桜川の無垢ワンルーム
やってきたのは、浪速区の桜川エリア。わたしが去年まで住んでいた街でもあります。
実際に住んでいた私から言えるのは、とにかく利便が良いということ。難波や堀江は徒歩圏内で、自転車があれば心斎橋までも10分足らず。そのうえ、千日前線・阪神なんば線のアクセスにより神戸方面までも電車1本。
さらに今回の物件においては、この地下鉄の出口から歩いて数秒なんです。地面を蹴るように走れば、おそらく5歩くらいの感覚。(足の長さにより歩数変動あり)
そんなデザイナーズマンションがこちら。
エントランスにはオートロック・エレベーター・宅配ボックスが完備され、各フロアの廊下は住人が一同に会するかもしれないドキドキ仕様。ちなみに今回のお部屋は7階にございます。
やっぱり良かった王道デサイン
玄関を開けると、打ちっぱなしコンクリート×無垢フローリングの王道デザインが登場。やっぱコレだよな、なんて幕の内弁当を食すときのような感想が漏れます。
写真の右手前には折戸がスタンバイ。おそらくシューズボックスですね。開けてみましょう。
思ってたのと違う。
確かに、靴を収めるハコ(空間)としてはシューズボックスなんですが、希望としてはもっと段々になっていて欲しかった。高さも調整できるんです、とか言いたかった。
もちろん、土間に靴を並べれば事足りるという方は、平べったいモノや長モノの収納スペースとして活用できます。コードレス掃除機もすっぽり入りますし、痴情のもつれで人が隠れる際にも最適。なるべくもつれないで欲しいですが。
肝心のお部屋は30㎡のワンルーム。居室スペースは約10帖と、一人暮らしであれば一通りのインテリアは配置できるでしょう。
バルコニーは西向き。目の前は建物で遮られていますが、西日くらいなら隙間を縫って入ってくるかもしれません。
ちらりと阪神高速も見えることから、走行音などが聞こえるのはある程度ご承知おきください。それでも窓を閉めてしまえば、許容範囲内の音量かと思われます。
動くアイツと主役のアイツ
さて、振り返ると、お部屋の全貌が見えました。お部屋の中心にはステンレスのペニンシュラキッチンが伸び、この部屋の主役たる存在感を放ちます。
もうひとつ、異質な存在感を放つのは写真奥の黒い箱。うわさをすれば、ほら、
寄ってきました。
こちらは可動式収納。車輪がついているので、女性ひとりでも難なく動かせる重量です。
収納力がネックなデザイナーあるあるを解消するだけでなく、部屋のレイアウトに柔軟性まで生み出す素敵な箱。数年前のブログ(※)では、カーテン代わりにするなんて方法も提唱されていました。
※桜川の数少ない本格デザイナーズ、素材感良好で込7.6万円。
では、満を持して主役をご紹介しましょう。縦に並ぶ2口のガスコンロ、正方形のシンク。調理スペースもそこそこ確保されおり、スタイリッシュさと機能性を兼ね揃えています。
キッチンを中心にコミュニケーションが広がっていくようなつくりは、ぜひともお友達を招いてホームパーティーを開きたくなりますね。
そして、キッチン奥には凝縮された水回り。この写真から分かるのは、トイレのウォシュレットと浴室に乾燥機能がついている点でしょうか。なお、お風呂には嘘みたいにコンパクトな浴室TVもついています。
ちなみに、洗面台はトイレの向かいにスタンバイ。俗に言うアメリカンセパレートです。あなたが思い描くデザイナーズ特有の四角い洗面台、おそらくそれがこの部屋の洗面台で相違はありません。
では、おさらい。浪速区桜川二丁目から登場した30㎡のワンルームは、大阪メトロ千日前線・阪神なんば線『桜川駅』徒歩1分。駅直結とも言っていいほどの立地にあるデザイナーズマンションです。
諸費用は、礼金10万円の月額8万円ぴったり。
堀江・難波すぐの桜川より、手の届く王道デザイナーズが登場。デザイナーズ特有の高い・狭いは解消され、収納力もそこそこ。一度は住んでみたい憧れのお部屋、お問い合わせは渋井不動産まで。
【良かった点】
◎桜川駅徒歩1分の駅近、好立地
◎お手頃な賃料・ゆとりもあるデザイナーズ
◎可動式収納あり
【気になった点】
△日当たりと車の走行音