天満橋が最寄りの天満
物件の所在地は北区天満二丁目。徒歩6分の最寄り駅は、京阪本線・谷町線『天満橋駅』です。
このあたりの煩わしさは、過去記事「オザ畑任三郎【天満・天満橋のミステリー編】」で言及しておりますので、白黒つけたい方はぜひ一読ください。
さて、例にもれず本日も物件の周辺から触れていきましょう。
天満橋を北へ渡り、さらに少し奥へ。渋めの看板は珈琲と焼菓子の「Nova」のもの。昨年1月にオープンしたそのカフェは、隠れ家のような立地ですが、待ちが出ることも珍しくありません。
お店の魅力は、珈琲国際資格を取得した焙煎士と、フランス仕込みの焼菓子職人が作り出すフードペアリング。シンプルな焼菓子が映える器は全て作家さんの作品というこだわりも素敵。
非常にシンプルな店構えとは対照的に、店内はフォトジェニックな空間がひろがっています。今の時期にぴったりなかき氷などもございますので、ぜひ涼を兼ねて覗いてみてくださいませ。
続いてご紹介するのは「NOTICE FLOWER」。その名の通り、花と緑を扱うお店です。
わたし自身もここ1年ほどで部屋に花を飾る習慣ができたのですが、日常に生花があると思っている以上に気分があがります。季節によって並ぶ花々の顔ぶれも違いますし、蕾から咲き終わるまで日々移り変わる過程は、まるで1日1ページずつ本を読み進めているような感覚です。
こちらのお店ではアレンジメントも承っておりますので、記念日やお祝いなど、ちょっとした際にお花を贈ってみてはいかがでしょうか。
極端すぎる1LDK
そうこうしているうちに、物件へ到着。2008年築のRC造マンションは、オートロックや宅配ボックス付きのデザイナーズ物件。
玄関ドアの向こうには、54㎡の1LDKが待ち構えます。さっそくお邪魔しましょう。
玄関、即LDK。
こちらから見ると、より状況が分かるでしょうか。玄関と居室を繋ぐ廊下を排除したことにより、LDKは18帖もの広さが確保されました。むしろ土間すらありません。
裏を返すと玄関から居室が丸見えという弊害も生まれていますが、その引き換えに広い居室が手に入るのなら、いくらでも見てってちょうだいというマインドで宜しくどうぞ。
キッチンはガス2口の縦型コンロ。大きめの中華鍋など使用すると実質1口と化しますが、白飯と濃い目に味付けたおかずさえあれば腹は十分満たされます。丼もの最高。
ダイニングテーブルに出来んこともないカウンターも設けられていますので、リビング広めをご希望の方はジャストな椅子だけご用意ください。
バルコニーは南向き。お察しの通り眺望は期待できませんが、このコンクリートジャングルで僅かな日当りが差すあたりさすが南向き。
そして、LDKのお隣には7.5帖の洋室。窓はバルと同じく南向きで、ささやかな日差しが遠慮がちに陽だまりをつくります。
では、反対側へ振り返ってみましょう。
ウォークインクローゼットです。誰がどう見てもウォークインできるクローゼットが現れました。
収納力は2人分の物量も担えそうなほど。こうなるといよいよ、「廊下なくて正解じゃん」なんて思いも芽生えます。
そして、クローゼットをスルーすると水回り。
洗面台はシュッとしたシンプルタイプです。壁から生えたタイルの棚は、洗面台のスタイリッシュさを補う仕様。
このままいくとお向かいにアメセパのトイレが待ち受けていそうですが、扉のついた個室にございますのでご安心ください。わたしも安心して紹介を割愛させていただきます。
というのも、薄々お気づきの通り、現状は空室のため照明が点きません。せっかくのお風呂場も薄暗いといった印象が先行。浴室乾燥・追い焚きも揃った申し分ないお風呂場なのに。
では、おさらい。北区天満二丁目より登場した54㎡の1LDKは、大阪メトロ谷町線・京阪本線『天満橋駅』徒歩6分。JR東西線『大阪天満宮駅』も徒歩7分ほどと、2駅3路線のアクセスが魅力です。
諸費用は、敷金・礼金ともに1ヶ月の月額14万円。
リバーサイドというロケーションの良さと、素敵なお店に囲まれた立地、そして高級感のある大胆な間取りの一室。お問い合わせは、渋井不動産まで。
【良かった点】
◎2駅3路線のアクセス
◎天満橋周辺の好ロケーション
◎大胆な18帖LDK
◎収納力強め
【気になった点】
△玄関から見渡せるLDK
△やや高めの諸費用