かつて栄えた居留地で

どうも。最近久しぶりに行った1000円カットで、注文をつけすぎてイライラされてしまった男、エイキチです。

九条と阿波座の間に位置する西区・川口。明治時代、安治川と木津川という二つの大きな川が交わるこの地は、世界各国から船がやってくる交通の要衝でした。
その影響から、多くの洋食店や中華料理店、カフェなどが軒を連ねたほか、府や市の庁舎も建てられるなど、大阪における文明開花・近代化の中心とも言える街だったのです。

神戸などに移り住んだ外国人貿易商に代わって、この居留地に定住したのは宣教師たち。キリスト教の教えを広めるため、川口に教会や学校、病院などを建設します。
その多くは閉鎖や移転をするものの、「川口基督教会」のみがその姿を今にとどめています。

「さあ、ここでクエスチョン！」と言いたくなる、『世界ふしぎ発見！』のような雰囲気を出してみたところで、大阪メトロ中央線・千日前線『阿波座駅』から徒歩5分、川口にあるデザイナーズ物件をご紹介します。

異素材が良い25㎡ワンルーム

エレベーターで3階に到達し、共用部分に溶け込んだグレーの扉を開けると、コンクリート壁とフローリングの対比が印象的な空間が待っていました。茶色とグレーのハーフ&ハーフです。ピザが食べたくなりますね。

8.5帖の洋室も、もちろんコンクリ×木材の組み合わせです。コンクリ打ちっぱなしのクールさと、木材敷きっぱなしの温かみが心地いい溶け合い方をしていて、感激しっぱなしの生活は避けられません。

スクールビュー&チャーチビュー

西側の窓を覗くとバルコニーが。狭小っぷりはすさまじく、とても外に出られるスペースはありません。ですが、ほどよい距離感に物干し竿をセッティングできるので、洗濯物を干すルーティーンの簡略化が実現可能です。3COINSに洗濯物を干す時用のサンダルを探しに行く必要もありません。

そして南の窓からは、先ほどご紹介したキリスト教会を望むことができ、南の窓からは小学校の校庭が目の前に広がっています。
「教会」と「小学校」という“平和の象徴ランキング”（※エイキチ調べ）1位、2位に囲まれていることを考えると、何らかのご加護をいただくことは確定していると思われます。ちなみに3位は「パンダ誕生のニュース」です。

水回りは集約タイプ

キッチン前の扉を開けると、浴室・トイレ・独立洗面台・洗濯機置場の水回りチームが大集結しています。来客の際は色々タイミングを伺って欲しいものですが、誰も呼びたくない一匹狼は何も気にせず自由に使ってください。

アクセスは、大阪メトロ中央線・千日前線『阿波座駅』から徒歩5分。
電車で『本町駅』までは2分。『なんば駅』までは5分で行けちゃう好立地です。

諸費用は、敷金ゼロ・礼金1ヶ月分の賃料共益費込み月額6.2万円。

安治川と木津川が混じり合うこの場所で、コンクリと木材が交じり合う素敵なお部屋に住んでみては。

以上、渋井不動産でした。