
都会の喧騒を離れ、自然に囲まれた生活を送りたい人は多くいる。その中でも、「かと言って、田舎すぎるのはちょっと、、」と思うワガママさんのために、キレイに整備されたニュータウンの中にある、築浅の庭付き一戸建てをご紹介したい。
自然豊かなニュータウン

“水と緑の健康都市”と名付けられた、箕面市の大規模郊外型ニュータウンは、1980年代後半に計画され、バブル崩壊により開発が遅れながらも、2007年に完成した。通称は公募で決定した「箕面森町(みのおしんまち)」。

梅田から車で行くと、新御堂筋から箕面有料道路を北上し、約40分の位置にある。兵庫県川西市や京都府亀岡市には国道423号線で結ばれており、それぞれ30分ほどで行ける街だ。
キューズモールよりも滝よりも、ダルマで有名な勝尾寺よりもさらに北、“箕面の先っちょ”と呼ぶべき場所にあるだろう。

とは言え、新興のニュータウン。クリニックも充実しているし、「とどろみの森学園」という、「森友学園」よりも遥かに私立っぽい響きの、公立の小中一貫校(正式名称、箕面市立止々呂美小学校・中学校)も近隣にあるなど、住環境の整っているエリアだ。
自然に溶け込む一軒家

物件はこちら。車2台分は余裕で停められる広さの庭がお待ちかね。

自然豊かな街の風景に溶け込む、木造2階建て一軒家。広く取られたウッドデッキに、窓に付けられた木の面格子。造りはアメリカっぽいのに、デザインに日本っぽさを感じるバランスの取れた家だ。
庭で薪割り放題

コテージを経営しているのか、と錯覚するような薪置き場を発見。「薪、使い放題!?薪のサブスク、、!?」なんて思ったが、現在居住中のオーナーが絶賛使用中なので、写真ほどは残らない模様。無くなり次第自分で購入する必要があるが、その際の購入先や、木を無料でもらえる場所はオーナー自ら教えてくれるそうなので、なんとも心強い。

斧も完備されている。「エアコン完備」はあっても、「斧完備」は初めて聞いた。この庭でマリオパーティのミニゲームばりに、薪を割りまくってもらいたい。

110㎡・3LDK

魅力的な庭の紹介を終えたところで室内に。オーナー一家は3月末に退去予定で、まだ残っている家具や生活用品によってご覧の通り生活感にあふれ返っている。ファミリーで住むことをイメージしながら見てもらえると。

LDKは17帖。木の温もりを感じずにはいられない空間だ。家具や家電に関しても、引き続きほぼ残す予定だそう。
ちなみに、定期借家契約3年の当物件。契約が終わるまでの3年間、大事に使ってほしいとのことだ。


そして、この家の主役と言っていい暖炉がお目見え。細身のサンタクロースならギリ侵入出来そうなサイズ感だが、立派な暖炉だ。ん?サンタクロースなんていない?何を馬鹿なこと言ってるんだ。いるに決まってるだろう(笑)。

クリスマスに向けてのワクワクと、都会では絶対にできない体験だということを噛み締めて、細かく割った薪をここで思う存分燃やしてほしい。




レンガで区切った横の廊下を通るとトイレや浴室があるが、そのそばには玄関から直結のシューズインクローゼットが。自ずと増えていくキャンプ道具やレインウェアなどはここにバッチリ収められる。



3部屋を使い分けよう

「OBの社長たちの出資によって改装された大学の図書館」みたいな雰囲気の2階スペース。椅子に座って、階下の団欒を眺めながらゆっくりしよう。
書斎向け4帖

子供部屋向け4帖

寝室8帖

用途ごとにうまく使い分けられる3部屋だが、その全てにエアコンは完備されている。


8帖洋室には2階唯一のバルコニー。南東向きなので、気持ちのいい朝日が毎日目覚めさせてくれるだろう。


諸費用は、敷金2ヶ月分・礼金1ヶ月分の賃料管理費込み月額18.5万円。
定期借家契約3年となっているので、誰もが憧れた暖炉付きの家に、「一度はお試しで住んでみようかな」という方からの連絡を待っている。
以上、渋井不動産でした。
Photo by: MIU