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ごきげんよう、渋井不動産だ。

今日は大川が走る中之島のすぐ近く、大阪市中央区北浜東から良い物件を仕入れてきた。地名に北浜と入っているが、最寄駅は天満橋。もちろん北浜からも徒歩圏内だが、なかなか覚悟がいる距離だ。

川の写真から紹介を始めるあたり「お?!リバービューの物件か?!」と期待している方も多いと思う。

すまん。残念ながらリバービューではない。

が、いい物件なので引き続きスクロールしてぜひ検討してくれ。

大川のすぐ南側に建つ知る人ぞ知るレトロビルヂング。タイル張りの外観が眩しく、その築年数は50年を超える。

半世紀を超える時をこの場所で過ごし、今なお入居者が後を絶たないあたり。RC造の重厚感に期待値は加速する。

エントランスを抜けると出会う、螺旋階段。

もちろんビルにエレベーターはあるのだが、本日紹介する区画は2階。そのため訪れる人はこの曲線美しい螺旋階段を使うことになるだろう。レトロビルに訪れる楽しさが助長される、素敵なガジェットだ。

そして扉を開けると出会う、7.5坪の空間。

「お?これは!」

と鼻腔が膨らんだあなたは、おそらくこんな箱を探していたのだろう。意外と出会えない、こんな箱を。

その理由を順に見ていこう。

まずは入って突き当たり、南向きに構えた採光口。

2階という低層階ながらも、目の前の道路幅が広大なため確保できた抜群の採光。

(撮影当日は残念ながら天気がクラウディア。晴れた日は梅宮氏真っ青なほどの直射日光が室内に刺さる。)

ほら、窓を開ければ土佐堀通り。正面の建物は日本郵便株式会社 近畿支社屋である。

この目線まっすぐ土佐堀通り沿いを歩けば「マンプクベーカリー」と出会い、さらに行けば北浜駅と出会う。

少し野暮ったい印象の天井は塗装仕上げ。すでにショッップラインも数本用意されており、Amazonで対応するスポットライトを購入するだけで、この箱の照明事情は解決する。
そして箱の良さを確定付けた、この床。

なんと贅沢にも番手が太い「ナラの無垢材」が使用されており、色目も美しく心地よい空間を演出している。

基本的に事前の相談があれば入居後のD.I.Y.は自由。ここまで素敵なガジェットが揃う現状からさらに、あなたの色を足していただければ幸いである。

冒頭で膨らんだあなたの鼻腔に間違いはなかった。

レトロビルに眠る「現状内装素敵なテナント」は探してもなかなか出会うことはない。退去する前入居者様のセンスが良くないと無理だし、そんな入居者様はだいたい商売も上手く行くので退去することがない。

栄転に伴って空いたこの箱、もちろんオフィスとしても、サロンや物販店・スタジオなど、業種の門戸は広く設けられている。

この場所の良さ、環境の良さ、郵便局への近さという嬉しい3点セットを備えて家賃は共益費込8.5万円

これを高いと思うか安いと思うか。あなたは、どっちだろう。

どっちでも良いですが、渋井不動産はあなたのお問い合わせをお待ちしております。

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  • 【事業用】素材感良好な中之島のレトロビル、8.5万円。
  • 中央区

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