皆さまは、『大江ビルヂング』をご存知でしょうか。
所在地は北区西天満二丁目。大阪高等裁判所の近くという立地を活かし、弁護士事務所や法律事務所などの入居を見越して建てられたテナントビルです。
1921年(大正10年)竣工。築100年以上という歴史をもつ『大江ビルヂング』は、今もなお現役で活躍しています。
渋井不動産が過去に事務所を構えていた「石原ビルディング」をはじめ、再開発のあおりを受けるヴィンテージビルは決して珍しくなく、こうして今も残っているは大変貴重な存在。
余談ですが、現在わたしたちの事務所が入る大阪農林会館もそのひとつで、2022年2月に放送されたドラマでもフューチャーされました。
同じくフューチャーされたマンションがこちら
※空室情報は当時のものです
名建築で生活を。堀江の高コスパ2K、奇跡の空室が月額7万円。
大江ビルヂングで開業を
本日ご紹介する『大江ビルヂング』は、建築好きの間でも名を馳せるヴィンテージビル。
RC造地上5階・地下1階建てで、設計は中央電気倶楽部などを手がけた葛野壮一郎氏。
現在も多くの事務所が入っていますが、他にもギャラリーや仕立て屋、靴・器などを扱うショップが入居されています。
さて、お待たせいたしました。本題へまいりましょう。
まず先にお伝えすべきは、募集している業種。今回は事務所のみです。
店舗は不可なので、予めご了承ください。
外観や共用部分に比べると、中はいたってシンプルな内装です。しかしながら、ビル自体がもつ魅力やパワーは、他の何にも代えがたいものであります。
ど真ん中には大きな窓が設置され、明るい印象。蛍光灯の位置を見るに、天井はすでにぶち抜かれている様子です。
シンプルなだけあって、インテリアや床の選択次第で、室内の雰囲気はグンとあなたのイメージに近づきそう。
再開発が進む大阪で、今もなお残る希少な名建築が、北区西天満にあります。築100年を超えるヴィンテージビルに事務所を構えられるチャンスは、そう出会えるものではありません。
現在、『大江ビルヂング』では、間取りや広さが異なる数区画が募集中。これから独立を目指す駆け出しの弁護士さんや、法律家さんたちの後押しになる賃料設定です。ぜひ、歴史あるこの建物で、新しいスタートを。
以上、渋井不動産でした。