このナインモール九条、数週間前に来たときは緊急事態宣言真っ只中ということで悲しくなるほど閑散としていたが、この日は大変多くの買い物客が訪れていた。人の集まりっぷりに賛否両論あるのも理解できるが、商店街に元気と活気が戻ることは素直に喜ばしいことだと思う。
というわけで本日紹介する物件はここからすぐ近く、西区は九条一丁目。中央線・阪神線「九条」駅からはともに徒歩3分、“駅チカ”と言っても良い距離感からの登場だ。それでは早速物件に向かうとしよう。
独立洗面台はそれほど新しいモノではないが、蛇口が伸びるシャンドレタイプで普段使いには何の問題もないはずだ。その隣にはバスルーム、さらにその隣にはトイレ。順を追って見ていこう。
換気窓があるおかげで、主婦を悩ませるカビ問題ともオサラバできる。もちろん日頃の手入れは不可欠だ。窓を開けっぱなしにしておけばOKという問題ではない。
おそらく、もともとあった便器にウォシュレット付きの便座をコンバートしたのだろう。
1階部分の紹介はひとまずこのぐらいにして、続いては2階部分を見ていこう。
ちなみにエアコンは付いていないので、ご自身で用意していただくことになる。
1階から洗濯物を運ばなくてはいけないという労力はあるが、広さについては申し分ないので大目に見てやってほしい。いかんせん屋根がないため、洗濯物を干す前の天気予報チェックは必須となる。
3階
3階部分にはトイレと2つの和室があるのだが、今回は割愛させていただくとしよう。
なぜなら当物件は5LDKとなかなかの部屋数を有しており、全ての部屋を紹介していてはラチが明かないし、なにより私の体力が持たない。最後に“とっておき”をお見せするので、今回のところはご勘弁いただきたい。詳しいことは間取り図で確認していただければと思う。
4階
そんなこんなで最上階の4階へ。
この洋室は約9帖。直射日光は望めないが、北と東の二面採光によって室内の明るさは充分。そしてクローゼットの容量もたっぷり目。というか、収納スペースは全居室にバッチリ設けられているので、片付けや整理整頓に困ることはないだろう。
さらに、天井には少年心をくすぐるガジェットが仕込まれている。
屋根裏収納
ハシゴを上ってみるとそこには屋根裏収納。なおさら片付けに困ることはなさそうだ。
ダブルベッドを置けるぐらいの広さはあるが、夏は相当な暑さになるため、ここで寝ようとするのはただの自殺行為。朝起きる頃には一夜干しの完成だ。
ところで、先ほど「最後に“とっておき”をお見せする」と言ったことを覚えているだろうか。
フリースペース
“とっておき”の正体はコチラ、約13帖のフリースペースだ。
現状は事務所仕様となっているが、物販店やエステなどの店舗利用もOK(重飲食不可)だ。そういえば以前、九条エリアについて熱弁した記事があるので是非そちらも参照してほしい。
→(【渋井の論】vol.3「今、お店を出してほしい場所」3選。)
ちなみに寸法は以下の通り。
間口:260cm
高さ:230cm(間口)
横幅:314cm
奥行:690cm
車庫利用も可
これだけの広さがあれば「車を駐めたい」と思うのは当然のこと。
しかし世の中はそんなに甘くない。「それはムシが良すぎるゼ」と思いながら交渉してみると、まさかのOKをもらえたぞ。なんと懐の深いオーナーだこと。ただ、ガレージ化に伴う改装費は全て入居者負担となるので、そのあたりは覚悟しておいてほしい。
有り難いことにガレージハウスの問い合わせは殺到しているのだが、それに対して物件数は非常に少ない。需要に供給が追いついていないのが現実だ。
「無いなら作ればいい」
そんな前向きな精神をお持ちの方に検討していただきたい物件だ。
さて、随分とボリューミーな記事になったが、このあたりで紹介はおしまい。というわけでおさらいに移るとしよう。
室内の雰囲気はFutoo!!かもしれないが、事務所・店舗・ガレージもOKと、あらゆる用途に対応できるカメレオン物件だ。
敷金ゼロの礼金40万、賃料は共益費込の16.5万円での募集中。
少々強気の礼金だが、自分好みのガレージやお店を作れると考えれば及第点の評価をあげてもいいだろう。
お問い合わせは渋井不動産まで。
(物件番号:64105)