8月リノベ完了の3DK

先日終えたばかりの岸和田だんじり祭。立派に飾り付けられた大きな山車を、屈強な男達が曳き回す姿に、昔から多くの人々が魅了されています。
そんな秋祭りシーズンの真っ只中に、大正区にも立派なだんじり一軒家を発見したので、是非とも魅了されてください。

え、めっちゃ立派。
ニュアンスで「だんじり」と例えましたが、シンプルにどっしりとした佇まいの一軒家でかっこいいですよね。瓦屋根が二重になっているのもあまり見かけません。歴史ある遊郭にも見えてきます。この物件を賃貸で借りられるなんて、心の中のだんじりがやり回しされます。

同じようなお家が密集していますが、れっきとした一軒家です。隣と壁がくっついている長屋ではありません。くっついてそうですがかろうじて隙間が空いています。

中に入ると、外観からはいい意味で似つかわしくない、キレイな洋風の内装。8月にリノベーションが完了したてで、壁のクロスもクッションフロアも張り替えられたてです。
1階にある4.5帖洋室、DK、水回りを見ていきましょう。
4.5帖洋室


1階の一番手前には4.5帖洋室。建物の南側はお隣さんとほぼゼロ距離なので、窓の必要性を考えてしまうほどに日当たりは皆無ですが、西側の掃き出し窓を開けるとご覧のビューです。
ご近所さんとの会釈は不可避ですが、ここを縁側にして温かいお茶を啜りましょう。

トイレは昭和の残り香を感じるものの、ウォシュレットが完備されていて、令和の残り香も同時に味わえます。
設備新品ざんまいバンザイ

突き当たりは、7帖のDK。先述の通り、窓からの日当たりは絶望的ですが、ダイニングとしては最低限の広さで食卓は確保できます。
そして、よーく見ると取手に包み紙。システムキッチンも新調されていることがわかります。



シャンプードレッサー、ユニットバスも新調という大盤振る舞い。浴室乾燥機能も付いて、スペックに関してもバンザイです。
和モダンで明るい9帖洋室

2階に上がってきました。格子の仕切りが織りなす、和モダンな印象の洋室は9帖。16時という撮影時間も相まって、西からの太陽が差しまくって明るい部屋です。食事は1階で、くつろぎは2階のこちらで、といった生活リズムになるでしょう。



茶人をもてなしたい6帖和室

清潔感あふれる6帖の和室は、どこか茶室を彷彿とさせます。ただし、床の間は存在しないので、表千家の講師からは「掛け軸はどないしますのえ」と、苦言を呈されること間違いなしです。

“果て”ではない大正

このようなええ感じの一軒家が数多く点在する大正区ですが、“鉄道不毛の地”として名高く、交通の便はバスしかありません。
しかし、泉尾というエリアにある今回の物件は、JR環状線、大阪メトロ長堀鶴見緑地線『大正駅』から徒歩13分と、なんとかギリ歩ける距離。
駅まで辿り着けば、電車で心斎橋までは5分、梅田までは10分と、申し分ない利便性です。

大正に現れた外観だんじり、設備ピカピカの67㎡・3DKの諸費用は、敷金ゼロ・礼金2ヶ月分の賃料共益費込み月額11.5万円。
最後になりましたが、ペット飼育可能(小型犬のみ)、事業用契約可能(民泊不可)という条件付き。お気軽にご相談くださいませ。
めっちゃお値打ち価格の一軒家で、ソーリャ、ソーリャ。
以上、渋井不動産でした。