可能性を秘めた空き店舗 in 北摂
「箕面にポテンシャルを感じる空き店舗がある」という情報を独自のルートで入手し、やってきたのは箕面市牧落(まきおち)。
牧落というエリアに親しみがある方もそうでない方も、一度は見てほしい物件なのでよろしくどうぞ。
牧落ってどこ?
ではまず牧落というエリアについて触れておこう。
箕面市牧落は、MEGAドンキホーテ箕面店を中心とした「箕面の入り口」と言えるエリアでありながら、「箕面の出口」とも言える二面性を持つ。東西にまたがる171号線・南北を走る府道43号線沿いには数々の飲食チェーン店が並んでいるほか、箕面市立第五中学校、豊中市立第十四中学校、府立箕面高校、私立箕面自由学園など、周辺には多くの学校があるため学生の通りも多い。
ちなみに、隣接する「百楽荘エリア」は、ひときわ大きな戸建てが立ち並ぶ閑静な高級住宅街である。
肝心の空き店舗がコチラ
以前は台湾ラーメン屋として地元を賑わせていた当物件も、いまやスケルトンへと様変わり。広さはおよそ7坪で、そんな経歴から重飲食も可能だ。
そしてこれはあくまで予想だが、そろそろ箕面にタピオカのブームが来る頃ではないだろうか。タピオカミルクティーは台湾発祥の飲み物らしいので、台湾ラーメンの後継として生まれ変わるのも頷ける。
その他業種もご相談いただければ、柔軟に対応していただけるとのこと。
お店の前には夜も眠らない171号線。通りに活気があるのは良いことである。しかし、こと当物件の前面道路に関してはその交通量ゆえ車を一時的に停めることも難しい。
また、最寄りの牧落駅までも徒歩10分と少し距離がある。わざわざ足を運んでも行きたくなるような「ここにしかない」お店づくりが肝になってくるだろう。
2階あり
2階は居住スペースのような雰囲気だが、風呂や洗面台などは無い。トイレも1階のみなので、仮眠スペースや倉庫としての使い方になりそうだ。
屋根裏収納あり
さらに上階には屋根裏収納も。
2階と合わせるとなかなかの収納力。心配なのは階段の上り下りによる膝軟骨の減少ぐらいだ。夏がもう目の前まで来ているこの時期、それはもう見事な蒸し風呂状態だった。
さて、一通りの紹介を終えたところで伝えたいことは、「この物件のポテンシャルを肌で感じてほしい」ということだ。
また、初期費用も安い。詳しい条件はお問い合わせいただきたいが、その点も含めてポテンシャルの高さだと思っていただければ幸いだ。
最後に良かった点と気になった点を記載しておくので、内覧時の参考にしてほしい。
【良かった点】
◎屋根裏含め3階まで借りられる
◎初期費用が安い
◎重飲食可
【気になった点】
△アクセス
△駐車スペース問題