大阪駅から電車でおよそ30分、大阪市城東区の閑静な住宅街に建つ一際大きなマンション「日商岩井菫橋(すみればし)ハイツ」。築40年を超えるが、最近大規模修繕工事が終わりその姿はまだまだ若々しく映る。コの字型に建てられた総戸数232戸の大型分譲マンションで、共用部の風通しも良い。
今回はここから売買募集の出ている一室をご紹介。
夫婦で考えた「開放感」のある暮らし。
元々3LDKだった部屋。夫婦二人暮らしのため、余計な壁を取り払い56㎡の広いワンルームに。インテリアで空間に役割を持たせつつ、試行錯誤を繰り返し開放感のある一室が出来上がった。
部屋のところどころには夫婦の趣味である自転車の部品やパーツが。
使いやすさにこだわったキッチン
リノベーション前にあったキッチンはサイズが小さかったため、この部屋に合うよう新たに作り直した。知人に頼んでウッドの天板にアイアンの足を組み合わせた特別な一品で、フライパンも壁がけできるようダクト部分にフックを装着している。「調理」という作業スペースなので、使いやすさにはとことんこだわった。
コンクリートと木の相性を楽しむ
壁はコンクリート剥き出しの無機質な雰囲気なので、木製のインテリアが良く似合う。ワンルームの特性を活かして変幻自在の家具配置を楽しむことが、ここでのライフスタイル。
天井から吊った収納棚も、照明の光を受け味を出している。
部屋の中心を走る梁には、当初ハンモックをぶら下げるようにつけたフックが備わっている。今では洗濯物を干すための場所として利用しているのだとか。アイディア次第ではあるが、様々な用途に使えそうなガジェット。
玄関入って脇の空間はベッドルームとして活用。目隠しも兼ねて3段ボックスをベッド脇に並べている。リビングから壁一枚隔てているが、これは後から新たに工事をして付けたもの。ただ、窓を設けて空間を遮らないようここもこだわりが見られる。
西向きの窓からはやわらかい日光が室内に降り注ぎ、日中は照明を点けなくとも明るい。上層階かつ向かいのマンションと離れているので近隣から見られる心配もない。カーテンはあえて付けず、自転車雑誌の切り抜きを窓に貼っただけ。
キッチンの横にはMONKEY47のビンがズラリ。ドイツのブラックフォレスト蒸留所で作られているイギリス流ドライ・ジンで、クランベリーのほのかなシトラス・ノーツ、そして、深く調和したバランスのよい複雑さが魅力。
ワンルームだからこそ、好きなものが常に見える場所にあるのも嬉しい。
脱衣所、トイレを除いて全てが拓けた空間。
大人二人で暮らす前提だったからこそワガママのできる自由で開放的な部屋が出来上がったが、小さい子どもがいても目の届きやすい安心感と、成長に合わせて家具の配置を変えれば間取り変更も自由自在。
生活利便施設が揃ったこのエリアで、変化を楽しむ新生活を始めてみてはいかがだろうか。きっと、あなたのこだわりにもピッタリハマる一室になってくれるはずだ。
お問い合わせは、渋井不動産まで。
※脱衣所に独立洗面台がありませんが、サイズ次第で備え付けは可能。