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本田四丁目店舗

九条のレトロな店舗戸建て

ごきげんよう、こちら渋井不動産。本日やってきたのは西区本田。

早速だが、今見てもらっているのは本日紹介する物件。交差点の角に建つレトロな木造戸建てで、周辺にも古い建物は多くあるのだが、その中でも群を抜いて渋井の嗅覚を刺激したのがこの物件だ。

ファーストインプレッションとしては上々。それでは、その全貌を見ていこう。

本田四丁目店舗

最寄り駅の大阪メトロ中央線「九条駅」からは徒歩7分ほど。

渋井ブログでも度々紹介しているエリアなので、今さら説明するまでもないかもしれないが、駅を出ると『九条キララ商店街』や『ナインモール九条商店街』があり、日頃の買い物に不便を感じることはない。住居にしても事業用物件にしても、サクッと買い物を済ませられるに越したことはない。

本田四丁目店舗

件の所在は西区本田四丁目。駅から近いというほどでもないし、周辺にホットスポットがあるわけでもなく、ただただ住宅と工場・倉庫が目立つエリアだ。

中央大通と名もなき道が交わる「川口3」交差点を西に向かって突き進む。

本田四丁目店舗

すると、お笑い芸人・デニス植野のようなおっちゃん・・・

本田四丁目店舗

ではなくさっちゃんが見えてくるので、スルーするなり食事を済ませていくなり好きにしてくれ。

紹介の物件はまだもう少し先。

本田四丁目店舗

築年数不詳

物件に到着。

築年数不詳の木造2階建て。冒頭で見た入り口とは別に、もうひとつ入り口が設けられている。この写真を見ただけでお分かりかもしれないが、当物件はどちらかと言えば上級者向け。次の写真を見れば一撃でお分かりいただけるが、現状はかなりキている。そのため、借りるにあたって改装は必須となることを念頭に置いていただきたい。

さて、あなたの覚悟が整ったところで、早速内部へ侵入していこう。

本田四丁目店舗

木造スケルトン

1階部分は約10坪のほぼスケルトン状態。

壁の断熱材もスカスカで、床も無惨に引き剥がされている。ここから手を加えて新たにお店を作りあげるのは随分とハードモード。が、この状態を見て「渋いな」と思ってくれる方は、きっと素敵な感性の持ち主なんだと思う。ぜひとも、そんなあなたに借りてほしい。

ここで業種の制限についてだが、嬉しいことに特にない。ラーメン屋でも焼肉屋でも、喫茶店でも寿司屋でも、基本的には何でも来いだ。また、ガス・電気・水道などのインフラは、入居者さんが決まると同時に整備してくれる手筈だ(オーナー様負担)。おかげさまでイニシャルコストをグッと削減することができる。

本田四丁目店舗

細かい箇所にも少し目を向けてみよう。

個人的なお気に入りポイントはこの窓。

本田四丁目

外から見てみるとほら、渋いだろう。

窓枠の塗装の粗さが少し気になるが、この程度なら塗り直してしまえば万事解決だ。

本田四丁目店舗

これは冒頭でお見せした扉の裏側。なんとなく、名探偵コナンのCMに入る前のアイキャッチを連想するのは私だけだろうか。

見たところかなり傷んでいるので、今のままだとドロップキック一撃で突破されかねない。個人的には「扉を新調してシャッターも付ける」に一票だが、最低でも穴やキズをパテで補修するなどの対策は必要だろう。

本田四丁目店舗

ググググ・・・

ふぅ、なかなか重いな。建て付けが悪いのだろうか。

ググググ・・・ふんっ!

本田四丁目店舗

パカリ

ふぅ、手こずらせやがって。

本田四丁目店舗

草刈り必須

扉の重さは建て付け云々の問題ではなく、単純に雑草がドアに干渉していただけだった。入居後は、まず草刈りから始めることになるだろうか。

というわけで中に戻ろう。

本田四丁目店舗

よほど凝ったコンセプトがあったり、サバゲーのステージにするのなら話は別だが、さすがに現状のままでお店をオープンすることは現実的ではない。

この状態からお店を作ろうとすれば、結構な労力と費用が必要になるが、仕上がりを見たときの感動は他に代えがたい何かがあるはずだ。もちろん居抜き物件も良いのだが、やはり自分でイチから新しいお店を作り上げると、愛着の湧き方も段違いだろう。

「俺がキレイに(カッコ良く)してやるゼ」という高須先生的思想をお持ちの方でないと、なかなか厳しいモノがあるかもしれない。その代わりと言ってはなんだが、初期費用・賃料はともに破格。改装費さえ捻出できれば、その後の支払いはかなりイージーだ。

※弊社株式会社NONFIXは設計・施工も担当できますので、お気軽にご相談くださいませ。

本田四丁目店舗

2階に続く階段の下には、新品の便器がダンボールに入ったまま放置されている。こちらはプレゼントフォーユーとのことなので、遠慮なく使ってくれ。

本田四丁目店舗

1階の紹介を一通り終えたところで、続いては2階を見ていこう。

と、その前に・・・

本田四丁目店舗

階段の手前には、元々トイレがあったであろうスペース。

見ての通り、ここもイチから作り直す必要アリだ。

本田四丁目店舗

2階6坪

そしてコチラが2階。

写真手前と奥、2部屋合わせて6坪ほどの空間だ。元々は畳が敷かれていたのだろうが、今は薄いベニヤ板が代わりに敷かれているだけ。壁を抜いてやればそこそこゆとりのある空間になると思う。

客席にするも良し、事務スペースにするも良し、あなたが理想とする使い方で構わない。

本田四丁目店舗

さて、これにて紹介はオシマイ。

西区は本田四丁目に佇むこちらの物件は築年数不詳の店舗戸建て。1階と2階合わせて53㎡の広さを有している。最寄りの大阪メトロ中央線「九条駅」からは徒歩7分ほど

今の状態から新たにお店を作り上げるには結構な労力と費用が必要になるが、完成したときの感動と喜びは居抜き物件では得られないものがあるに違いない。

気になる賃料については一度お問い合わせいただければと思うが、先述した通り、初期費用・賃料ともに随分とお求めやすくなっている。業種の制限などもコレと言って無いので、新規出店はもちろん、移転や増店にもオススメしたい。

まとめ

【良かった点】
◎業種の制限ナシ
◎インフラ整備はオーナー様負担
◎視認性に優れた角地のポジショニング

【気になった点】
△改装費が嵩みそう
△周辺に店舗が少ない
△駅から少し距離がある

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  • 【事業用】角を制する九条のレトロ店舗、木造スケルトンで待機中。
  • 西区

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