店舗戸建のご紹介
こんにちは、広報部サトシです。
今日も今日とてとっておきの物件を紹介していこうと思うのですが、本日は事業用の店舗戸建へやってきました。見ての通り、元々は居酒屋さんだったことが容易に想像できる佇まいです。築年数は見た目のまんま41年、トタン波板で覆われた鉄骨造の2階建てです。
物件の紹介を進めていく前に、まずは事業を始めるにあたって重要となる立地条件について触れておきましょう。肝心の場所はというと、、
ここです。
トラックが二台待機していますね。どこでしょうか。何かしらの施設だとは思いますが、もう少し引きで見てみましょう。
ここです。
紹介の物件は写真右手の赤い建物。ズバリ角地です。角をとる重要性はオセロやアタック25で学んだ通り。今さら説明することでもありません。
そんなことより、まだどこか分かりませんか?仕方ないですね、もう少し引いてみましょう。
ここです。
もうお分かりでしょう。そう、京セラドームの真ん前というバファローズファン歓喜のポジショニングからの登場なのです。この立地条件も、今回紹介に踏み切った理由のひとつです。
そういえば以前、『【渋井の論】vol.3「今、お店を出してほしい場所」3選。』という記事を書いたのですが、この京セラドームエリアもばっちりランクインしております。ご興味のある方は是非ご一読ください。何かしらの参考になるはずです。
最寄り駅は阪神なんば線『ドーム前駅』、もしくは長堀橋鶴見緑地線『ドーム前千代崎駅』。どちらも徒歩3分ほどです。
駅前にはイオンモールもございますので、急な食材切れや備品不足にも対応できます。実に心強いですね。
駅からも近く、そもそもドームの真ん前なので、イベント時の視認性と人通りの多さについては文句ナシでしょう。それに加えて、物件真横にはコインパーキングもございます。パーキングが近いというのは、車でお越しのお客様にとっても嬉しいですね。
と、思ったのも束の間。料金表をよく見てください。
たっか!!
25分で1000円!? 100円の間違いであってほしいです。しかも最大料金の設定もナシ。それに昼と夜とで料金が20倍以上も違います。ドームのすぐ近くだからという理由も頷けますが、ドーム敷地内の地下駐車場ですら、高くても3000円/1日(イベントにより変動アリ)です。そう考えるとかなり強気な料金設定と言えるでしょう。
お店のポジショニング的にも、丁度カーブの出口付近に位置しますから、車をお店の前に横付けしておくのは少しリスキー。オカマを掘られる危険性大です。
ご自身でお店作りをしていく場合、荷物の搬入や施工作業は、駐車料金を抑えられる夜の12時以降になるでしょうか。
現状渡しです
さて、ある程度周辺の環境がお分かりいただけたところで、物件の紹介を進めていきましょう。
一階部分の面積は18.52㎡で、約5.5坪のこじんまりとした空間。先述の通り、こちらの物件は元居酒屋さん。空っぽになったとはいえ、その面影が非常に感じられますね。随分と使い込まれた様子から察するに、長らく地域の人に愛されていたお店だったのでしょう。ちなみに当物件は現状のままでの引き渡しとなりますので、あくまでも改装前提でご検討ください。
入り口が2つあればスタッフ用とお客様用とで分けられますし、高めな天井もポイントのひとつ。天井を抜いてやれば、鉄骨造の無骨な躯体が露わになってさらに高く、そしてカッコ良くなることでしょう。
※弊社株式会社NONFIXは設計・施工も担当できますので、お気軽にご相談くださいませ。
インフラ整備済み
ありがたいことに、ガス・電気・水道のインフラは整備済み。どんな業種をするにしても、開業の際にかかるイニシャルコストを抑えられるのは嬉しいことです。
また、業種の制限等々はコレと言ってありませんが、ご希望の業種が可能か否かは一度お問い合わせいただければと思います。飲み屋さんは大歓迎ですが、賭博行為の窓口となるノミ屋はNGです。それと同様にダフ屋もNG。アイドルなどのコンサート会場によく現れる非公式の写真やグッズを販売するショップ、アレもNGです。言わずもがな、いずれも違法行為です。
事務所や倉庫にしても良いですが、せっかくならこの立地を活かしてバファローズファン御用達の物販店や飲食店を開業してほしい。なんて思うのは僕のエゴでしょうか。
※ダフ屋:転売屋の一種で、乗車券、入場券や観覧券などを転売目的で入手し、それらのチケット類を買えなかった人や買いたい人に法外な高額で売りつける者、または業者のこと。(wikipedia)
角度を変えてみましょう。
「大将!ビールをキャッチャーで!」なんて親父ギャグが炸裂していたであろうことが容易に想像できます。野球中継を見ながら罵声や歓声を挙げるバファローズファンたちで賑わっていたんだろうな、と考えると少しアンニュイな気持ちになります。流行りの言葉で言うなら“エモい”ってヤツでしょうか。
鉄骨造ならではのジャンクな躯体を利用して、今風のカッコイイお店に生き返らせてほしい。そして老若男女が楽しめるような、バファローズファン憩いの場所を復活させてほしいと思います。サッカーやラグビー、バスケなどで盛り上がっているスポーツバーは数多くある印象ですが、野球で盛り上がっているスポーツバーってあまり無いように思います。知りませんが。
あわよくば球団関係者御用達のお店になればどれだけ嬉しいことでしょうか。そんな夢を見られる素敵なハコです。
お二階もございます
一階が満席になったらお二階の出番です。
階段も随分とヤレているので塗り替えた方が良いでしょう。めちゃくちゃ根気がいる作業になりますが、個人的には塗るというよりも素地の金属を削り出してしまいたい。いわゆる“バフ研磨”ですね。若かりし頃、僕がバイク弄りにハマっていたときに習得した技です。
※バフ研磨については、日東金属工業株式会社さんの記事をご参照ください。
→「バフ研磨ってなに?製品を綺麗に仕上げる日東金属工業のこだわり」
二階座敷
お二階は約6帖の和室空間。団体さんのご予約も承れます。
今風のお店にするなら、ここも改装の手を加えた方が良いでしょう。テーブルのレイアウトにもよりますが、パンパンに詰めれば最大10名様ぐらいまでは対応できそうです。その反面、バファローズのリーグ優勝や日本一が決まった際、盛り上がり過ぎて床が抜けないか少し心配にもなります。
トイレは2階のみ。
「和式の方が良い!」という方は少数派でしょうから、お客様のことを想うなら洋式化してあげた方が親切です。
ヤニ汚れによって、壁にメニューが張られていたであろう形跡が丸出しです。
これは住居にも言えることですが、タバコを換気扇の下や外で吸わずに自室で吸われる方、要注意ですよ。ポスターや時計を外すとこうなっているかもしれません。退去時に泣きを見ることになります。
写真左手の扉はバルコニーか何かでしょうか。最後に確認しておきましょう。
デンジャラス・ゾーン
バルコニーと言えばバルコニーかもしれませんが・・。コレはおそらく万が一に備えた消防隊の進入経路でしょう。
ぐでんぐでんに酔っ払ったお客さんが「外の空気が吸いたい」と言ったとしても、ここに避難させてはいけません。高確率で落下します。
西区は九条南一丁目から登場したこちらの店舗戸建は上下階合わせて約37㎡。現状渡しの改装前提ではありますが、ガス・電気・水道などのインフラは整備済み。鉄骨造の躯体を活かして、野球ファンで賑わう今風のお店に生き返らせてやってください。
募集条件や賃料、可能業種については一度お問い合わせいただければと思いますが、渋井としては決して高いとは思いません。
この機会に、京セラドームの真ん前でお店を構えてみませんか?きっと話題性もアリアリです。
まとめ
【良かった点】
◎京セラドーム真ん前という希少なポジショニング
◎基本的に業種の制限ナシ
◎インフラ整備済み
◎天井高め
◎出入り口が2つ
【気になった点】
△改装前提の現状引き渡し
△隣のパーキングが高い
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:87707)