1930年築 有形文化財

このたびは、かの名作建築『生駒ビルヂング』を紹介させていただけるということで、光栄の極みであります。コホンっ。
渋井不動産がオフィスを構える大阪農林会館と同期であります。このような重厚な建造物が、現役で生き続けていることが、それだけで奇跡のようなことなのですが、今回は、この場所で事務所を構えることができる、そんな絶好の機会が与えられました。
外観をはじめ、普段は一般公開されない内部を愛でながら紹介したいと思います。
外観とエントランスを愛でる





フォトギャラリーとして紹介するだけでも大変価値のあることが感じていただけたでしょう。しかと眼にお納めいただければ。
まだまだ見ていただきたいところはたくさんありますが、今回募集の2つの区画の紹介に移らせていただきます。
【2階】7坪/22.91㎡
外から眺めたとき、この丸窓がちょうど、時計塔の振り子部分にあたります。法律事務所や弁護士事務所がハマりそうではありますが、整体院やネイルサロンなどのサロン系も相談いただけます。



洗面ボウルが実にキュンとくるこちらのトイレ。同期の大阪農林会館とは違い、お尻がヒヤッとしないウォシュレット付き。羨ましい限りです。

【5階】5坪/16.14㎡

こちらも個人事務所にピッタリの5坪の区画。大きな窓が光を集めましょう。
予約制の会議室

実はこちらのビルヂング、事前に予約をすれば、大小さまざまな会議室をお使いいただけます。
さらには時計の文字盤が間近で見られる屋上や当時の文献が眠る地下サロンもございます。が、そちらは入居者特典ということで、見事勝ち取った事業者さまのお楽しみに取っておきますよ。ふふっ。

大大阪時代をたくましく生きた『生駒ビルヂング』。
写真で見るだけでもうっとりとしてしまうのですが、実際足を踏み入れた時の、ときが止まったような不思議な感覚は、訪れた者にだけ味わえる贅。
名建築好きなら参加しているであろう「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」通称イケフェスでも全国から2千人は訪れたという当ビル。
95年という長い歴史の中で、どれだけの人が出入りをしたことでしょう。そんな畏怖さえ覚える建物で、どんな事業を始めましょうか。このビルヂングと同じように、しなやかに時代をかける入居者をお待ちしています。
以上、渋井不動産でした。
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