写真の橋は西区江ノ子島と西区川口を結ぶ昭和橋。橋の下からは一級河川・木津川のせせらぎが聞こえる。真夏だと言うのに、川辺に吹く風は冷たくて気持ちが良い。そんな気がするだけで、私の毛穴という毛穴からは滝のように汗が噴き出している。代謝が良いというのも考えものだな。

さて、本日のターゲットは木津川沿いに建つ築12年の8階建てマンション。紹介するのは44㎡の広すぎたワンルーム。広々と贅沢な一人暮らしをお考えの方は要チェックだ。

それでは早速行ってみよう。

広すぎたジェットバス

エントランスや洋室なんかよりも、いち早くお見せしたいのがココ。

賃貸マンションでこれほど大きくてゴージャスなバスルームを見たのは初めてだ。スタバで言うなら“グランデ”、ベンツで言うなら“ゲレンデ”と言ったところか。

浴室乾燥機・追い焚き機能はもちろんのこと、“疲れを吹っ飛ばす”でお馴染みのジェットバスも標準装備。浴室テレビがあるのも間違いなく嬉しいポイントだが、防水機能付きのスマートフォンが普及した昨今、使用頻度はそれほど高くないのかもしれない。

たしかに、家賃ウン十万もするような高級賃貸ならこんな浴室もありえるかもしれない。しかし当物件の賃料は共益費込みの月額8.5万円。単身向けにしては少しお高めだが、我々のような庶民でもまだ手が届く賃料帯だ。

そういえば、この風呂と唯一タメを張れるであろう賃貸物件を思い出した。それがこの物件。これも相当パンチの効いた物件だから、是非一度チェックしてみてくれ。
→『灼熱に開眼する幻のチャクラ、西区のアツい屋上部屋が月額7.3万円。』

何の不満もないウォシュレット付きの清潔な便器だ。

※Futoo!!：普通に良い。

15帖ワンルーム

メインの居住空間となるのは15帖のワンルーム。

折り上げ天井にはモールディングがあしらわれ、壁の一面にはアクセントタイル。好みの差はあれど、広さとデザイン性を両立した一室だ。そしてこれまたナルシシズムを刺激する大きな鏡。マッチョな男性なら、自分の肉体美に見惚れて鏡の前から身動きが取れないかもしれない。

ちなみに、先ほど単身用とは言ってみたものの、実は二人入居も相談可。いかんせんワンルームなので、「ここで快適な同棲生活を」というわけにはいかないが、二人の間に壁なんて作りたくないというラブラブなカップルさんにはオススメできる。

そのため、多少大きなボリュームで音楽を流したとしても、大きなクレームが返ってくることはないだろう。とはいえ下階には人が住んでいるので、モノには節度があるということをお忘れなく。

窓は西向きなので、おやつの時間が過ぎたあたりの日当たりはバッチリだろう。観葉植物もノビノビと育ってくれるはずだ。ただ、ひとつ弱点を挙げておくとすれば、当物件にはバルコニーがない。洗濯物は部屋干しか浴室乾燥機で乗り切ってほしい。

ｳﾞｨｰﾝ ｶﾞﾁｬｯ

といった具合にベッドに早変わりするのかと思いきや、どうやら違うようだ。一体誰のために、そして何を目的としたモノなのかは分かりかねるが、タックルの練習をするにはもってこいだ。

スペックはIHの2口。良く言えばスタイリッシュだが、欲を言えば少し物足りない。

グラウンドビュー

冒頭で「木津川沿いに建つマンション」と言ったことから、ひょっとするとリバービューを期待した方もいるかもしれない。

ところがどっこい、部屋の窓からは大阪市立本田小学校ビュー。チャイムの音で目覚めるなんて日常も悪くない。視界を遮る建物は何もなく、抜け感はピカイチだ。

本日紹介した物件は44㎡の広すぎたワンルーム。最寄りの大阪メトロ中央線・千日前線「阿波座」駅から徒歩8分、西区は川口一丁目からの登場だ。

広さとデザインに優れた居室、他に類を見ない広すぎたバスルーム、“バルコニーがない”ということを除いては、大変満足度の高い一室だ。

そしてなんと敷金礼金がゼロ。先述の通り、賃料は共益費込の月額8.5万円。初期費用をグンと抑えて入居できるこのチャンスを逃す手はないだろう。

お問い合わせは渋井不動産まで。
（物件番号：70844）