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今日は午後からあいにくの雨。

しかし午前中は少し暖かく「お、やっと春もそこまで来たかな?」と、感じながら本日も出勤いたしました。

おはようございます。

店長「おはよう。」

私が気持ちよく出勤するやいなや、耳を疑う情報を告げられました。

店長「住之江区に、めちゃ渋い物件がある。」

私「…はぁ…。」

正直、はぁ…。である。

住之江区?渋井不動産は西区に強いショップじゃないのか?

住之江区??うん?そもそも行ったこと無いし。

私の仕事のパートナーは漆黒のピストバイクである。ピストバイクで行ける距離なら、物件確認も現地案内も全力で向かう。

が!!住之江区になれば話は別である。ピストバイクでは無理だ。おしりが割れてしまう。

私「住之江区…、ですか…。えぇぇ。」

店長「渋い物件がそこにあるなら、住之江区だろうが、ア・バオア・クーだろうが行くのだ!!!」

私「……じゃあ、ラピート乗っていいですか?」

店長「……いいよ。」

なのでやってきました。

南海なんば駅。

大阪の大型ターミナルステーション、大阪以南の他府県の方はだいたいココが玄関口では無いだろうか。

高島屋の歴史ある外観と高層ビルがミスマッチ。でもカッコいい建築物である。

そしてこのエントランス。

阪急うめだ駅でもおなじみの光景、

「全部の電車が集まってくる、サンダバードっぽい乗り口」

である。

私は阪急うめだ駅のほうが馴染みは深いが、ここもやはりめちゃめちゃ渋い。

東京井の頭線の渋谷駅も通ずる何かがある。大好きだ。

そしてコレだ。

いまや大阪名物、鉄道ファンから絶大なる人気を誇る「ラピート」、通称「鉄仮面」である。

カッコいい、実に。ちなみにデザインは建築家の若林広幸氏。そして鉄道界のデザイン賞レース「ブルーリボン賞」も取得済み。当たり前だ、世界を探してもこんなカッコいい電車は無いだろう。ワクワクが止まらない。

私「ラピートで住吉大社まで行きたいんですけど」

駅員さん「……申し訳ありませんが、ラピートは住吉大社では停車いたしません…。」

「…騙された……。」

仕方ないので、駅員さんが教えてくれた通り、コチラに乗る。

「普通 和歌山行」

各駅停車か…長い旅になりそうだ…。

と思ったら10分もかからず到着しました。

「住吉大社」

なんと大阪に8年以上住んでますが、人生初めての住吉大社です。

まさかこんなタイミングで住吉他社ヴァージンを捨てることになろうとは。ガオー!

はじめてきましたが、とてもイイところですね、住吉大社。

もちろん、そうこうしてる間も仕事中ですので、実際の住吉大社に行く時間はありませんが、ゆっくりと物件に向かって外苑を散歩してみました。

歩いていると、ステキな一本松があったのでパシャリ。

外苑を歩いて3分ほどでしょうか、物件撮影のことを思い出して地図を確認すると、

スグソコでした。

本日の物件は住吉大社駅から徒歩5分もかからない立地にある「一軒家」

いわゆる「古民家をステキに渋くリノベしました」である。

店長が私をここまで派遣した物件である。さて、どんな空間が待っているのだろうか。

「来てよかった…。」

単純にそれである。

ラピートに乗れなかった時は、怒りのあまり「このまま関空から韓国まで行って、明洞の物件でも持ち帰ってやろうかな」とまで考えましたが、来てよかった。

渋いのはもちろん、なんともセンスに溢れた一件であることはこの写真から伝わると思う。

そしてこのビューである。

本日は紹介したいディテールが多すぎるため、コメントは普段の30%減でお送りいたします

玄関横にはカワイイデザインの飾り窓。

そしてもう一つ玄関横にはこんな窓。

インターフォンのちょうど裏手「ピンポンを押した人が見える窓」である。

インターフォンのカメラ越しの訪問ではなく、しっかりと相手を見れるコミニケーションツールである。ステキだ。

そして二階まで貫かれた吹き抜けが。

完全に新しい建材でリノベるのではなく、元来の経年した建材もセンスよく残す。

そして料理が好きな方は喜んでいただけるのでは無いだろうか。

古民家なのに、しっかりとゆとりのある「ユトリッチン」でスペースを確保している。

背面にはしっかりと棚を置けるスペースも有り。

ひろーいシンク3口のガスキッチン、そして厨房並の換気扇がビルトイン。

元からの空間を邪魔することなく、しっかりと調和が取れた機材を導入するあたりも好感度◎。

そしてキッチンの後ろには「室内洗濯パン」

印象ではパナソニックの「Cuble NA-VG」シリーズが似合いそうである。是非参考にしていただきたい。

ちなみに写真はコチラ→「Cuble NA-VG」

そして最新型のウォッシュレットが装着されたトイレ。
そして浴室である。
浴槽に浸かるとこんな風景が飛び込んでくる。

そう、中庭だ。

この物件には中庭が付いてくる。しかもこんなステキな。

もうココはたくさん植物を置いて「ビオトープな空間」にしてほしい。

目指せ、センスの良いジャングル!である。

そして小ぶりな洗面台。

ここもしっかり「木のヌクモリティ」とセンスのいいデザインが共存している。

そして2階へ。
「この物件に隙なし。」

渋い、渋すぎる。

天井はくり抜かれ、素材感をだして空間も広く見せる仕様。

そしてコチラからのビューもご覧いただこう。

前述した「元来の経年変化した建具」をしっかり活かしたうえで、ナイスリノベーションが分かってただけるかと思う。

こんなデッドスペースを活かした書斎スペースなんかがニクい。

そして小物もキチンと「世界観を壊さないバランス」を保っている。

脱帽のセンス。

しっかりとバルコニーも付いている。

好きな人はたまらないバランスがココにもある。

夏には、「蚊取り線香を置いて夕涼み」なんてオシャレなスローライフも楽しんでいただきたい。

ハンモックもココには似合いそうだ。

吹き抜け部分を二階から覗くとこんな感じ。
そしてレトロなモザイクガラスを使用した窓をあけると、

「ドラマでしか見たこと無い」

そんなちょこっと座れる台座が用意されている。

いかがだろうか。

私は本当に行けてよかったと思う。

それくらい感動したリノベーション一軒家が現在入居者募集中である。

家賃は10万5千円。ペットは犬・猫どちらもオッケー。

見た目は古民家だが、追い焚き機能・システムガスキッチン・TV付きインターフォン(窓からも見える)・ウォッシュレット、そしてステキな中庭付き。

こんなリノベーションはンなかなか無いだろう。良すぎる。

南海難波から電車で10分、住吉大社駅から徒歩5分。悪くない立地である。

「この物件に住みたいから、この町に住む」

私は大いにアリだと思う。身寄りがなくても住めば都はるみ、浪花恋しぐれである。

是非「渋井不動産ラヴァー」の皆さんを案内したい。そして住んでいただきたい。

お問い合わせは渋井不動産まで。

またはLINE ID「SHIBUI.ESTATE」でも迅速にお受けいたします。

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