植田店長を信じて行った浪速区のリバービュー、月額6.5万円。

「どうしても、紹介したい部屋があんねん」

階段手すりに寄りかかり、取材班をアゴで使うこの男こそ、渋井不動産ディレクターの植田店長である。

「いや、マジで。絶対に後悔させへんから。試しに見るだけやから」

手練れたナンパ師のような発言が気になるものの、数々の”名物件”を見つけ出してきた植田店長の選定力を信じ、我々取材班は浪速区の奥地へと向かった。

桜川の築古1LDK

というわけで、本日ご紹介するのは、阪神線・千日前線『桜川駅』・南海高野線『汐見橋駅』徒歩5分の1LDK。さっそく最寄駅にて、”汐見橋駅にスタバのようなペイントが施されている”という、大きな気付きを得ております。

少し見ぬ間にこんな装飾が、と思ったものの、Wikipediaによると2020年10月にお披露目されたものとあり、戦慄しました。何故ならちょうどその頃、わたし自身が桜川に住んでいたのですから。

では、自分の節穴っぷりを告白したところで、お部屋にまいります。

物件は昭和62年築のRC造7階建てで、所在階は3階。ワンフロア3戸のお部屋たちは、全室角部屋になるよう配置されていました。

室内は、8帖LDKと6帖和室で構成されたネオ築古。床やクロス、一部設備はリフォームされているものの、コンロ自主設置のキッチンなど、レトロな名残も感じられます。

そして何と言っても、窓の外にひろがるこの景色。アーチがかった梁越しに見るリバービューは、この部屋にしかないベストショットでしょう。

バリバリのリノベ部屋やデザイナーズから見えるリバービューも良いですが、こうしたレトロな部屋から見える川沿いの風景は、映画のワンシーンを切り取ったような叙情的な何かが掻き立てられるようです。

ナンパ師呼ばわりしていた植田店長にちょっぴり罪悪感が芽生えたのも、この掻き立てられた気持ちのせいなのかもしれません。

6帖の和室には、大ぶりな押入れがスタンバイ。1人暮らしなら十分な容量でしょうが、2人暮らしならワードローブも追加したいところ。

「和室にベッドはちょっと･･･」という場合、左手の引き戸を取っ払って、和室をダイニングにしてしまう手も。冬はコタツにミカンを実装したいですね。

ちなみに、LDK・和室ともにエアコンは自主設置です。空気の循環という点でも、引き戸を取っ払うのは理にかなっているのかもしれません。

バスルームは洗面台とセットですが、リフォームによって築年数は一新。お察しの通り、追い焚きや浴乾はございません。

植田店長が推す36㎡の1LDK、いかがでしたか。アクセスは、スタバっぽい『汐見橋駅』・難波や神戸三ノ宮方面も電車1本の『桜川駅』どちらも徒歩5分。加えて、オレンジストリートも徒歩10分弱の好立地です。

なにより驚くべきは、敷礼ゼロの月額6.5万円ということ。空室は1室のみ。一刻も早く、植田店長にご相談ください。

お問い合わせは、渋井不動産まで。