先日「正気じゃない102㎡の1LDK、青空菜園付きで月額11万円。緑橋より。」を掲載したところ、予想通り多くの問い合わせをいただいたのですが、同じく予想通りまたたく間に埋まりました。マジで一瞬でした。ハタチを超えてから三十路を迎えるまでの体感くらい一瞬でした。
やはり、なかなか出会えない希少物件のスピード感は凄まじいものがあり、その足の早さは、夏場の弁当に入ったカットフルーツの比ではありません。弁当なら保冷剤を入れるだけである程度傷みは抑えられるものの、ライバルのお部屋止めを遅らせる対応策なんて無いに等しいと言えましょう。
というわけで本日は、「秒で埋まる100㎡超えvol.2」をお送りします。すでに間取り図だけでもタダ事ではないと伝わる通り、なにやら大阪府知事賞も絡んでいるとかなんとか。
文句のない広さに、唯一無二の仕上がり、最上階ワンフロア一戸のスペシャリティ。さらには名声まで手に入れた一室とくれば、今度こそ逃さぬよう、お問い合わせボタンに手をかけたまま読み進めていただければと思います。
都島の駅近3LDK
谷町線『都島駅』徒歩4分。そのお部屋は、ちゃっかりと駅近まで備えておりました。梅田から3駅でありながら落ち着いた住環境で、スーパーや病院、チェーン店などお店もあらかた揃っています。
マンションは1994年築のRC造。こんなこと言うとアレですが、外観はいたって普通。なので、5階に着いた途端いきなり現れた大きな玄関扉に、少し面食らったのです。
お部屋に入ると、3mを超える天井高がお出迎え。のっけから見せつけられるズバ抜けた開放感に、「これが大阪なんちゃら賞の邸宅ってやつか・・・」と事前情報が曖昧になるほど圧倒されました。
しかしながら、気になるのは視界いっぱいにあしらわれたクロスです。白黒レンガ”風”のクロスなんですが、後々夢に出てきそうなほど結構な範囲にあしらわれております。
洋室付きの洋室
玄関入って左手には、10帖洋室。窓際に設置された収納兼カウンターは、一部デスクにもなる優れもの。
やはり邸宅たるもの、デスクで使用するペンは羽のひとつでもついていなければ格好がつきません。ステンドグラスっぽい小窓も、そうだそうだとヤジを飛ばします。
洋室の奥には、5帖ほどのフリールームも。
もちろん洋室と言って差し支えないものの、現実的には物置や仕事部屋のような+αという位置付けになりそうなので、あえてフリールームと表記してみました。
ゆとりある水回りたち
水回りは設備自体に少し年季を感じますが、ゆとりはしっかりと確保。2箇所に設けられている洗面台は、用途に合わせて使い分け可能です。
緑とともに営む生活
振り出しに戻り、再びリビングからスタート。もはやこのクロスを見ると「帰ってきたな」と思ってしまうあたり、建築家さんの思うツボのみたいで悔しいです。さっさと右手に進んじゃいます。
少し感じていた寂しさも、このリビング・ダイニングを見れば一気に吹き飛ぶはず。
玄関と同じく天井は高さもあり、なにより南向きの大きな窓が明るい採光を取り込んでくれます。本日は日が陰り始めたタイミングで来てしまったものの、本領はこんなものではないでしょう。
なにより、この曲線的な窓をご覧くださいませ。一般的な住戸に、これほど丸みを帯びたガラスが存在するでしょうか。海遊館で見た水槽以来なんですけど。
そして、窓の外には自由を謳歌する草花たち。ここをお手入れした暁には、あなたが育て上げた草花たちが、そのままこの窓を飾る眺望になります。
では、ラストにキッチンをどうぞ。ガス2口に魚焼きグリル、ありったけの収納を備え付けた、西日が眩しいキッチンです。
というわけで、116㎡の3LDKは以上です。前半のクロスでツッコミを使い果たしたものの、後半は文句のつけどころが無いほど素敵な空間だったので結果オーライです。
アクセスは、谷町線『都島駅』徒歩4分。都心部へのアクセスも良く、住環境も整ったグッドリッチ。
そして気になる諸費用は、敷金25万円・礼金5万円の月額16.6万円。決して安くはない賃料帯ではありますが、当物件に限っては「安い」と言ってしまいたくなるほどの価値が溢れております。この邸宅に、こんな賃料で住めるなんて。
とにもかくにも、まずはご内覧を。この物件を逃してしまったら、代わりを探すのは至難の業です。今度こそ、手に入れてください。
お問い合わせは、渋井不動産まで。