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おぉ、かっこいいオフィスですね。どこの不動産屋さんでしょうか。

こんにちは、渋井不動産です。

弊社は住居だけでなく、店舗やオフィスのご紹介も得意でございます。

「渋井不動産のオフィスみたいな内装のテナント物件無いですかね?」

そう言われることも多々ございます。大変光栄なことですが、そのまま使えそうな「カッコいい内装」の物件はなかなか見つかりません。

デザイナーズな物件は賃料も高いですし、立地も限られてしまいます。居抜きを探しても、なかなか自分のセンスとぴったり来る物件も見つかりません。

写真の「ザ・事務所」はなんと、借りてすぐの渋井不動産オフィスでございます。今のような面影はどこにも感じられず「めっちゃFutooooo!!!」と言ったところでしょうか。

事務所をお探しの方も、不動産屋さんにこんな事務所を見せられて「全然違うな!」と思ったことがあるかもしれません。

実は、コレがダイヤの原石なのです。

本日は特別に「Futoo!!!の事務所をどうやって渋くするのか」をお伝えいたします。

まずは天井を解体いたしましょう。

事務所感を加速させる蛍光灯が付いたままでは、かっこよくありません。天井を解体して躯体をむき出しにすれば、もちろん天井高が上がります。空間に広がりが出ますね。

躯体をむき出しにした跡はスポットライトレールを取り付け、天井からぶら下がっていたコード類を結束バンドで束ねて完成です。

あの蛍光灯が取り付けられていた低めの天井が、ウソのように渋く仕上がりました。

この天井ですが、鉄骨造やRC造、SRC造と建物の構造によって、剥き出しになる躯体のデザインが変わります。

渋井不動産はRC造でした。RC造はSRC造に比べて梁の主張が強くありません。

しかし建築当時は天井裏を見せることを前提に建設されていないため、マーキングされていたり、汚く施工されている場合がございます。それは天井裏を開けるまで分かりませんので、少々ギャンブル感がありますね。

次は床です。

事務所や会議室でよく見るカーペットタイルをめくってみると、そこにPタイルが顔を出しました。Pタイルとはその名の通り「プラスチックタイル」なのですが、コレがなかなかクセ者。

Pタイルを設置するときは、Pタイルにのりを付けてコンクリートに直接貼り付けていくのですが、耐久性に優れている分取り外しが非常に困難なのです。

チクフルの物件になるとPタイルが少し脆くなっていて、コンクリートからはがそうとするとPタイルがボロボロに崩れてしまいます。 ですから、気が遠くなるような地道な作業を延々と繰り返します。

解体屋さんの匠の技術によって露出したコンクリート床には、必ず防塵塗料を塗りましょう。

そしてこちらも解体屋さんの匠の技術で壁紙が剥がされた壁に

塗装を施します。

壁紙でも悪くありませんが、塗り仕上げの方が10倍渋い。

白く塗った壁、少しコンクリートのグレーが透けているのがお分かりでしょうか?白色の塗装は難しく、何重にも重ね塗りしなければいけません。

渋井不動産が選んだ塗料はコチラ。

美人CEOが率いる、日本一カッコいい塗料「OPTIMUS」です。堺市による支援のもと大阪府立大学大学院工学研究科との連携により生まれた奇跡の塗料は、光触媒の効果により大気汚染物質を除去し、空気をきれいにします。

渋井不動産に来るとついつい長居してしまうのは、このOPTIMUSを塗ったからに違いありません。

ちなみに床のコーティングもOPTIMUS。弊社代表取締役店長曰く「腰の位置からゴルフボールを落としても割れへんのはOPTIMUSだけ。」とのこと。

たしかに耐久性の高さは、素人目から見ても凄そうです。

そんなOPTIMUSを幾重か塗り重ね、完成した渋井不動産の壁。スポットライトの光が当たっても全く透けておりません。

大切なのはしっかりマスキングして塗装にメリハリを付けることです。渋井不動産もコンクリートの原色と白色をパキッとマスキングしました。

空間が完成したあとは、皆様のこだわり抜いた家具と、少しの遊び心を加えていただければ素敵な空間に仕上がることでしょう。

おっと、シュワちゃんもようやく気がついたようですね。

そうです。渋カッコいい物件がないなら、作れば良いのです。解体と最低限の施工を加えて、貴方好みのハコを作ってしまえば良いのです。

というわけで、本日の渋井不動産は「ポテンシャルを秘めたハコ」です。

新町1丁目、有名な「ビッグビーンズ」の隣に、こんな渋いビルが建っていることを皆様御存知でしたでしょうか。

その名も「Kay Bldg.」

ヒネリの利いたナイスフォントが醸し出すヴィンテージ感。それもそのはず、昭和45年に建てられた正真正銘のヴィンテージビルディング。

現在のような人気エリアになるずっと前から新町に立ち続けているのです。

エントランスに入ると出迎えられる重厚感。

一面タイル張りの壁が美しく、キレイに塗装された白い壁が美しい。この壁も何重にも塗り重ねられたかと思うと感動してしまいますね。

一直線に伸びた階段が特徴的なビルヂングでエレベーターは無し。

本日の物件は2階ですので、そこまで気になりません。

しかも3階の入居者専用の玄関もあるため、この階段を使用するのは2階に入居するアナタだけです。おめでとうございます。

そしてコレがポテンシャルを秘めたハコ。

新町1丁目で58坪のテナント。この広さは希少価値タカシ。

しかも構造は渋井不動産がオフィスを構えるビルと同じく「RC造」、剥き出しにすればめちゃくちゃカッコイイ躯体が顔を出すはずです。

反対から見ましょう。

渋井不動産のオフィスが約30坪ですので、単純に2倍のキャパシティです。

天井の照明はLEDに代えられておりました。

美人オーナーさん曰く

「空調と照明の入れ替えで200万円かかってる。次の人は自分で変えんでいいからラッキーやで!」

とのこと。私もそう思いました。

ちなみに渋井不動産の空調はオールドスクールタイプですので、冬はもっぱらコロナの石油ストーブに頼りっぱなしです。

詳しくはこちら!

一口ガスコンロも導入可能な給湯室もございます。

渋井不動産は現在、カウンターキッチンをオフィス内に導入するか悩んでおりますが、こんなヌクモリティ溢れるキッチンが最初から付いてくるなんて羨ましいです。

パスタくらいなら簡単に作れそうですね。

洗面台もこのサイズ。髭を剃りたい男性も化粧を直したい女性も、喧嘩することなく鏡を使っていただけますね。

水周りの現状をキチンと確認することはとても大切です。入居者はもちろん、お客様も使う場所ですので。

物件が渋くても、トイレに渋さは求めていません。

その点、この物件は◎ですね。

ウォッシュレット付きのピカピカの便器が2台標準装備です。しかも各手洗いに指先を洗える程度のシンク付き。

そして極め付けはこの納戸。

58坪+5帖程度の納戸がついてくる物件。しかも外見からカッコイイ、ヴィンテージビルディング。

新町1丁目のグッドリッチでお家賃35万円。

現在は店舗利用は不可で、事務所利用のみの募集とのことですので、儲かって仕方がない、景気のいい社長さんのニューオフィスにオススメいたします。

渋井不動産は、希少価値抜群の不動産物件情報を好む仲介店舗でございます。
皆様の新居はもちろん、新しい門出・さらなる高みを目指す移転、その他もろもろを含むお部屋探しを終わらせます。
アリもののハコではなく、自分好みに仕上げる。
そう思って街を見渡してみると「ポテンシャルを秘めたハコ」が溢れております。あとは立地と予算と雰囲気を選ぶだけ。
渋井不動産は内装工事のご相談、インテリアの選び方、ハンサムな社員の見つけ方まで併せてご相談承ります。
お問い合わせはお気軽に。
以上。
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