東三国のリノベ2LDK
やってきたのは、淀川区東三国。最寄り駅は大阪メトロ御堂筋線『東三国駅』、多くの方が血眼で探す御堂筋沿線である。
新大阪と江坂の間くらいと言えば位置が伝わり易いだろうか。例え梅田で終電を逃してもタクシー代はおおよそ千円強なので、気軽に深酒しちゃうのが難点だ。酒飲みは心に留めておいて欲しい。
駅周辺にはコンビニや飲食店などが揃い、生活利便は上々。
微笑みを携えたオジ様が一際目を引く「ジャパン東三国店」には、カラオケ・ツタヤ・ミスドが一極集中している。自転車のおじさんも思わず片足をつく情報量。一曲歌いたいのかな。
本日目指すのは、『東三国駅』から徒歩4分の2LDK。駅近というだけでなく、スーパーが徒歩10秒という利便性も見逃せない。
注目すべき圧巻の共用廊下
のっけからカウンターをくらった気分だった。全353戸がロの字型に配置された共用廊下は、あまりにも絶景で見とれてしまうほど私の感性にグサリと突き刺さる。
昭和53年築SRC造のマンモスマンションは、お察しの通り分譲マンション。共用部にはそれなりの年季を感じるものの、細部まで清掃が行き届いた様は分譲ならでは。住民層はファミリー世帯が多く見受けられた。
デザイナー監修のフルリノベーション
肝心の室内はというと、2021年9月にフルリノベーションが完了したばかり。引き戸を取っ払った廊下の物入れは、OSB合板をはめ込んでラックタイプの収納へ生まれ変わった。
では写真右手の洋室へ。
こちらは4帖の洋室。ダブルベッドを置くと少し手狭かもしれないが、そもそも現状ママではクーラーがつけられないので物置と割り切るのもアリかもしれない。写真背面には押入れもスタンバイ。
水回りはほのかに洋風仕様
水回りももちろん入れ替え済み。本日は電気が点かないので、ドレッサーのような洗面台の紹介のみでご勘弁いただきたい。蛇口が伸びない仕様なのも、ドレッサーならアイアイサー。
トイレはもちろんウォシュレット付き。バスルームは追い焚きが完備されている。
リビングは風通しのよい構造に
そしてこちらがメインの21.5帖LDK。
キッチンやリビングなど各スペースは、異なるフロアタイルでゆるりと空間分け。天井のスポットライトを活用し多灯分散すれば、シーンに合わせた空間づくりが実現する。
バルコニーは東向き。お向かいにもマンションが建っているものの、12階という所在階のお陰でヌケ感はまずまず。
窓際からLDKを見渡すと、当物件の全体像がぼんやりお分かりいただけるだろう。リビング・ダイニングは18帖と十分な広さが設けられている。
右手間仕切りの先には6帖洋室が配置され、その左手のキッチンスペースは約3.5帖。順にご紹介していこう。
6帖の洋室はヘリンボーンのフロアタイルが目印。背の高い収納はカーテンで目隠しされている。
開口部が二箇所設けられ風通しが良いこの洋室は、きっと寝室スペースとして活躍してくれるはず。
キッチンはガス3口に魚焼きグリル付き。冷蔵庫置場や食器棚を置くゆとりはもちろん、時計下の開口部分にはパントリースペースも設けられている。
デザインだけでなく、実用的なリノベーションが施されているのは嬉しい限り。
淀川区東三国から登場した76㎡の2LDKは、大阪メトロ御堂筋線『東三国駅』徒歩4分。人気の御堂筋沿線、駅チカという条件を兼ね揃えた交通至便な立地だ。
諸費用は敷金5万円・礼金30万円の月額13.5万円。
絶景の共用廊下の先に待つ、デザインリノベーション2LDK。お問い合わせは渋井不動産まで。
【良かった点】
◎御堂筋沿線・徒歩4分の駅チカ
◎共用廊下から見える絶景
◎フルリノベーションほやほや
【気になった点】
△4帖洋室の空調問題