写真は大阪のシンボル、大坂城。今から約420年前、かの豊臣秀吉が築いた城でございます。Wikipediaによると、親しみを込めて「太閤はんのお城」と呼ぶこともあるそうですが、今のところ私はそう呼称する方に出会ったことはありません。
本日はこの大坂城の見える街『天満橋』より、とっておきの売買物件を紹介いたします。ついて来てほしいでござる。
渋井の住みたい街
最寄り駅は大阪メトロ谷町線、京阪本線・中之島線『天満橋駅』で、徒歩3分。大阪市内のアクセスはもちろん、京都までも京阪1本で行ける好立地です。
実は過去に渋井不動産の住みたい街ランキングにて、第3位に挙げられたのがこの天満橋。家を買うとなると、骨を埋める「街」というのは重要ですが、そこは渋井のお墨付きですのでご安心くださいませ。
では、満を持したところで、物件概要から紹介していきましょう。
物件概要
物件名『シティコープマーキュリー』
・築年月:昭和57年5月
・総戸数:49戸
・所在地:大阪市中央区内平野町一丁目4−1
・構 造:SRC造11階建
・施 工:株式会社金山工務店
・管 理:株式会社長谷工コミュニティ
・最寄駅:京阪本線、中之島線
大阪メトロ谷町線『天満橋』徒歩3分
・耐震基準:旧耐震基準
・学校区:中大江小学校、東中学校
オートロック付き
築38年とミドルエイジですが、オートロック付きとセキュリティ面も抜かりありません。
右手には拡大された模擬版があり、老眼という寄る年波にも優しい仕様。しかし押しても開きません。あくまで本体は左側ですのでご注意ください。
収納充実
玄関には大振りな2種の収納がスタンバイしておりました。
何を隠そう当物件には、全てのお部屋に収納がついております。「そんなにあっても使わんやろ」という方は、どうぞ心に抱えた荷物でもしまっておいてください。
6.5帖納戸
当物件は78㎡の2SLDK。ここは「S」(サービスルーム)と表記される6.5帖の納戸です。
納戸と聞くと2〜3帖をイメージしがちですが、実は扉や窓による採光と通気性が表記の基準となります。この部屋は、窓の大きさが居室の基準に満たないため納戸と表記されていますが、寝室としてもお使いいただける広さを有しています。
水もしたたる良いお風呂
分譲ならではの輝きを放つ浴室だからこそ、乾燥機や追い焚きがついていないことが悔やまれますが、どうしても欲しいという場合はご自身で後付けしていただければと思います。
ここまで紹介したピカピカの設備でお気づきの方もいるかと思いますが、当物件はリノベーション物件です。水も弾く赤ちゃん肌へ生まれ変わっています。
15帖LDK
では、部屋のメインを見ていきましょう。カウンターキッチンを備えたLDKは15帖。右手に並ぶ2つの扉は、どちらも6帖の洋室です。
ちなみに居室の床はL45フロア貼りを採用。Lとは、80〜40まである床衝撃音の防音レベルで、値が小さいほど良いとされています。ここで使われている45は、人の足音や椅子の移動音などが小さく聞こえるレベルで、最上級の40に次いで防音に優れた値です。小さなお子様がいらっしゃるご家庭なら、心持ち安心ではないでしょうか。
見守りキッチン
キッチンはリビングが見渡せるカウンターキッチン。隣接する居室の扉を開けておけば、3部屋同時に見守ることができます。
ちなみに蛇口は浄水機能つき。人間の3分の2は水分と言いますし、免疫にも直結する水分補給が手軽に行えるのは嬉しいですね。
納戸じゃなくて洋室
こちらは先述した6帖洋室。ちなみにこの部屋には窓がありません。採光が無いなら納戸になるのでは?と思うかもしれませんが、ここでポイントとなるのは正面の引き戸。
通常の開き戸と違い、スライド式の引き戸は常時開放しておけるため納戸扱いとはならないそう。扉によって部屋の扱いが変わるとは目からウロコですね。
窓のある洋室
こちらはもう一方の洋室。この部屋とLDKはバルコニーに面しています。
全室通じてシンプルな「白」で統一された室内は、リノベ部屋で目が肥えた渋井読者にとって物足りないでしょう。しかし、紆余曲折あったファッションも結局「白シャツ」へと戻るように、悩み悩んだ末に買う家も結局「白」という答えになるかもしれません。
凸凹バルコニー
最後にバルコニーを紹介して締めます。
特筆するポイントなどはありませんが、今のところ東向きのバルコニーに採光を遮る建物はありません。これも最上階の特権なのでしょうか。多少の凹凸も味があって憎めないところです。
気になるお値段は、なんと税込み3,398万円。ハッキリ言ってかなりお値打ちです。
頭金無しの元利均等返済35年ローンを組んだとしても、月々のお支払い額は管理費・修繕積立金込みで月額12.6万円ほど。同じ価格帯・立地で賃貸物件を探すとなると、いかにプライスレスか染みることでしょう。
秀吉の次に一国一城の主となるのはアナタかもしれない。