グリーンが差す南森町の1LDKで、新旧に囲まれる日々。

南森町の最上階角部屋

どうも。お肌つよつよ、お腹よわよわ、エイキチです。

大阪メトロ堺筋線・谷町線『南森町駅』徒歩5分、JR東西線『大阪天満宮駅』徒歩4分の場所にある、グリーンの差し色が特徴的な、古さと新しさが共存している物件をご紹介します。

エレベーターホールにいきなりグリーンが映えています。謎の作物が描かれたタペストリーも相まって、住民のために心安らぐ空間を提供するニクい演出。作物に関しては賀茂茄子かなと考察しますが、あなたの見解は？

最上階である7階にやってきました。これでもか、というくらいの角部屋です。全室角部屋だという事実を前に、プレミア感が薄れそうになる気持ちを抑えて、ありがたみを噛み締めましょう。

築古マンションでは珍しい、新調された玄関扉に似つかわしくないチャイムの押しボタンが、愛すべき違和感を与えてくれます。

ゆったり目の土間に設けられたシューズボックスの天板は、濃いめのグリーン。抹茶にも見えてくるグリーンの影響で、取っ手があずきに見えてくるのは僕だけでしょうか。季節外れの宇治金時が食べたくなります。

天井がレトロなLDK

間取りは40㎡・1LDKの、LDKは9.5帖です。ソファーは置けるか微妙なサイズですが、ダイニングテーブルはまず間違いなくクリアできます。2人入居もウェルカムな物件なので、団らんも楽しくランランって感じです。

推したいポイントは、無垢材の天井が作り出すレトロっぽさ。ところどころ新しくなっている扉や、真っ白のクロス、キレイなフローリングに比べると、時が止まったかのように見える天井が、落ち着く雰囲気を出しながら住民を見守ってくれます。

寄り添いすぎる水回り

玄関につながる方のすりガラス付きの扉ではなく、その右の扉を開けてみます。

「絶対トイレだけやん」と思える扉の向こうには、まさかの浴室もベッタリ寄り添っていました。
脱衣所がトイレになることは確定していますが、なにより2人暮らしの懸念事項はタイミングが被ること。朝、遅刻ギリギリで朝シャンしたい彼女と、お腹が痛くて長期戦にもつれる彼氏との攻防戦は、極力避けるように努めましょう。

隣は7帖洋室

スライドドアで仕切られた隣の洋室は寝室ライクな7帖。
こちらもかつて和室だった片鱗を隠しきれない雰囲気で、天井だけを先に見たら畳の確定演出が流れてきそうですが、きっちりフローリングです。シングルでもダブルでも人数に応じてお好きなサイズのベッドをどうぞ。

最後に紹介するのは北向きのバルコニー。目の前にマンションは見えるものの、道路を隔てているので申し分ない日当たりが得られます。
グリーンの柵と青空が合わさると爽やかな印象を受けますが、物干し竿を掛ける所が見当たらないので、スタンド型を確保する必要があります。また、なかなかスリルを味わえる隙間なので、洗濯物が落ちないように信頼のおける洗濯バサミをお使いください。