上本町で新生活を
やってきたのは、上町筋に面する「上本町4」の交差点。周辺は閑静な住宅街として人気のエリアだ。いわゆる裕福層が多く見受けられ、文教地区と呼ばれるだけあって学校や学習塾なども多い。
そして最寄りの『谷町九丁目駅』は、梅田・難波まで電車1本とアクセス良好。隣接する『大阪上本町駅』も近鉄百貨店直結という利便性を誇る。
しかしながら、坂のアップダウンが激しい地形は、寺とホテル街が混在するという不思議な街並み。果たして除夜の鐘は108回でおさまるのだろうか。住職のさじ加減に注目だ。
一人でも、二人でも住める分譲賃貸
そんなこんなで今回紹介するのは、上本町筋近くの分譲賃貸。築古でありながらオートロック・エレベーターはもちろん、宅配ボックスまで完備されたマンションだ。
清掃の行き届いた共用部を抜けて、辿り着いたのは6階角部屋。玄関ドアを開けると、すぐさま別のドアが現れるドアtoドア仕様である。
流れるように居室へイン。10帖のLDKは、東向きの大きな窓が主役。スコーンと抜けた眺望が、この部屋の奥行きをさらに広げてくれているようだ。
キッチンはガス2口に魚焼きグリル付き。右手には多少大きめの冷蔵庫もすっぽりと収まりそうなスペースが設けられていた。
お隣は5帖の洋室。北向きの二面採光が、角部屋ならではの特権を感じさせる。
寝室にエアコンが備わっているのも嬉しいポイント。しかし孤高の一基装備なので、部屋全体に空調を行き届かせるには少し工夫が必要かもしれない。
眼下に広がる予想外の眺望
バルコニーへ出ると、予想の3倍を超える墓ビューが眼下に広がっていた。ここで手を振ればロイヤルファミリーにでもなれるのではないか、そう思えるほどの数である。
墓ビューはどちらかと言えば敬遠する人の方が多いと思うが、生きている人間の怖さを知る方ならば気にならないかもしれない。
ではラストに玄関横の水回りをチラリして締めよう。
水回りも居室と同じくリノベーションが施されており、トイレはウォシュレット付き、洗面台も高年式のモノへ入れ替わっている。
なお、風呂は青い。
写真右手がそのバスルーム。クリーニング前で汚れがあるため遠目から失礼するが、引きで見てもこの青さである。逆にこの青さがアイデンティティなんか?という疑問すら湧く。
中央区東平より登場した分譲賃貸は、37㎡の1LDK。大阪メトロ谷町線・千日前線『谷町九丁目駅』・近鉄電車『大阪上本町駅』徒歩5分ほどと、各方面へのアクセスもこの上ない。
諸費用は敷礼ゼロの月額7.9万円。
初期費用を抑えられるだけでなく、お手頃な賃料で人気エリアに住めるチャンスだ。一人でも二人でもお住いいただける一室、お問い合わせは渋井不動産まで。
【良かった点】
◎徒歩5分に2駅3路線のアクセス
◎共用設備が整った分譲賃貸
◎敷礼ゼロ・お手頃な賃料
【気になった点】
△先祖代々ビュー
△風呂が真っ青