過剰なほど贅沢に使われた大理石の壁やタイルを敷き詰めた床、緩やかなアーチを描く木製の手すりと掘られた芸の細かいレリーフ。
現代では到底真似できない演出が、渋井不動産だけでなく訪れた人を夢中にさせてしまいます。
幸いにもこの大阪農林会館は接収を免れたのですが、財閥解体による三菱商事の解散に伴って売却されることが決まり、1949年に大阪農林会館が取得し、その歴史が再スタートいたしました。
こちらの「郵便差入口」。当時は各階の差し入れ口から郵便物を入れて、1階からまとめて発送できるシステムになっていたようです。現在は使われていませんが、当時のこのビルの稼働具合を感じさせてくれるディティールにワクワクしてしまいますね。
これから事務所や店舗を考えられているあなた。大阪農林会館は知っていたけどどうやって入居するのかわからなかったあなた。
お察しの通り、今回は事業用物件のご紹介です。そしてこの記事を書いているのは渋井不動産の事業用仲介担当のKINPONです。
構想2日、執筆4時間。あなたの人生の岐路となる新たな物件探しの参考になればと思い、全力で現在の募集区画と賃貸条件を調べてまいりました。
世界一と言っても過言ではないほど、完成されたブランドスタイルとその美学。圧倒的な存在感を放ち続けるマルジェラが入居していることも、大阪農林会館の希少価値に拍車をかけている気がします。
ボイラーヒーター以外にもきちんとエアコンも装備しておりますので、夏場も快適にお使いいただけます。でもボイラーヒーターは残す。そんなこだわりも他のボロビルとは一線を画す理由でございます。
窓を高い位置に設置することで、重力換気を利用した効率的な空気の流れを生み出すこともできます。デザインだけではない、その機能性に興奮しますね。
インディアンジュエリーがまだまだ市民権を得てない頃からセレクトし続ける名店「ニマ」様が有名ですね。
器をはじめ、アパレルブランド「RICEMAN」のフラッグシップショップとしても有名です。是非一度お立ち寄りくださいませ。
某階のスモール区画が間も無く退去されると伺いました。まだまだ盛業中ですので区画の詳細は店頭のみでのお伝えにはなりますが、日当たり抜群、希少なバルコニー?付きの区画でございます。
これから開業を考える皆様、是非前向きにご検討くださいませ。
所在階:マル秘
占有面積:8.76坪(28.98平米)
保証金:660,000円
賃料:110,000円(税別)
共益費:30,000円(税別)
附加使用料:10,500円(税別)
しかし、他の不動産屋さんで紹介される物件にピンとこないあなたは渋井不動産の提案を待っているのです。
理解してもらえなかったあなたのセンスに、唯一共感できるのは渋井不動産なのかもしれません。
見る人を魅了して止まない歴史的なインダストリアルビルジング。こんな素敵な場所で開業したいあなたを、渋井不動産は全力で応援いたします。
その他区画、賃貸条件は渋井不動産までお問い合わせくださいませ。
以上。