新たな高速道路の誕生
本日ご紹介するのは、北区豊崎七丁目にある中古マンション。最寄り駅は、大阪メトロ御堂筋線『中津駅』まで徒歩7分。梅田エリアへも徒歩圏内。茶屋町なら15分ほどで着きます。思ってる1.5倍は梅田に近いという肌感です。豊崎は“ほぼ梅田”と言ってもいいんじゃないでしょうか。そしてさらに追い風となる、とっておき情報をインストールしていただければ。
それは、「淀川左岸線（2期）事業」。
上記図の左手、海老江～阿波座間を結ぶ「淀川左岸線（1期）」はすでに開通していますが、2032年頃（実はかなり遅れる見込み）には豊崎まで延伸予定。完成すれば 「新御堂筋～環状線～阪神高速各線」 がスムーズにつながり、都心北部の渋滞緩和・アクセス改善が大きく進む見込みです。
1期の開通が2008年ですから、実に壮大なプロジェクト。道理で淀川河川敷はいつ見ても工事中な訳です。ただ、確実に工事は進んでいます。見てください。
「淀川左岸線（2期）事業」に伴う、新淀川大橋の拡幅のための橋桁の架設工事は昨年5月末に完了し、Google Mapでも確認できるほどに（オレンジ囲い部分）。一時交通規制はあったものの、交通量の多い新御堂筋を走る車両の往来を塞ぐことなく、完遂させたことは、マジで尊敬します。そのあたりの血の滲む長期プロジェクトの構想・工事の様子はこちらの動画でどうぞ。
高速道路トンネルが淀川の堤防と一体となる、世界でも類を見ない設計で進められ、新御堂筋の新大阪方面と淀川左岸線（2期）とを接続するのが「（仮称）豊崎IC」。Map上でうっすら円環(水色囲い部分)の見えるこの辺りが今年8月時点ではこうなっています。
むっっちゃできてるやん！
ってそれもそのはず、現在建設中の「淀川左岸線（2期）」の区間は、新大阪駅や大阪駅と万博会場を結ぶシャトルバスのアクセスルートとして、すでに利用されています。「万博行く時通ったことあんで」という方もいらっしゃるかもしれません。もちろん統合型リゾート「大阪IR」へのアクセスも見据えての交通網。これは、慢性的な交通混雑を緩和させるための一大プロジェクトなんです。
とまぁ長々と解説しましたが、現時点では「仮称」が多いこれらの名称。正式な名前が付く日が必ず訪れます。そして、本日ご紹介するマンションは新設される「（仮称）豊崎IC」のほど近く。開通した暁には、必ずや恩恵を受ける立地です。それでは物件概要から。
物件概要
中津グランドハイツ
・築年月：1979年4月
・所在地：大阪府大阪市北区豊崎七丁目4-11
・構 造：SRC造地上15階建
・分 譲：日綿実業株式会社
・施 工：フジタ工業株式会社
・管 理：株式会社東急コミュニティー
・最寄駅：大阪メトロ御堂筋線『中津駅』徒歩9分・阪急『中津駅』徒歩12分
・学校区：豊崎小学校・豊崎中学校
3人家族もいける2LDK
所在はスキップフロアの2階。階段のみではありますが、2階くらいなら無問題という方には屁でもないかもしれません。
土間上がって右手には水回り。予想外に可愛いタイルの洗面台です。収納はないので、ウッド系にするかメタリック系にするか、お好みのものをご準備ください。
こちらがウォークインクローゼット。両サイド棚と引き出しで、ギチギチに詰める想定。前入居者は、パンパンに家族の衣類を収めていました。相当なキャパが期待できます。
水回りの向かいには、独立した5帖洋室。クローゼットはないため先述のWICに収納いただくとして、当部屋にはサービスバルコニーが付いてます。直射日光に弱いミント類などを育てるには好環境かと。
落ち着いた色味の18.4帖LDK
そしてLDKは、ご覧の空間。落ち着いた色味のフローリングと建具で大人な雰囲気。長く住むにはこれくらいのトーンが、中津という土地にも馴染む気がします。
右手には対面キッチン。
キッチンは、ここまでやるかの収納力。先述のWICから察するに、断捨離と無縁の居住者が想定されているようです。カップ＆ソーサーなら軽く10組はしまえます。マッドハッターとお茶会ができるでしょう。ガス3口グリル付きに食洗機までビルトされているので、ご馳走まで振舞えます。
リビングスペースは、洋でも和でもお好きな方に。
ローンシミュレーション
いかがでしたか。北区豊崎より登場した67㎡・2LDK。“中津信奉者”もいるくらい、老若男女に愛されるエリア。中津商店街のことはこちらに詳しく書いているのでぜひ。
そして販売価格は、2,490万円。月々のお支払いは、金利0.78％・頭金なしの元利均等返済35年ローンを組んだと仮定すると、管理費・修繕積立金込みで月々8.5万円ちょい。
今お住まいの賃貸と総合的に比べてみてください。これから格段に利便性の高まるここ中津で、マンション購入。長期的視野の堅実なあなたには、もう答えが見えているでしょう。
以上、渋井不動産でした。
Photo by : MIU
