅』からもバスで10分ちょい・停留所は物件の目の前なので、休日のお出かけもフットワーク軽めに動けます。
諸費用は、敷金5万円・礼金2ヶ月の賃料共益費込み月額9.5万円ぽっきり。
市内では決して見つからない上質なレトロ物件が、市内では決して見つからない広さと賃料で募集中。北摂ならではの豊かな自然と、文教地区ならではの整った住環境で、ロマンチックな新生活を。
以上、渋井不動産でした。