梅雨の合間に見せる太陽が強烈な暑さだが、皆様体調を崩されていないだろうか。
この日の南船場も暑かった。梅雨を通り越して夏になったのではないだろうかと思うほど暑かった。ホラ、写真に映る空は完璧に夏模様。ウソのように晴れ渡っている。(合成だもの)
そんな南船場のグッドリッチから、本日は久しぶりに渋いオフィスを仕入れてきたので紹介したいと思う。
その名も「T3 SHINSAIBASHI」
T3と聞くとコチラを思い出す方がほとんどだと思う。
1992年から続くターミネーターシリーズ第三作目は、老いを感じさせないシュワちゃんのアクションと、約一万人が受けたオーディションの中から敵役T-Xに抜擢されたクリスタナ・ローケンの肉体美がすばらしい作品だった。
内容は相変わらずシュワちゃんが渋くてかっこ良くて、その持っている素材そのまま体当たりで演技するいつも通りのターミネーターだった。
そして「T3 SHINSAIBSAHI」も渋かった。
コチラはエントランスからエレベーターホールへ続く一角。Tを並べたような床のモザイクタイルとモノトーンで統一された壁と天井。
そして右奥に見える案内板は液晶パネルを採用しており、様々な表示を展開する。
そしてエントランスと同じようにモノトーンで仕上げられたエレベータホール。放水口や消火器のビビッドな赤が調度良い差し色に感じる。
昭和61年築のややチクフルビルを今年の5月に全面改装。来る2032年のターミネーターの時代に向けて着々と渋くリノベーションしたビル一棟なのである。
それでは、紹介するオフィスに入ろう。
オフィスも渋かった。
天井は躊躇なくぶちぬき、そこに姿を見せた天井を白く塗りあげた室内。
南船場 博労町4丁目といえば、探している方なら「おぉ…!」とうなずいていただけるグッドリッチに、何も手を入れる必要の無い、最初からこんな渋い内装のオフィスが誕生したのだ。
それでは順番に渋いポイントを見ていただこう。
①抜いた天井にはスポットライトレールが揺れていた。
ムダな装飾もなく、必要最低限の機能美が光るスポットライトレールとぶちぬいた天井の相性は本当に良い。
「ぶちぬいた天井+スポットライトレール」
「シュワルツェネッガー+ハーレーダビッドソン」
カッコいい組み合わせの方程式である。
③筆者が一方的に絶大なる信頼を置いているDAIKINの空調も標準装備。
私のDAIKINに対する一方的なクレイジーラブは過去の物件を見ていただければ分かると思う。
DAIKINは馬力が違うのだよ、馬力が。
いかがだろうか。
渋井不動産的に「ココをこうしたら渋くなるぜ!」とアドバイスするポイントをしっかり抑えられている。欲を言えば、床のカーペットを剥がしてその上に光沢感の出るコーティングをすれば間違いなくカッコいい。(それは渋井不動産のオフィスを見てもらえれば納得してもらえるだろう。)
しかしまだ綺麗なカーペットを剥がすのはもったいないのいで、十分汚れた頃に実践してみてほしい。
「何も手を入れなくても渋いオフィスありませんか?グッドリッチで。」
と聞かれたら
「ありません。」
と答えてきたが、ココにあった。
お問い合わせは渋井不動産まで。
以上