
ポンバシ
本日の舞台は浪速区日本橋東一丁目。 写真の堺筋は説明不要の電気街『でんでんタウン』。これまで何度も紹介しているので今回は割愛するが、東京で言うところの秋葉原のようなものだ。 堺筋となんさん通りが交わる「日本橋3交差点」の角には、大阪に僅か2店舗しかない『東京チカラめし』という牛丼屋さん。牛丼屋さんではあるが、私はここの唐揚げ定食(ライスおかわり自由)が好き過ぎて、近くに寄った際は足が勝手に向かうほど。 さて、舞台となる日本橋東一丁目は、堺筋を越えてなんさん通りをさらに東へ進んだところ。張り切って行ってみよう。
治安について
紹介の物件は高速道路沿いに経つ築42年のSRC造7階建てマンションだ。 簡単にこのエリアの雰囲気や特色を説明しておくと、ハッキリ言って少しばかりディープな印象はある。少なくとも、世間一般的に言う「治安が良い」とされるエリアではないだろう。だからと言って「悪い」とも思わないが、このあたりに住んでいるのは日本人だけでなく外国人の方も多いので、ひょっとするとモラルのない外国人観光客に鉢合わせたりすることはあるかもしれない。 ただ、難波までも歩いていける距離でお部屋を探しているのであれば、このあたりも十分検討エリア内と言えるだろう。

神様を味方に
ちなみに物件の横っちょには羽呉神社(はごじんじゃ)。この神社、別名『はきもの神社』としても親しまれており、文字通り履物の神様が祀られている。というのも、このあたりは『はきはきタウン』とも呼ばれており、古くからサンダル・草履などの履物類を扱う店舗が多く軒を連ねている。歴史や背景を知ると、より一層その地域に愛着を持って住めるはずだ。




LDK15帖
LDKは15帖の広々空間。 床には古材風のフロアタイルが敷かれ、個人的には青とか緑の家具をアクセントカラーに取り入れると乙な空間に仕上がると思う。キッチン横には冷蔵庫・レンジ台を置くであろうスペースがばっちり確保。 ところで、キッチンの上に何か置き手紙のようなものが置かれている。寄ってみよう。
インターネット無料
とのことだ。遠慮なく喜んでくれ。 ちなみにキッチンはガス3口に魚焼きグリル付きと、自炊生活を送るにあたって何の文句もないスペックだ。

光る風神雷神
角度を変えてみると、どういうわけか風神さんと雷神さんが崇め奉られていた。当物件を代表するクセポイントである。 しかもあの風神雷神さん、壁に掛けられているわけではない。壁に埋め込まれているのだ。そのため取り外しは不可能。無理に取り外そうものならバチが当たるかもしれない。 また、ステンドグラスの裏側には蛍光灯が仕掛けられており、電源を入れると神々しくライトアップされるのだ。昼間だと分かりにくいが、夜になると本領を発揮してくれるだろう。いい塩梅にインテリアのアクセントになると良いのだが、中の電球が切れた場合の対応策は不明。



水回り
脱衣所には、ありとあらゆる角度から自分をチェックできる三面鏡の洗面台。シャンドレタイプで朝シャンも楽ラクだし、メイクやヘアセットも捗るに違いない。水回りの設備にこだわりたい彼女さんも、これには首を縦に振るだろう。 洗濯機置場は洗面台の向かい側に配置。


洋室13帖
寝室となるであろう洋室は13帖の広々空間。クローゼットはLDKのソレと同等のサイズ感だ。 ベッドを置いただけでは持て余してしまうだろうから、趣味スペースやワークスペースも設けてみてはいかがだろうか。 今さらながら、全ての居室に照明とエアコンは付いていないので、入居者様ご自身で用意いただくことになる。


まとめ
【良かった点】 ◎65㎡のゆとりある1LDK ◎背の高いシューズボックス・大容量のクローゼット ◎清潔で機能充実の水回り ◎二面バルコニー ◎最上階角部屋 ◎インターネット無料 ◎難波まで歩いていけるアクセス面 【気になった点】 △ディープな立地 △洋室の日当たりが皆無 △風神雷神さん(好みが分かれるポイント) お問い合わせは渋井不動産まで。 (物件番号:87285)