土佐堀通り

「大阪市西区って住みやすいって聞くけど、実際どうなの。」と疑問を抱く方は多いと思います。これは西区に限った話ではありませんが、住むエリアによってカラーがあり、しかもその住心地が良いか悪いかには個人差があります。

要は、住心地を決めるのは住んだ本人でしかなく、となれば住んでみるほかないですが、引っ越しをするにも結構なお金がかかるので「検証するために試しで住んでみようか」とは普通いきません。

西区江戸堀で「お試し生活」

しかし、これから見る物件はそんな「お試し」にピッタリ。どういうことかと言うと、契約期間が1年（定期借家1年）しかありません。1年だけ住めるオンリーワン契約。その短い期間の縛りなので、賃料はリーズナブルで敷金礼金もゼロです。さらに、家具家電がバッチリ揃っているので、着替えとiPhoneの充電器を持ち込むだけで西区での新生活がスタートします。

住所は大阪市西区江戸堀一丁目。図で示した靭（うつぼ）公園と中之島の中間にあるエリアです。

※靭公園については大阪市の「花と緑の情報サイト」か、弊社の記事『オザワが探し求めた、「幻の都心のオアシス」とは。』をご覧ください。

さて、新生活がスタートしました。薄々気づいていたかもしれないですが、民泊跡地です。昨今の流行り病の関係でパッタリと途絶えてしまった客足。オーナー様の心境としては、また来る賑わいに備えて現状をキープしたいのですが、この厳戒態勢がいつ明けるのかもわからないのが現状。

そこで「じゃあとりあえず1年様子を見る間、格安で誰か住んでもらえないかな。」ということで今回の募集がスタートしました。

逆光だったので少し角度を変えて。

冒頭で説明したとおり即入居可能な状態です。内覧時には少しくつろいでしまいそう。広さは約10帖です。

キッチンは元々ガス2口だったのですが、民泊用にIHの2口が上から準備されています。使用する際はIHのみ使用してください。（グリルも使えません）

調味料等は使用OKです。

また、部屋の節々にはインバウンド需要の痕跡が見られます。一旦片付けるのはOKですが、決して処分しないようお願いいたします。

LDKが和室なのも、インバウンドのそれでしょう。

パウダールームにはドラム式の洗濯機が標準装備。洗濯はもちろん乾燥もおまかせの優秀な家電です。ちなみに壁に乾燥モード時の注意書きが貼られており、解読するのに英検3級ぐらいの知識が問われます。

キッチンの向かいには上へと伸びている階段があり、まだまだ紹介を終わらせてくれそうにありません。

続いて上階へ。

こちら上階。広さは12帖ほど。

ご覧のように布団＆ベッド、さらにロッキングチェアまで残っております。これらの布団は廊下にある収納にまとめて保管されますので、入居時には土台としてのベッドフレームとチェアだけのスッキリした状態に。ただそのしわ寄せを受け、廊下収納は使用不可となりますので予めご了承ください。

そしてなんと、さらに上へと続く階段が。

先程よりも階段幅が狭めですので、上り下りの際はご注意ください。

嬉しい産物でした。

屋上利用可

なんとお試しの屋上付き。

新居を探す際に「広いバルコニーや屋上」というのは誰もが一度は憧れるはず。今回の物件であれば、屋上付きの生活がどんなものかも試すことができます。ただ、ご覧の砂利・石・タイルなどは全てなくなり、シンプルなものに貼り替えられる予定。問題はないでしょう。

この江戸堀のお試し部屋は、四つ橋線「肥後橋駅」まで徒歩3分、靭（うつぼ）公園までも徒歩3分です。

冒頭でもお伝えしましたが、敷礼ゼロ、賃料は月額10万円で入居可能です。延べ86㎡＋屋上でこの賃料はかなり破格。1年間という短い期間ではありますが、西区という街を楽しむには充分かと思います。「お互いの生活リズムを知るために、とりあえず同棲をスタートさせたい」というカップルにはピッタリではないでしょうか。

最後に良かった点と気になる点を記載しておきますので、内覧時の参考にどうぞ。