店長「おはよう。」
私が気持ちよく出勤するやいなや、耳を疑う情報を告げられました。
店長「住之江区に、めちゃ渋い物件がある。」
私「…はぁ…。」
正直、はぁ…。である。
住之江区?渋井不動産は西区に強いショップじゃないのか?
住之江区??うん?そもそも行ったこと無いし。
私の仕事のパートナーは漆黒のピストバイクである。ピストバイクで行ける距離なら、物件確認も現地案内も全力で向かう。
が!!住之江区になれば話は別である。ピストバイクでは無理だ。おしりが割れてしまう。
私「住之江区…、ですか…。えぇぇ。」
店長「渋い物件がそこにあるなら、住之江区だろうが、ア・バオア・クーだろうが行くのだ!!!」
私「……じゃあ、ラピート乗っていいですか?」
店長「……いいよ。」
なのでやってきました。
南海なんば駅。
大阪の大型ターミナルステーション、大阪以南の他府県の方はだいたいココが玄関口では無いだろうか。
高島屋の歴史ある外観と高層ビルがミスマッチ。でもカッコいい建築物である。
そしてこのエントランス。
阪急うめだ駅でもおなじみの光景、
「全部の電車が集まってくる、サンダバードっぽい乗り口」
である。
私は阪急うめだ駅のほうが馴染みは深いが、ここもやはりめちゃめちゃ渋い。
東京井の頭線の渋谷駅も通ずる何かがある。大好きだ。
そしてコレだ。
いまや大阪名物、鉄道ファンから絶大なる人気を誇る「ラピート」、通称「鉄仮面」である。
カッコいい、実に。ちなみにデザインは建築家の若林広幸氏。そして鉄道界のデザイン賞レース「ブルーリボン賞」も取得済み。当たり前だ、世界を探してもこんなカッコいい電車は無いだろう。ワクワクが止まらない。
私「ラピートで住吉大社まで行きたいんですけど」
駅員さん「……申し訳ありませんが、ラピートは住吉大社では停車いたしません…。」
「…騙された……。」
スグソコでした。
本日の物件は住吉大社駅から徒歩5分もかからない立地にある「一軒家」
いわゆる「古民家をステキに渋くリノベしました」である。
店長が私をここまで派遣した物件である。さて、どんな空間が待っているのだろうか。
「来てよかった…。」
単純にそれである。
ラピートに乗れなかった時は、怒りのあまり「このまま関空から韓国まで行って、明洞の物件でも持ち帰ってやろうかな」とまで考えましたが、来てよかった。
渋いのはもちろん、なんともセンスに溢れた一件であることはこの写真から伝わると思う。
そしてもう一つ玄関横にはこんな窓。
インターフォンのちょうど裏手「ピンポンを押した人が見える窓」である。
インターフォンのカメラ越しの訪問ではなく、しっかりと相手を見れるコミニケーションツールである。ステキだ。
しっかりとバルコニーも付いている。
好きな人はたまらないバランスがココにもある。
夏には、「蚊取り線香を置いて夕涼み」なんてオシャレなスローライフも楽しんでいただきたい。
ハンモックもココには似合いそうだ。
いかがだろうか。
私は本当に行けてよかったと思う。
それくらい感動したリノベーション一軒家が現在入居者募集中である。
家賃は10万5千円。ペットは犬・猫どちらもオッケー。
見た目は古民家だが、追い焚き機能・システムガスキッチン・TV付きインターフォン(窓からも見える)・ウォッシュレット、そしてステキな中庭付き。
こんなリノベーションはンなかなか無いだろう。良すぎる。
南海難波から電車で10分、住吉大社駅から徒歩5分。悪くない立地である。
「この物件に住みたいから、この町に住む」
私は大いにアリだと思う。身寄りがなくても住めば都はるみ、浪花恋しぐれである。
是非「渋井不動産ラヴァー」の皆さんを案内したい。そして住んでいただきたい。
お問い合わせは渋井不動産まで。
またはLINE ID「SHIBUI.ESTATE」でも迅速にお受けいたします。