西区の保健室として
全世代に寄り添いたい
西区南堀江四丁目に3月にオープンした『助産院うみとつき』。産前・産後のケア、ヨガ、育児相談、授乳ケア、そして新しいよもぎ蒸し”フィトスチーム”が受けられる助産院です。
理想の物件との出会い

天井が高く白基調のプライベート空間が居心地の良い、プライベート空間ーー
そんなデザイナーズマンションの一室に、”西区の保健室”が誕生しました。仲介を担当したのはディレクターのトモ。
「全世代に必要なケアを届けたい」というオーナーの萬代さんの想いを形にできるぴったりのハコに巡り会うことができ、念願のオープンを迎えました。
病院とは違うサポートのカタチ

萬代さんは、大きな病気を持つ子どもたちにも幸せになってほしいとの想いから小児専門の病院で働いていた看護師時代。入院する子どもたちだけではなくママたちと接する中で、妊娠期からもっと支援が必要だと感じ、助産師になることを決意。助産師として出産に立ち会う中で、入院期間の5〜6日を経て退院した後の生活を案じることが増えたそうです。
ー2週間健診で来られるママに会うと、「退院してからの1週間すごく不安だったんです」と話される方がとても多かったんです。それで、退院後も見守れる継続したケアがしたいと考えるようになりました。
病院が行う定期健診はあるけれど、健診の時間で話せることって、本当に限られていて。授乳を頑張りたいけどうまくいかなかったり、インターネットで調べて不安になったり、とか。病院を受診して相談するようなことでもない、小さな心配事を気軽に話せる場があればいいな、と考えてこの助産院を始めました。

マタニティヨガや今後はいのちの教育も

出産や授乳に対する悩みや困りごとだけでなく、”自分の体は大切だ”ということを幼い頃や思春期から知ってほしいという萬代さん。
マタニティヨガや産後ヨガでママ同士のコミュニケーションの場の提供や、今後はワークショップなども開催して、”いのちの教育”にも力を入れたいと語ります。

ー正しいポーズを取ろうとしなくていいんです。柔軟性を培ったり、出産に向けた体力づくりと自分のカラダと向き合う時間、いたわる時間にしてもらえたら。
新しいよもぎ蒸し phyto steam(フィトスチーム)


こちらでは、新しいよもぎ蒸し”フィトスチーム“を体験できます。萬代さんご自身が東京で初めて体験し、その感動から「ぜひ自分の助産院にも導入したい」と強く思い、実現しました。妊娠してるしてないに関わらず、どの世代の方にも来ていただけたら、と話します。
*phyto steam(フィトスチーム)
21種類の植物と微生物の力を使い、温め、緩め、ととのえる「新しいよもぎ蒸し」。各植物の力が相互に働き、発酵エキスを効率よく経皮吸収し、温めることで身体と心をととのえる温活リラクゼーション法。
フィトスチームを受けた方の中には、婦人科系の不調などがやわらいだと感じられた例もあるそうです。



フィトスチームは、植物などを蒸してデリケートゾーンを温めるケア。成分は、腕や顔の皮膚からだけでなく、頭皮や全身の粘膜からも吸収されます。腕の内側の皮膚の吸収率を1とすると、デリケートゾーンは約42倍ともいわれています。また、経皮吸収された成分は身体から排出されにくいため、良質な成分を取り入れ、それが体内で巡ることが大切なんだそう。
わたしはわたしを生きる

ーこれまでの現場経験から、継続的なケアや育児支援の必要性を強く感じました。西区は特に核家族の家庭が多く、”自分1人で頑張ってる方を応援したい”という思いから、この場所を選びました。
お産自体はこちらでは行いませんが、思い通りにいかないのがお産というもの。少しでも幸せなお産が増えたらと願い、そのお手伝いをしたいと思っています。自分のカラダも心も大事にできたら周りにも優しくできる。そうしたら、どんどん優しさが巡り巡って世界の平和につながるんじゃないかって本気で思ってます!
だから、『わたしはわたしを生きる』をコンセプトに、”西区の保健室”として、どの世代の方にも親しんでもらえる助産院を目指したいと思っています。
体験記 – 初めてのフィトスチーム –

ー蒸気が下からじわじわ〜と上がってくるので、体の芯から温もり、初めての感覚でしたが、めちゃくちゃ気持ちよかったです。香りも院内に広がって、終始リラックスできました。汗がサラッとしてるので、タオルドライでスッキリ気分爽快。ケア後の薬草成分をボトルに詰めて持って帰れるので、自宅でもお風呂に入れて楽しみたいです。
*ボトル代500円別途
お子さま連れでも相談できるので、ぜひお気軽にInstagramからお問い合わせください。

助産院うみとつき
【住所】大阪府大阪市西区南堀江四丁目12-19 エフ・スタジオベロニカ701号室
【営業日】Instagramを確認ください