正気じゃない部屋が出ました
「緑橋に102㎡の1SLDKがあるらしい」
そんな正気の沙汰ではない情報を聞きつけ、東成区東中本三丁目へやってきました。
中央線『緑橋駅』から徒歩10分。この炎天下において致死量に値する歩数の先には、部屋とスギ薬局とSEIYUが愛するあなたのため利便よく住まわせて、と歌うあなたの願いを叶えてくれます。
※続報はこちら
続・100㎡超え。緑と住まう最上階ワンフロア邸宅、都島区より。
入口はオートロック。現状は壊れているのか常時フルオープンでしたが、明けない夜は無いように、閉まらないドアも無いはず。再びロックされる日を待ちましょう。
マンションは平成2年築のRC造6階建て。翌年にバブルが崩壊したことを考えると、最後の追い込みをかけたバブリーが反映されているのも納得がいきます。
最上階角部屋です
お部屋は最上階角部屋。のっけから見せつけられる潤沢な収納力は、102㎡の威力を突きつけるに十分なインパクトを放っています。
水回りはこの1枚で、テイストが伝わるでしょうか。
やけにあたたかみのある風呂場さえ許容してしまえば、あとはシャンドレの洗面台とウォシュレット付きのトイレがスタンバイしていました。
一度は持て余したいあなたへ
では、102㎡の本領を発揮していただきましょう。この部屋の専有面積のほぼ半分が費やされた30帖LDKです。
ゆとりの現化のような広さは、東成区で最も持て余すLDKと言っても過言ではないほど。「一度は持て余すLDKに住みたい」と狙っていた方はもちろん、「我こそは持て余す自信がある」という方もぜひともご検討くださいませ。
反対側から見ても、その広さは衰えません。見てください。こんなにもリビングから遠いキッチンが、そうそうに見つかるでしょうか。
たとえ東成区を隅々まで探しても、キッチンとリビングでコミュニケーションを図る際、腹から声を出さねばならぬのは当物件くらいかと思います。
残る洋室は上階へ
上階は10帖洋室を配置。天窓があるためかロフトのようにも見えますが、天井は一般的な洋室と同じくらいの高さ。
LDKにあれほどの広さがありながら、収納は上階にひとまとめ。物入とウォークインクローゼットが設けられているので、寝室兼収納部屋にどうぞ。
仕上げはバルコニー
仕上げは、奥行きのある青空バルコニー。花壇にひろがる青々とした新緑たちは、梅雨が明けて本格的な夏を迎えた青空と、抜群の相性を見せつけてくれます。
ガーデニングや屋上菜園をしたい方にとって、願ってもないバルコニーでしょう。ここから土壌をつくるとなると骨が折れるものの、来年の今頃はここで夏野菜を収穫するのも夢じゃありません。
緑橋の正気じゃない部屋、いかがでしたか。よくよく見ると間取りが正気ではないだけなので、持て余すぞ、という気概さえ持っていただければ快適に住める一室です。
諸費用は、礼金10万円の月額11万円。
単純に、月額11万円で市内の102㎡に住めるなんて、それだけで争奪戦の火種には十分。当ブログに載せたことで競争率は跳ね上がってしまいましたが、より多くの方がこの希少物件に住むチャンスを知っていただけたと思います。
お問い合わせは渋井不動産まで、お早めに。