長老が教えたい37㎡

皆の衆、この度はお集まりいただきありがとう。さて今日は、ワシがかつて城を構えていた、オオサカ国タニヨン村にある部屋の話をしたいと思う。それはそれはいい所じゃった。。

その部屋があるのは、13階建ての塔の5階。門番はおらぬが、ワシの故郷を思い出すエントランスじゃ。SRC造という造りなので、オオカミごときでは吹き飛ばされない頑丈さじゃな。
では早速、ワシがオススメする絶景を皆にご覧入れよう。

どうじゃ。実に壮観じゃろう。
青い空、生い茂る緑、赤い屋根の家々。タニヨン村ののどかな風景が目に飛び込んできて、毎朝この部屋の主に素晴らしい目覚めを与えてくれる。ここからは、タニヨン村では見えるはずのない海も一望出来るので、外で鳴くカラスの声もカモメ同然に聞こえたものじゃ。

魅力はこの絶景だけではない。ワシの国にはない文明の利器がこの部屋には詰まっているのじゃ。まさに夢と魔法の部屋と言えよう。
夢と魔法の12帖ワンルーム


12帖という部屋の広さじゃが、保管庫は入り口付近のこの場所にしかない。しかし高さも奥行きも充分なので、ここに鎧や衣を入れるがよい。

その隣に居並ぶ3口ガスコンロ、グリル付きの調理場。スープを煮込む間に、魚が焼けるなんて、もはや家事手伝いは必要ないというわけじゃな。


便所は用を足し終わると、局部を温水で洗ってくれる優れモノ。浴場も温水で体の汚れを洗い流すことが出来る。ワシはこれらの魔法の虜じゃった。
どうやら、浴槽?という名の大きな桶があるのが一般的だそうじゃが、そんなもの場所を取るだけで、邪魔で仕方ないじゃろう(笑)。



とんがった部屋の先っちょには、風待ちのテラス。北向きじゃが、ホンマチストリートという目抜き通りからは陽の光が差し込む。走行音は、馬の蹄の音に比べればどうってことはない。ちなみに、自動で衣を濯ぐ箱はここに置いてほしい。
先ほどの海が見える絶景と、この窓からの景色。どちらが夢でどちらが現実かは、そなたの目で確かめるがよい。

場所は、大阪メトロ谷町線・中央線『谷町四丁目駅』徒歩3分。同じく大阪メトロ堺筋線・中央線『堺筋本町駅』徒歩10分。
諸費用は、敷金・礼金ゼロの賃料共益費込み月額7万円。
37㎡という広さに、交通の便の良さ。それでこの安さは、タニヨン村随一じゃろう。
今、この部屋は新たな主人を探しておるのじゃ。夢と魔法のワンルームに居を構えたい者からの、報せを待っておる。
以上、渋井不動産じゃった。
Photo by : MIU
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