その後のサトシ
あの日から早3ヶ月が経とうとしている今日このごろ。意味深なポージングで幕を閉じて以来、読者の皆様も彼が今どうなっているのか気になっていることだろう。
単刀直入に言うと、近頃サトシの様子がおかしい。
もしもし、先生ですか。たった今ウチの社員をそっちに向かわせました。最近調子に乗ってやがるんで、一発懲らしめてやろうと思いまして。ガツンと効くヤツを頼みますよ。えぇ、あと15分後ぐらいに着くかと思うんでヨロシクお願いします。
こばやし接骨院
単なる物件取材だと油断していたサトシ。しかし、彼が辿り着いた先は今年の10月、西区にオープンしたばかりの『こばやし接骨院』だった。
ほねつぎから鍼・灸、マッサージに至るまで、個人個人に合わせた丁寧な施術には定評がある。
『こばやし接骨院/こばやし鍼灸マッサージ院』
大阪府大阪市西区京町堀3丁目3−7
メディアビル201・202
・営業時間
午前|10時〜13時
午後|15時〜20時
木土|10時〜14時
日祝|定休日
・公式HP
https://honetsugi-kobayashi.com/
人物紹介
小林洋介院長
甘いマスクと優しい口調に加え、柔道整復師/鍼灸師/按摩・マッサージ・指圧師の国家資格を保持。日本陸上競技連盟のA級トレーナーとしても活躍し、各地で開催されるマラソン大会や陸上大会には引っ張りだこ。その豊富な経験から、患者ひとりひとりの身体や生活に合わせた施術、改善・予防策を提案する。
自身のインスタグラムでは「フルマラソンに耐える身体づくり」をテーマに、ストレッチの方法やトレーニング法を発信している。
僕は院長の小林、オザワさんとは旧知の仲でね。ときどき渋井不動産の新人教育を担当しているんだ。今日は君が調子に乗っていると聞いたもんだから、少しばかりお灸を据えてやろうと思ってね。
ーサトシ
(新人教育?お灸?一体何のことだ?)
ま、ともかくコレに着替えてくれ。そんな格好じゃ診察が始められないからね。
ーサトシ
診察?身体は至って健康ですよ。
ー小林院長
いいや、僕はひと目見ただけで分かるんだ。健康かもしれないけど君の身体は歪んでいるし、その歪みが心にも現れている。すぐにでも治療が必要だ。
ー小林院長
よし、次はそこのベッドにうつ伏せになろうか。
施術開始
言われるがままベッドに誘導され、服をまくりあげられるサトシ。
ー小林院長
オザワさんから聞いたけど、君には遅刻癖があるんだって?それは本当かい?
ーサトシ
そう・・ですね。
ー小林院長
なるほど、それはいけない。会社という組織に身を置くなら、その集団生活の規律は重んじないといけないよ。
ー小林院長
サトシ君は、好きな食べ物はあるかい?
ーサトシ
えっと、お寿司です。
ー小林院長
おぉ、奇遇だね。僕もお寿司は大好物さ。週に1回は必ず晩御飯にお寿司の日を設けてるぐらい好きだよ。いいよね、お寿司。
(一体何が始まるんだ・・・)
ー小林院長
今から秘孔にお灸を据える。でも怖がらなくていい。この焼く部分(もぐさ)は肌から少し浮いてるから、ジワジワとゆっくり熱くなるんだ。熱さに気づいた頃には、もう終わっているよ。
※今回はお仕置きのため、通常の診療とは異なる量で行っております。普段はジンワリとした温かさが感じられる程度です。
施術終了
これにてお仕置き、否、治療は全て終了。小林院長の説法が始まる。
ー小林院長
いいかいサトシくん。君はまだまだ駆け出しの身なんだから、あまり調子に乗るんじゃないよ?
ーサトシ
はい先生、今後は自分の行動に自覚と責任を持って日々の業務に勤しむ所存であります。
ー小林院長
よし、それでいい。ところで身体に何か変化は感じられるかい?
おしまい
自分では健康だと思っていても、年齢とともに間接や筋肉にはガタがきているもの。もしかすると、それらは寝起き寝付きの悪さ、集中力の低下などに繋がっているのかもしれません。
まだまだ働き盛りの皆さんも、たまには自分の身体を見つめ直しても良いのではないでしょうか。サトシようにチャクラが開眼し、新たなパワーを手に入れることができるかもしれません。
身体のメンテナンスやご相談は、こばやし接骨院まで。
※こばやし接骨院では『お仕置き』の注文は承っておりません。