先日紹介した「天満橋の100㎡越えメゾネット、事務所可能な2SLLDKとは。」が気になるけど、さすがに24万円の賃料は出せない、という方に朗報です。
谷町エリアに72㎡のメゾネットが月額15.5万円で出ました。なんなら今回は、紛れもなく最上階を独占する完全独立部屋。上階も下階も独立しているなんて、それはむしろ孤立なんじゃないか、そんないらぬ心配まで湧き上がるほどの特別部屋なのです。
エレベーターを降りると、ここから先は専用フロアのようなもの。短いスパンに設けられた2つの入口も、この部屋のスペシャリティを加速させますね。
果たして2箇所も必要だったのか、なんて考えるのは無意味なだけです。「そういうもんなんだ」と飲み込んでおく方がいいこともある、わたしはその大切さを宅建の勉強中に何度も直面しました。
ちなみに、玄関扉の右手は部屋の外を半周する引き回しバルコニーへ続きます。お気付きの通り、共用廊下とバルコニーの間には柵やドアが無いため、セキュリティはやや不安かもしれませんね。ガバ寄りのガバですもの。
それでも、1階エントランスはオートロック付きなのでマンションに入れる人は限られますし、ブラインドやカーテンで室内の目隠しをすれば、中が丸見えになることも無いでしょう。
床が変わりました
1枚目は2016年冬に撮影へ来た際の写真なのですが、5年の月日を経て、床が無垢材へと変化していました。そりゃ渋井不動産のロゴもひとまわり大きくなるほどですから、床の素材も変わりますよね。
濃い色の床も良かったのですが、やはり無垢材の床となるともう一段階テンションが上がります。飲食店で出されたおしぼりが、ぶ厚めでフカフカだった時くらい「おっ」となりました。
キッチンはHITACHI製のIH3口を搭載。広々とした調理スペースも確保され、真っ白に輝く清潔感も好印象です。
キッチン背面には、当物件唯一の収納がスタンバイ。色々考えた結果、ここにしか確保できなかったのでしょうか。なんでや、72㎡もあるのに。
クローゼットや収納棚を追加する際は、階段下のデッドスペースを活用すれば、空間づくりの邪魔になることもないかと思います。
床が変わりました②
上階は14.5帖の和室。2016年に比べ、畳の色がかなりフレッシュになっていますね。玄米茶から緑茶に変えたくらいの。
採光面も下階に負けないほど光を取り込んでおり、夏日となった今日は撮影中にじんわりと汗がにじみました。
もちろん上階にもエアコンは付いているものの、恐らく真夏は労基に目をつけられるくらい働くことになるかと。しかしながら、冬は畳もあいまってエアコンをつけずとも暖かい室温が保たれるはず。
天井の真ん中は三角形になっており、最上部のトンガリは天高約4,280mmを誇ります。
三角屋根に住んだことのある私からお伝えするならば、日が落ちて間接照明やスタンドランプをつけた際、天井いっぱいにひろがる光の模様がなんとも言えない魅力なのです。ここに住んで良かったなあと、毎晩思っていました。
ダメ押しの開放感
さて、ラストは上階奥の水回りをどうぞ。
さっそく見えているトイレと洗面台は、同一空間のアメリカンセパレート。棚多めにつけとくから勘弁してやぁというオーナーさんの声が聞こえます。
そして、この檜風呂を見てください。「今年の花粉は過去1番だ」なんて憎んでいたヒノキが、姿カタチを変えて当物件の風呂になりました。
しまいには天窓まで付けられ、ええ感じの日光が降り注いでいる先もヒノキ。なお、ヒノキのアレルギーは花粉に対して発症する方が多く、加工されたヒノキ製品でアレルギーを発症するのは稀だそう。
ちなみに、そろそろヒノキがエノキに見えてきた皆さまは、風呂の外にバルコニーがあることにはお気づきだったでしょうか。
どうせなら身も心も開放したいところですが、ご覧の通り、ちょうど目の前にはなにがしのマンションがございます。ゆめゆめお忘れなきよう入浴くださいませ。
では、おさらい。中央区瓦屋町より登場した72㎡の1LDKは、大阪メトロ谷町線・長堀鶴見緑地線『谷町六丁目駅』・千日前線『谷町九丁目駅』どちらも徒歩7分ほど。公園や学校が近く、ファミリー世帯も多く住まうエリアです。
諸費用は、礼金14万円の月額15.5万円。
広さ・立地はもちろん、最上階完全独立メゾネットというオーナーズルームのような条件を鑑みると、俄然手が届きやすい賃料帯かと思います。
なにより、これほど空が近くて開放的で、かつ中央区で檜風呂を有しているというお部屋は2つとないと言い切れる希少物件。
お問い合わせは渋井不動産まで、お早めに。