【事業用】独り占めしたい都島の最上階トンガリオフィス、天窓付き。

ごきげんよう、渋井不動産だ。
本日やってきたのは大阪メトロ谷町線『都島駅』。主要エリアである東梅田へのアクセスも約6分、招くも出向くのも楽々な立地だ。
駅前には交通量の多い都島通がズドンと通り、飲食店・スーパー・コンビニから病院まで揃っているため、ランチから労災までカバーできる。しかしながら、一本中の道へ入れば途端に住宅街となり、住民はファミリー層が多いといった印象。

ちなみに都島駅周辺には本北商店会や都島本通商店会、桜通商店街などが点在し、地元商店の結束力が垣間見える。メジャーどころで言えば、あの天神橋筋商店街も自転車で10分ほどだ。
そんな都島は、いわゆる王道の事業用エリアとは少し外れているかも知れない。が、リモートワークが板についた現代だからこそ、喧騒を離れてゆったりと働きたいという方も多いはず。
ということで、本日はあえて王道のエリアを外した場所で見つけた渋い事務所を紹介しよう。

さて、先ほどの『都島駅』から徒歩4分、辺りはすっかり住宅街の雰囲気に包まれている。
ご紹介するのは築51年の鉄骨造4階建てビルヂング。3月中旬には当物件1階にパン屋さんがオープンする予定で、すぐ近くには緑に囲まれた小さな公園もあるので息抜きのお散歩が捗るに違いない。

入り口をくぐるとご覧の様子。階段下から掃除機がチラリしているところにアットホームさを感じる。
目的は最上階の4階で、エレベーターもしっかり完備。働く大人にとって、経費精算と乳酸はなるべく溜めたくないものだろう。

目的の4階には二つの扉が構えられている。しかしながら、お隣さんは予約制の和室で、定期的にお琴や茶道教室などが開かれているそう。各予約は共用部のホワイトボードで確認可能だ。
そして写真左手、緑色のドアがお目当ての一室。非常階段へ続きそうな見てくれをしているが、紛れもなく事務所のドアである。すりガラス部分に銘板など掲げれば、途端にそれっぽくなるだろう。
ではお待ちかねのガチャリへ。

天まで届け三角形

扉を開けると、見事な天窓が視界に飛び込んできた。
本日は生憎の天気であるものの、最上階の特権とも言える天窓は、この部屋に並々と採光を注ぎ込むような角度で屋根の傾斜に沿っている。
ここを事務所使いで独り占めしたならば、どんなに贅沢だろうか。

くるりと振り返るとご覧の光景。このアングルから見ると、屋根の形がよりハッキリ分かるだろう。
約8.5坪と3人ほどの事務所にちょうどいい広さではあるが、三角形てっぺんまで4mほどの天高があるため空間のゆとりは坪数以上に感じられる。
入り口以外の扉が無いという点も、この部屋をすっきり見せてくれる一因なのかもしれない。なお、入り口出てすぐの共用部にはお手洗いやミニキッチンが備わっている。

登れるてっぺん

また、玄関ドアと同じ色をしたハシゴを使うと、収納でもなくロフトでもない“ちょっとしたスペース”に上ることができる。
ちょっとした具合で言えば、千鳥屋宗家の饅頭を手土産にするくらいの気の利きようなのだが、百聞は一見にしかず、手っ取り早くご覧いただこう。

すでに予備の蛍光灯が置かれているのを見るに、書類や備品のストックなどを置いておくのにちょうどいいスペースだろう。
ちなみに梯子は移動可能。お好きなところから架けられるが、昇降はくれぐれもご注意願いたい。

と、そうこうしているうちに

晴れた。
日頃の行いだろうか。お天道様が顔を出してくれた。
しかしながら、

穏やかではない集中照射。
下座だからだろうか。
ちなみにこちらの机と椅子はそのままお使いいただけるが、不要であれば撤去も可能。なお、奥に見える銀色の脚立は必要不要にかかわらず撤去予定だ。

では、最後におさらい。
【良かった点】
◎『都島駅』徒歩4分の駅チカ
◎最上階ならではの天窓と天高とトンガリ
◎物置きスペースあり
◎南と西から降り注ぐ採光
【気になった点】
△良くも悪くも壁が傾斜
△夏場のエアコンの効き
△同フロア和室の使用頻度
賃料などの詳細は渋井不動産まで。
（物件番号：83812）
※誠に勝手ながら、日・祝日は定休日とさせていただいております。悪しからずご了承くださいませ。