渋井不動産がご仲介させていただいた、『hoiro』が、3月26日(火)に2周年を迎えられました。おめでとうございます。
大阪・中崎町にある『hoiro』は、少人数制のお菓子教室。米粉などグルテンフリーの材料を使用したレッスンはもちろん、オリジナルの米粉やクッキー缶といった、焼き菓子のオンライン販売もされています。
ご仲介を担当したのは、渋井不動産ディレクターのマックス。先日、hesoでのインタビューが好評を博し、味をしめている男です。今回はそんなマックスが、初めてのお菓子づくりを体験しながら、物件選びや今後の展望などのお話を伺いました。
お話をお伺いしたのは、『hoiro』のオーナーであり、講師でもある藤本様。気さくな人柄も相まって、レッスン中は楽しい会話と和やかな空気が、教室中を満たしていました。
では、「米粉のリースタルト」作りの写真をはさみつつ、インタビューをご覧ください。
米粉のお菓子教室&販売『hoiro』
-マックス
2周年おめでとうございます。実際に教室をオープンしてみて、いかがでしたか?
-藤本さん
楽しい!2年前にこの教室を始めた時は不安もあったけど、オープンして3ヶ月目に西宮阪急に出店して。その時に、初めてクッキー缶を100缶作ったんです。
それがキッカケで、『hoiro』を認知してもらえるようになりました。その時のお客さんが今、生徒さんとして来てくれてます。
-藤本さん
物件も最初は、緑地公園の辺りで探してて。前に桃山台に住んでたとき、「住みやすいな」という実感があったから。でも、今住んでるとこから通いやすかったり、色んな条件が重なって、結局はココに落ち着きました。
『中崎町駅』から徒歩2分だし、『天神橋筋六丁目駅』からも5分くらいだし。
とは言っても、ビルに着いてからの階段5階がね(笑)
70代の生徒さんも、上ってくるのしんどそうにしてらっしゃって。
-マックス
階段5階でも、この物件にした決め手は?
-藤本さん
やっぱり、大きな窓から自然光が入ってくるのが凄く良くって。同じビルの3階も空いてたけど、この明るさは5階だからこそなんです。
-マックス
渋井不動産を知ってもらったキッカケって•••?
-藤本さん
料理教室をしてる知人に、渋井不動産を教えてもらったんだけど、たまたま私の同級生も大阪農林会館で働いてたから、その繋がりで「推しのマックス」を紹介してもらって(笑)
自分で教室を持つ不安はありつつも、マックスがいい物件を紹介してくれたから、「やっちゃおう!」と覚悟が決まりました。結果、ここにして良かったです。
-マックス
もともと、家でお菓子作りをされてたんですか?
-藤本さん
習いに行ったりはしてました。そこから「お菓子をみんなで楽しく作りたい」と思って、思い切って会社を辞めて、教室を始めたんです。
毎月通ってくれる生徒さんも結構います。小麦とかのアレルギーはないけど、「グルテンフリーを始めてから花粉症がすごく楽になった」と、最近は男性の方も通ってくれたり。ネットで私の教室を見つけてくれたみたいです。
-マックス
食品アレルギーをお持ちの生徒さんも多いんですか?
-藤本さん
お子さんがアレルギーの方はいるかな。大人になってから小麦アレルギーになった方とかは、結構いますね。
-マックス
なるほど。グルテンフリーのお菓子を作ろうと思ったキッカケって、何かあるんですか?
-藤本さん
小麦アレルギーの女の子と出会ったことかな。お友達みんながお菓子を食べてる時に、「自分は食べられないから我慢して待ってる」というのを聞いて。それまでは正直、小麦アレルギーの存在すら知らなかったけど、”みんなで一緒に食べられるお菓子があったらいいな”と、興味を持ちました。
-藤本さん
私、兵庫県出身で、まわりは米農家が多いんです。『hoiro』では、酒米の王様とも呼ばれる「山田錦」を米粉に使ってるんだけど、それも、「お酒にならない小粒の米が余ってる」って聞いたことがキッカケ。わたしは米を粉砕して粉にするから、小粒でも全く問題はなくて。小粒が余ってる農家さんと、良い米を安く仕入れたい私で、Win-Winの関係になれました。
-藤本さん
あとは、シャンプーハットのてつじさんもお米を作ってらっしゃるので、その繋がりから、中崎町のチャイ屋さんを紹介してくださって。クッキー缶をコラボしたりもしました。
-マックス
クッキー缶は、オンラインでも販売されてますもんね。季節ごとにバリエーションを変えるのは大変だと思いますが、インスピレーションはどこから?
-藤本さん
他のお店のものを見たり、自分が食べたいものから発想を得てるかな。隣のコーヒーショップ「PATHFINDER XNOBU」にも卸したり。
-藤本さん
ゆくゆくは、お菓子作りの修行にも行きたいです。そのために最近、フランス語を習い始めたけど、めちゃくちゃ難しくって。
いずれは、レッスンの人数ももう少し増やして、1階で少し広めのハコに移りたいなあ。マックス、中崎町あたりでいいところない?
-マックス
見つけましょう。お任せください!
-マックス
最後に『hoiro』の名前の由来を教えてください。
-藤本さん
おしゃれで覚えてもらいやすい名前にしたいと、3文字で考えてました。自分の下の名前と字面の見栄えで決めて、意味は後付け。
お米を使うので、「稲穂の穂の色=ほ・い・ろ」。それと、パンを発酵させる機械がホイロなのと、自分も“発酵=大きくなれるように”っていう願いも込めて。
打ち解けやすく、生徒のみなさんからも慕われる藤本さん。そんな温かい人柄の奥には、”アレルギーの有無も関係なく、みんなが楽しめるお菓子を作りたい”と、ひたむきで強い思いを感じました。
改めて、『hoiro』2周年、おめでとうございます。月替りで色んなお菓子を手作りできる『hoiro』で、ぜひとも美味しいグルテンフリーのスイーツをお楽しみくださいませ。
以上、渋井不動産でした。
hoiro
【住所】大阪市北区浮田一丁目6-10
【レッスン日】Instagramをご確認ください。
【公式HP】https://hoiro.net/