本日やってきたのは四つ橋線「四ツ橋」駅。今さらこのエリアについては説明不要だろうから、早速物件紹介に移ろうと思う。
紹介する物件までは駅から徒歩3分ほど。物件所在は西区北堀江一丁目。誰もが憧れるグッドリッチからの登場だ。
フルコンバージョン
本日のターゲットは元々オフィスビルだったものを住居に改造したコンバージョン物件。
4階建てビルの2,3,4階部分の計105㎡があなたのテリトリーとなる。ちなみに1階部分にはイカしたサングラスショップ。
ウェルカムマットが擦れて「VELCOM」になっていることについては触れないでおこう。
見ての通り、土間は随分広めに確保されているので、自転車一台程度なら余裕で置けるはず。
堀江は自転車がよく似合う街。きっとあなたにもとっておきの相棒がいるのではないだろうか。ピストであれマウンテンであれ、大切な相棒を雨風や盗難から守ってくれるのは心強い。その気になれば原チャリも放り込んでおけそうだ。
ちなみにこの扉は内側から施錠することができるので、同居人の嫌がらせには十分注意してくれ。
それではLet`s Get It On。
※Let`s Get It On：「おっぱじめようぜ」の意。
完成度◎
扉を開けてみると、それはそれは完成された空間がそこに。
露わになった鉄骨の躯体と、モルタル仕上げの床がインダストリアルさを演出。墨モルタルならではのランダムな模様が空間に絶妙なアクセントを与えている。「邪念」を絵で表現するとこんな仕上がりになりそうだ。もしも床が真っ黒や真っ白なら、それはそれで全く異なる印象を受けるだろう。
写真奥にはダイニングスペースがあり、広さは約4.5帖ほど。
チカチカキッチン
キッチン周りはモザイクタイルがビッシリ。そのゴージャスっぷりに目がチカチカする。
肝心のスペックはリンナイのRDシリーズ。ガス4口のパワフルコンロだ。いかんせん収納がないので、キッチン下のスペースをどう使うかがミソ。
Viewtiful
いい眺めだ。
ずっとここに立ち尽くしていたくなる。パッと見では派手なはずなのだが、ゴージャスさと無骨さの絶妙なバランス感覚によっていやらしさを感じさせない。
※Viewtiful：BeautifulなView
エッジの効いた無垢が敷かれ、壁は塗装仕上げ。
採光面は南向きで、堀江という建物密集地帯にしてはそれなりに日当たりも良い。見るからにハイパワーの業務用エアコンが標準装備なのは頼もしい限りだ。
店舗・事務所としても
そういえば大切なことを言い忘れていた。
実は当物件、事務所はもちろん店舗としての利用もOKだ。とはいえ、飲食業や動物関連の業種はNG。予約制のエステサロンなどにはもってこいな物件だ。
となれば、この洋室は来客用のスペースになるだろうか。
こんな自宅なら友達はおろか、お客さんにもドヤ顔できるはずだ。
タンクから蓋にかけてのボディラインが美しい。今なら使いかけのトイレットペーパーがワンロール付いてくるチャンスだ。
手を汚したとしてもササッとひと流しでき、ノーコン気味のあなたも安心だ。
3階
3階に上がってみると、まずは「STAFF ONLY」の札に牽制される。だが私にそんな子供騙しは通用しない。“不動産業者”という大義名分を振りかざし、何食わぬ顔で立ち入るのだ。
ユーティリティ
すると約4帖ほどのユーティリティスペース。
ユーティリティスペースとは、簡単に言うと家事全般を行う多目的室のこと。
写真右手には脱衣所があるので、洗濯機を回している間に取り込んだ洗濯物にアイロンをかける。そんな使い方が理想的だ。
爽やかなタイル仕上げの洗面台。蛇口が伸びるシャンドレタイプではないので、横着せず朝シャンは向かいのバスルームでヨロシクだ。
浴槽も大きく追い焚き機能付き。足を豪快に伸ばしておくつろぎいただける。
しかもダブルシャワーで、片側はUFOのようなシルエット。
ササッと済ませたいときは手持ちのシャワーで。シャワーを浴びながらボーッと立ち尽くし、映画の主人公のような気分を味わいたいときはUFOシャワーで。気分に応じて使い分けてほしい。
ウォークスルークローゼット
そして3階部分にはウォークスルークローゼットもスタンバイ。
ウォークインクローゼットならありとあらゆるガラクタや荷物も無造作に放り込んおけるが、ここはあくまでもウォーク“スルー”クローゼット。物が溢れて動線を潰してしまっては、その奥に続く洋室に行くことができないのでご注意を。言わなくても分かるだろうが。
洋服の収納に特化した衣装部屋として使うのがマストだろう。
8帖洋室
ウォークスルークローゼットをスルーすると8帖の洋室。2階に比べると随分落ち着きが見られる。
寝室にするも良し、店舗スペースとは別に事務スペースとして使うも良しだ。
4階
そしてこちらが最終ステージの4階。
ブラウンの絨毯が敷かれたラグジュアリー感溢れる仕様。ヨーロッパ風のインテリアがこれでもかと似合いそうだ。
インダストリアルな2階、落ち着きのある3階、ラグジュアリーな4階。そう、一度で三度おいしい希少な物件だ。
ここまで来れば完全なプライベート空間。ひと仕事終えた後の安息の地。ここをリビングにするなら、ミニ冷蔵庫ぐらいは置いた方がいい。わざわざキッチンがある2階まで飲み物やおつまみを取りに行くのは面倒だろう。
この物件の魅力はもう十分伝わっていることだとは思うが、紹介はまだ終わりではない。最後にカーテンの向こう側を覗いてみよう。
ボーナスステージ
現れたのはウッドデッキサンルーム。
ひとつ言っておくとこのサンルーム、文字通り6月の現時点で非常に暑かった。
エアコンが付けられてはいるものの、果たして効果を発揮するまでにどのぐらい時間がかかるのだろうか。
エコ意識の高い人は28度に設定するのだろうが、28度では到底冷えないということは予め伝えておこう。
めっちゃええやん。
どんちゃん騒ぎはいかがなもんかとは思うが、たまには気心の知れた仲間同士で小宴会なんてのも素敵じゃないか。和気あいあいと盛り上がっているところを想像すると、思わず笑みがこぼれてくる。もはや羨ましいとさえ思う。
毎度のことだが、早いもの勝ちだということはお忘れなく。
「センスの良い住める店舗事務所を探している」
そんな贅沢な悩みを抱えるあなたに捧げよう。一度見てみれば必ず気に入るはずだ。
気になる条件や賃料についてはお問い合わせいただきたい。
どんな物件にも同じことが言えるが、早いもの勝ちだということはお忘れなく。
（物件番号：66689)
