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漢字の日
12月某日。広報部のサトシとおまつは、次回記事の打ち合わせを行っていた。
おまつ
そういえばサトシさん、この前取材で京都
に行ってましたよね?
サトシ
はい、紅葉が最高でした。そういえば、とりまる通りにいた女の子可愛かったな〜。

おまつ
とりまる?それってもしかして、烏丸(からすま)通りのことですか?
漢字の日
サトシ
ええ、まあ、そうとも言いますね。

おまつ
そうとしか言いませんよ。九条ネギで殴られたいんですか。
漢字の日
サトシ
しかし京都って難しい地名が多いですよね。見たことない漢字も多いし。

おまつ
そんな時はあの人に聞けば一発で解決しますよ。

サトシ
あの人?
漢字の日
おまつ
渋井の仲介ロボット「シュワちゃん」です。

サトシ
困ったときのシュワ頼み。
漢字の日
おまつ
なんでも、今回新しくアップデートされたシュワちゃんはお部屋の仲介だけに留まらず、Google
よりデキるらしいんですよ。
サトシ
マジですか。iOSいくつなんやろ。

おまつ
ちょっと話しかけてみましょう。
漢字の日
おまつ
OKシュワちゃん、この漢字なんて読むの?
漢字の日
漢字の日
シュワ
(スミマセン、よく聞き取れませんでした。)
おまつ
絶対聞こえてるやろ。

※シュワちゃんはロボットのため喋ることができず、テレパシーでの会話になります。
漢字の日
おまつ
ちなみにこれは轆轤町(ろくろちょう)と読みます。陶芸で使う“ろくろ”の漢字だそうです。

サトシ
へえ、ろくろってこう書くんですね。タトゥーにすると格好良さそう。

おまつ
はいはい、タトゥーシールで我慢してくださいね。
漢字の日
おまつ
じゃあ次は大阪の地名で訊いてみましょうか。事務所の近くにあるこの町名が読めないんですよね。OKシュワちゃん、この漢字なんて読むの?

シュワ
(それは、【びんごまち】です。)

おまつ
食い気味にアンサーきた。
漢字の日
サトシ
しかし、大阪も結構難しい地名が多いですよね。放出(はなてん)とか喜連瓜破(きれうりわり)とか。狭山(さやま)市の
茱萸木(くみのき)なんて見たことない漢字ですよ。
シュワ
(そもそも知っている漢字が少ないもんネ)

おまつ
唐突にディスるやん。
漢字の日
おまつ
見たことない漢字といえば、「亖」という漢字は知っていますか?

シュワ
(スミマセン、よく分かりません)

おまつ
これは「一」「二」「三」の次の「四」にあたる漢字で、亖(シ)と読みます。国語辞典にも載ってますよ。
漢字の日
おまつ
元々「四」は「口の中に歯や舌が見える様子」の息を表す漢字でした。しかし、亖も四も「シ」と読むので、“音が同じなら別の漢字を使う”という「当て字」が通用していた古代中国では「四」が一般的になったそうです。

サトシ
なるほど。漢字にもいろんな歴史があるんですね。
漢字の日
サトシ
ところでシュワちゃん、本当にアップデートしたんですか?Googleよりデキるって聞いてたんですけど…
漢字の日
漢字の日
シュワ
(スミマセン、よく聞き取れませんでした。)
おまつ
してないんやな。
漢字の日
というわけで、昨日12月12日は漢字の日でした。
「よくよく考えると、正しい読み方知らんわ」なんてこと、大人になってから出会う機会のほうが多いと思います。引越し先の地名なんかもそうですよね。
キッカケなんてどのタイミングでもいいんです。スマホやパソコンが主流の時代だからこそ、改めて『漢字』の読み書きに触れてみるのはいかがでしょうか。難しい地名の多い大阪ですが、サラっと答えることができればそれは「カッコいい大人」ではないでしょうか。
私もこの機会に、今一度大阪の地名について見直してみます。どうか今後も渋井ブロクをお楽しみに。
以上、おまつから「漢字」のお話でした。
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  • あなたは読める?アップデートされたあの人に聞く、漢字の話。

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