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ビリーブ夕陽丘

ポンバシ

本日の舞台は浪速区日本橋東一丁目。 写真の堺筋は説明不要の電気街『でんでんタウン』。これまで何度も紹介しているので今回は割愛するが、東京で言うところの秋葉原のようなものだ。 堺筋となんさん通りが交わる「日本橋3交差点」の角には、大阪に僅か2店舗しかない『東京チカラめし』という牛丼屋さん。牛丼屋さんではあるが、私はここの唐揚げ定食(ライスおかわり自由)が好き過ぎて、近くに寄った際は足が勝手に向かうほど。 さて、舞台となる日本橋東一丁目は、堺筋を越えてなんさん通りをさらに東へ進んだところ。張り切って行ってみよう。 ビリーブ夕陽丘

治安について

紹介の物件は高速道路沿いに経つ築42年のSRC造7階建てマンションだ。 簡単にこのエリアの雰囲気や特色を説明しておくと、ハッキリ言って少しばかりディープな印象はある。少なくとも、世間一般的に言う「治安が良い」とされるエリアではないだろう。だからと言って「悪い」とも思わないが、このあたりに住んでいるのは日本人だけでなく外国人の方も多いので、ひょっとするとモラルのない外国人観光客に鉢合わせたりすることはあるかもしれない。 ただ、難波までも歩いていける距離でお部屋を探しているのであれば、このあたりも十分検討エリア内と言えるだろう。 ビリーブ夕陽丘 駅から物件までのルートは、道路の幅も広くて見通しも良好。マンションも多く建っているので、それに比例して住人さんの数も多い。 そもそも、「ここに住めば絶対に安全ですよ」と言い切れるエリアなんて存在しない。高級住宅街であれドヤ街であれ、小さなモノから大きなモノまで、犯罪やいざこざなんてどこにでも起こりうる。近隣のお店と仲良くなるもならないも、ご近所さんと良好な関係を築くも築かないも、住み良い環境を作り上げるのは全て自分次第ということだ。 ひと口に治安というものを定義することは難しいが、過去に渋井が治安について考えた記事があるので、興味のある方はご一読いただければと思う。

【渋井の論】Vol.1「治安」について。

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神様を味方に

ちなみに物件の横っちょには羽呉神社(はごじんじゃ)。この神社、別名『はきもの神社』としても親しまれており、文字通り履物の神様が祀られている。というのも、このあたりは『はきはきタウン』とも呼ばれており、古くからサンダル・草履などの履物類を扱う店舗が多く軒を連ねている。歴史や背景を知ると、より一層その地域に愛着を持って住めるはずだ ビリーブ夕陽丘 前置きが長くなったが、ここからは物件紹介に移るとしよう。 先述の通り、紹介の物件は築42年のSRC造7階建てマンション。到着してみて一番最初に抱いた印象としては「築年数のわりに随分若々しいな」といったところ。 オートロック完備だしエレベーターもある。それに加えて、共用部もしっかりと清掃が行き届いており、言われなければチクフルとは気付かないぐらいだ。 ビリーブ夕陽丘 エレベーターに乗ってやってきたのは最上階の7階。このフロアに住戸は2戸のみで、必然的に角部屋となる名采配だ。 1ヶ月も経てばお隣さんとも顔見知り。2ヶ月も経てば世間話をするぐらいの仲にはなっているかもしれない。無理に仲良くする必要はないが、良好な関係を築けるに越したことはない。 ちなみに、玄関ドアの鏡に映り込んでいるのは広報部のサトシだ。人畜無害なので何も気にしなくていい。 ビリーブ夕陽丘 玄関をガチャリ。 正面の扉はLDKに続き、土間上がって右側には寝室となるであろう洋室がスタンバイしている。 LDKと寝室がそれぞれ独立しているので、同居人と時間のスレ違い(どちらかが寝ている時間にどちらかが帰ってくるなど)があるという方にとって都合の良い間取りだ。 ビリーブ夕陽丘 土間にはタッパのあるシューズボックス。 二人分の靴でも楽ラクと飲み込んでくれるであろう容量だ。また、お持ちの靴に合わせて棚幅も調節できる。 ビリーブ夕陽丘

LDK15帖

LDKは15帖の広々空間。 床には古材風のフロアタイルが敷かれ、個人的には青とか緑の家具をアクセントカラーに取り入れると乙な空間に仕上がると思う。キッチン横には冷蔵庫・レンジ台を置くであろうスペースがばっちり確保。 ところで、キッチンの上に何か置き手紙のようなものが置かれている。寄ってみよう。 ビリーブ夕陽丘

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とのことだ。遠慮なく喜んでくれ。 ちなみにキッチンはガス3口に魚焼きグリル付きと、自炊生活を送るにあたって何の文句もないスペックだ。 ビリーブ夕陽丘 LDKには三連折戸の大容量クローゼット。 後にお見せする寝室にも似たようなサイズ感のクローゼットがスタンバイしているので、トータル的に見て収納力は強めと言えよう。 ビリーブ夕陽丘

光る風神雷神

角度を変えてみると、どういうわけか風神さんと雷神さんが崇め奉られていた。当物件を代表するクセポイントである。 しかもあの風神雷神さん、壁に掛けられているわけではない。壁に埋め込まれているのだ。そのため取り外しは不可能。無理に取り外そうものならバチが当たるかもしれない。 また、ステンドグラスの裏側には蛍光灯が仕掛けられており、電源を入れると神々しくライトアップされるのだ。昼間だと分かりにくいが、夜になると本領を発揮してくれるだろう。いい塩梅にインテリアのアクセントになると良いのだが、中の電球が切れた場合の対応策は不明。 ビリーブ夕陽丘 こちらは風神さん。 文字通り風を司り、台風や嵐を引き起こす神様だ。 ビリーブ夕陽丘 そして雷神さんも、文字通り雷を司る神様。Rising Sunではないのでお間違いなきよう。 どちらの神様も、人間の力では太刀打ちできない天然現象の中で,最も身近に起こり最も代表的な強風と雷鳴をそれぞれ神格化したもの。そんなことから、“悪神”ともされており、古の時代から人々に恐れられていた神様だ。 そう聞くと少しおぞましいが、実は古代から“守り神”として崇められてきた神々でもある。ここに住む人を、災いやトラブルから守ろうとしてくれているのかもしれない。そう考えると心強いこと限りなし。 ビリーブ夕陽丘 バルコニーは南向き 日当たりについてだが、ズバリ悪くない。照明が無くとも十分な明るさが確保されていた。ただ、向かい側にマンションが建っているため、バッチリの日当たりが差し込むのは正午から14時ぐらいまでだろうか。もちろん季節にもよるが、必要最低限度の光合成はできそうだ。 正面向かって左側の扉は脱衣所に続く。それでは水回り一式を見ていこう。 ビリーブ夕陽丘

水回り

脱衣所には、ありとあらゆる角度から自分をチェックできる三面鏡の洗面台。シャンドレタイプで朝シャンも楽ラクだし、メイクやヘアセットも捗るに違いない。水回りの設備にこだわりたい彼女さんも、これには首を縦に振るだろう。 洗濯機置場は洗面台の向かい側に配置。 ビリーブ夕陽丘 トイレもそれなりに高年式。ウォシュレット付きで文句なしの逸品。 個人的には、壁にウォシュレットのリモコンがあるというだけで少しテンションが上がる。 ビリーブ夕陽丘 そしてバスルーム。 浴室乾燥機はないものの、追い焚き機能が搭載された優秀な逸品だ。 さて、水回りを一通り見終えたところで、最後に寝室を見ておこう。 ビリーブ夕陽丘

洋室13帖

寝室となるであろう洋室は13帖の広々空間。クローゼットはLDKのソレと同等のサイズ感だ。 ベッドを置いただけでは持て余してしまうだろうから、趣味スペースやワークスペースも設けてみてはいかがだろうか。 今さらながら、全ての居室に照明とエアコンは付いていないので、入居者様ご自身で用意いただくことになる。 ビリーブ夕陽丘 反対側からも見てみよう。 当物件の魅力はこの二面バルコニー。とはいえ、洋室側のバルコニーに洗濯物を干そうものなら、向かいのマンションから丸見えになる。現に、向かい側で干されている洗濯物もコチラから丸見え状態だ。 ちなみに採光力はかなり弱め。太陽に睡眠を妨げられたくないという方にはちょうど良いかもしれない。 ビリーブ夕陽丘 それではおさらいといこう。 本日紹介した当物件は浪速区日本橋東一丁目からの登場。大阪メトロ『日本橋駅』から徒歩7分、はきものの神様と風神雷神さんを味方につけた65㎡の広々1LDK。 築年数の割に共用部・室内ともに美しく保たれており、設備も必要十分といったところ。カップルでの同棲にもオススメできる物件だ。 敷金ゼロの礼金1ヶ月、賃料は共益費込の月額10.5万円 最後に、当物件の『良かった点』『気になった点』を箇条書きで記しておいたので、そちらも参考にしてほしい。 ビリーブ夕陽丘

まとめ

【良かった点】 ◎65㎡のゆとりある1LDK ◎背の高いシューズボックス・大容量のクローゼット ◎清潔で機能充実の水回り ◎二面バルコニー ◎最上階角部屋 ◎インターネット無料 ◎難波まで歩いていけるアクセス面 【気になった点】 △ディープな立地 △洋室の日当たりが皆無 △風神雷神さん(好みが分かれるポイント) お問い合わせは渋井不動産まで。 (物件番号:87285)
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  • 神々を味方につけた日本橋1LDK、65㎡が月額10.5万円。
  • 浪速区

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