堺市のショップを巡る
大阪府の泉北地域にある政令指定都市『堺市』。府内では大阪市に次いで人口が多く、wikipediaによると、佐賀県・山梨県・福井県・徳島県・高知県・島根県・鳥取県よりも人口が多い(2022年1月1日時点)都市だとか。
そんな堺市ですから、当然、物件やお店の数も多いはず。普段は大阪市内や北摂の情報を多くご紹介している渋井不動産ですが、「堺も紹介してくださいよ。」と強めに圧をかける人物がいました。
総務部 リサです。
住吉の小さな雑貨屋や赤穂のピザ屋さん、和歌山の完全予約制のそば屋さんまで、ジャンルやエリアを問わず様々なお店を網羅する彼女。(特に麺類の店舗情報はちゅるちゅると出てきます。麺だけに。)
そんなGoogleよりもリアルなお店情報を蓄えていると噂のリサが、今回は地元「堺市」のお店をピックアップ。これを機にぜひ堺市を訪れていただき、「堺に住むor開業する」をご検討いただければ、というリサの思惑でございます。
リサのぶらり記事 第1弾
リサとぶらりするグルメとグリーンのお店【玉造編】
①ちく満
まずは、リサが得意な麺類からまいりましょう。こちらは、堺で知らぬ人はいない蕎麦屋『ちく満(ちくま)』。元禄8年(1695年)、第5代将軍・徳川綱吉の時代に創業した老舗中の老舗店です。
以前までは工場のような渋い建物の一角にお店を構えていたものの、老朽化と耐震性の問題から2022年4月より新店舗へリニューアルされたそう。渋いお店のテイで向かったリサは、「(お店が)新しくなってる・・・」と寂しそうに呟いておりました。
メニューは潔く「せいろそば(1斤 or 1.5斤)」のみ。生卵と薬味(ネギとワサビ)、熱々のつゆを混ぜたら、あとは無心で蕎麦をすすります。
ーリサ
ここの蕎麦は、歯がいらないくらい柔らかいんです。
リサから「歯いらず」という前情報を聞かされたところで、湯気立ちのぼるせいろそばが到着。さっそく実食です。
ーリサ
記憶の中よりも、うんと柔らかくてびっくりしました。蕎麦だと思って食べたら、蕎麦じゃないくらいの。
さすがは老舗だけあり、ほな一体なにを食べたんや、という名言を残すリサ。それにつられた取材班も、「香りはめっちゃ蕎麦なので、蕎麦風の何かですね」という相槌を打つ始末。ぜひとも一度、蕎麦じゃない何かをすすりに来てくださいませ。
ちく満
【住所】大阪府堺市堺区宿院町西1丁1−16
【営業時間】10:30-19:30
【定休日】月曜日
【HP】http://chikumasoba.com/
②八六八ビル
続いてやってきたのは、阪堺電車(所謂チンチン電車)沿いにある『八六八ビル』です。ビル名がそのまま店名になっておりますが、めちゃくちゃ渋いカフェでございます。
紳士的な店主さんが1人で営業されており、グラタンなどの軽食メニュー(売り切れ次第終了)からスコーン、ケーキなど、ひとつひとつ丁寧につくられたスイーツなどが並びます。
お皿やカトラリーなども素敵で、お皿に載せられたスイーツはまるで芸術品のよう。特に左上のアイスクリームは、食べたことのない食感とクリーミーで濃厚な味わいが絶品でした。業務用サイズで抱えて食べたいくらいです。
八六八ビル
【住所】大阪府堺市堺区少林寺町東1丁1−27
【営業時間】11:00-21:00Lo
【定休日】月〜水曜日
【Instagram】https://www.instagram.com/hachirokuhachi
③かん袋
そんな八六八ビルの目と鼻の先にあるのが、和菓子屋『かん袋』です。ちく満と同じく堺で有名な老舗店で、創業はなんと鎌倉時代。元徳元年(1329年)まで遡ります。
ーリサ
店名の「かん袋」は、あの豊臣秀吉が名付けたらしいです。”くるみ餅“が名物なんですが、レシピだけじゃなく材料も非公開。堺の手土産といえば”かん袋のくるみ餅“ってくらい有名です。
なお、人気の氷くるみ餅はこの店でしか食べられないとあり、ご覧の通り大変な行列でした。
かん袋
【住所】大阪府堺市堺区新在家町東1丁2−1
【営業時間】10:00-17:00
【定休日】火・水曜日
【HP】https://www.kanbukuro.co.jp/
というわけで、思った以上にボリュームが出そうなので、記事は前編・後編に分けさせていただきます。さすがは、Siriより的確にお店を提案してくれるリサ。撮れ高が凄まじすぎる。
今のところ食べ物ばかりの情報となりますが、後半はいよいよ家具屋さんなんかも登場しますので、お楽しみに。それでは、勢いよく蕎麦を持ち上げるリサでお別れです。
これを機に堺が気になり始めたあなたは、ぜひともリサにご一報を。以上、渋井不動産でした。
続きはこちら:リサとぶらりする地元・堺のグルメと家具のお店【後編】