皆様、新生活の準備は進んでいますか?渋井不動産です。
コチラの看板を覚えていらっしゃいますでしょうか。
そうです、先日「ご近所物語っぽい部屋」を紹介させていただいた、南堀江が誇る「昭和建築 分譲マンション・南堀江スカイハイツ」です。
築古物件はやはり「リノベーションで化ける」ポテンシャルを持っております。先日紹介した部屋もそう。
綺麗な室内と可愛らしいデザインがなんともご近所物語っぽいなと思いました。後日ご近所物語大ファンの後輩から「ご近所物語は対面式のカウンターキッチンが絶対です。」とグウの音もデないご指摘を頂きましたが。
本日紹介する部屋もそんな「リノベーションで化けた」あるいは「不死鳥のごとく蘇った」と話したほうがイイかもしれません。
見慣れた共用部からドアに手をかけ、室内に入ると、そこは衝撃の空間が広がっておりました。
おそらくそんな感想を呼び起こさせた犯人はこの大きな壁面でしょう。
「世紀末感」
そういえば伝わりやすいのかもしれません。荒れ果てたスラム街のような(行ったことありませんが)、もしくはストリートファイターでお馴染みのカプコンの世界。
もちろん壁紙なんかじゃありません。
もうここまで行くと左官屋さんのアートですよ、本当に。
シティハンターやコブラ。もしくは北斗の拳や聖闘士星矢、魁!男塾のような
「80年代のジャンプコミックスでよく見かける壁」です。
これはますます渋い。
そして、今回一番注目したいのがこのディテール。
自転車を吊り下げるフックが標準装備。
何でしょうか、この部屋は。
自転車を部屋に入れちゃダメ。エレベーターに乗せるのもNG!そんなマンションもある中、
「吊り下げてください」とお手本の写真まで添えて促してくれるお部屋。
素晴らしい。
「世紀末感」とか「カプコン」とか「集英社」とか勝手なこと言ってましたが、おそらくオーナーさんが表現したいのは「NYのSOHO街」なのかもしれません。
おそらくそうだと思います。
コチラはカルフォルニアのスケートアクセサリーブランド「SK8OLOGY」さんの「DECK DISPLEY HOOK」。最近は日本にも代理店ができて手に入れやすくなりましたが、「アメリカメイド」のこんなオシャレなアイテムが標準で付いてきます。
お気に入りのスケートボードを飾ってください。
それがない方は、傘をかけるのにちょうどいいフックです。
トイレまわりのこういう「ちょっとしたスペース」が嬉しいですよね。
何をココに飾るか、生活感の出るトイレットペーパーはココに置いて、オシャレなルームディフューザーはここに。
そんなことを想像しながらニヤニヤしてしまいました、恥ずかしながら。
そしてキッチンもデザイン性高い仕様です。
金属一体形成のキッチン周りとIHのコンロ。
そして最近の「オシャリノベーション」でよく見る「ミニマムを追求した換気扇」です。素晴らしい。
普通なら生活感が出てしまいそうな部分ですが、逆にこのまま見せたくなる。
「こんな色あったんや…。」
と一人で呟いてしまったインターフォンです。
無難なホワイトはよく見かけるけど、黒ってなかなか無いよね。でもお部屋にマッチしてグッド。
この部屋のリノベーションをしたデザイナーさんとがっちり握手したくなりました。
バルコニーはしっかり南向き。
人気地区なのでマンションが多い立地ですが、ありがたいことに目の前に遮蔽物もなく、しっかりと採光が取れます。良かったですね。
南堀江1丁目から出現した「ルーム オブ ザ マン」。
かなり好みが偏ったリノベーションに感じるかもしれませんが、この部屋の細部へのこだわりは一見の価値有りです。
お家賃は共益費込で8.3万円。立地、室内のデザインと近隣の利便性から考えれば安い。
いいね!と思ったら一度見ていただきたい。
こんな部屋は二度と紹介できないかもしれない。
お問い合わせは渋井不動産まで。
LINE ID [shibui.estate]でも、内覧の申し込みいただけます。