阿波座の駅近リーズナブルーム
やってきたのは西区江之子島二丁目。ご覧いただいているのは紹介物件のバルコニーから見える景色で、左下をよーく拡大すると、あることに気付くかと思う。
そう、駅が見えるのだ。
最寄り駅の大阪メトロ千日前線・中央線『阿波座駅』まで徒歩1分。写真左下の”M”マークが地下鉄の出入り口である。本当は直線距離で行きたいところではあるが、ここは8階なのでベランダを乗り越えるのはダメ、ゼッタイ。
ラーメン激戦区
ちなみに阿波座といえば、関連ワードに「ラーメン」が出てくるほどのラーメン激戦区だ。犬も歩けば棒に当たる改め、阿波座を歩けばラーメン屋に当たるといっても過言ではない。本来の使い方とはかけ離れているが。
そしてご覧のように、隣り合うラーメン屋まで出現。ここでは忖度という概念など無いのかと思われたが、どうやらこの二店舗は系列店のようだ。どちらも醤油ベースのラーメンらしい。
個人的には「金久右衛門」HPの金久右衛門とはが興味深かった。国交省から脱サラしてラーメン屋になった店主の紆余曲折が綴られているのだが、「破天荒だな」と思わせられる部分が最低でも3回は出てくる。
29㎡の1DK
さて、そろそろお部屋を見ていこう。昭和55年築SRC造12階建てマンションの築古分譲マンションの8階角部屋だ。
しかし、室内だけ見てみると築年数の面影は微塵も感じられないリノベーションが施されている。
ガス2口に魚焼きグリルのついたキッチン、奥に見えるエアコンは新調されたばかり。
5.5帖のダイニング・キッチンと6帖の洋室はそれぞれ引き戸でセパレート可能だ。
こちらが洋室。引き戸3枚分と大きめの収納も備わっており、一人暮らしであれば十分な容量。
6帖の広さはセミダブルベッドでもゆとりをもって置ける。ローテーブルやテレビ台などの配置は、ベッドサイズと部屋の広さについての過去記事をご参考にイメージいただければ幸いだ。
バルコニー
そして冒頭のバルコニーへ。中央大通と本町通がぶつかる大きな交差点や、その上を通る阪神高速も少し距離が離れているので、室内にいると車の走行音などを間近に感じることはそれほどない。
方角は東向き。バルコニー自体の幅感もそこそこあるため、洗濯物も楽々干せるだろう。
なお、洗濯機はバルコニーに設置するパターン。屋根がついているので、雨ざらしになることはないかと思うが。
左手にチラリしている共用廊下と距離が近いのも少し気になるポイントかもしれない。視力が0.1以下である私でも、共用廊下を通る人の顔が認識できそうな距離感だ。
3点ユニットバス
そしてこの流れでもう一点付け加えると、当物件の水回りは3点ユニットバスである。数ある物件の中でも、なかなかぎゅっと纏められている方だろう。カプセルホテルなのかと錯覚する閉鎖感。
こればっかりは許容範囲によるかと思うが、ここがギュッとされているおかげで居室が広くとられているのだから創意工夫は評価してほしい。
では、おさらい。
西区江之子島二丁目から登場した29㎡の1DKは、大阪メトロ千日前線・中央線『阿波座駅』徒歩1分。バルコニーから駅が見えるという視認性の高いポジションだ。
諸費用は、礼金1ヶ月の月額6.6万円。安っ。
人それぞれ譲れぬ点はあるだろうが、内装・広さ・立地を鑑みると、この賃料帯ではなかなか出会えないクオリティだろう。求めていたリーズナブルーム、お問い合わせはお早めに。
【良かった点】
◎阿波座駅徒歩1分の駅チカ
◎広さと内装に対して賃料がお手頃
◎エアコン・キッチン新調済み
【気になった点】
△3点ユニットバス
△室外洗濯機置場