西区の完全独立リバービュー
やってきたのは西区土佐堀三丁目。そうです。最近ちょっと登場頻度が多めの土佐堀です。
これと言ってランドマークはありませんが、中之島や靭公園も近く、高層ビルやマンションが建ち並ぶ町並みはなんだか都会的。しかしながらレトロで渋めな建物もポツリ、ポツリと残っており、ふらりと散歩するのが楽しいエリアです。
紹介物件は土佐堀通から一本奥へ入ったあたり。コンビニは激近ですが、最寄りのスーパーは阿波座駅前にあるライフで徒歩7分ほど。都会に染まるとこの距離感さえも“ちと歩くな”と感じますので、くれぐれもカントリー魂を忘れないでください。
物件へえっちらおっちら歩いていると、「にちにち」というニッチな看板を見つけました。
なんでも、天然酵母パンや焼き菓子などを販売するお店だそうです。店内はイートインも可能で、小さなカフェも兼ねているのだとか。不定期で料理教室やマルシェも開かれているので、機会があればぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。
ワンフロア一戸の1LDK
さて、たどり着いたのは1988築のRC造6階建てマンション。4階の一室はワンフロア一戸の完全独立部屋で、室内に入ってまず分かることは「窓が多いな」という点です。
LDK18帖
廊下を抜けると、パッと視界が開け、18帖のLDKが現れました。
北側と南側のどちらにも窓が配置されているため、まるで光と風の通り道のように明るく爽やかな空間に仕上がっています。
5帖洋室
隣接する洋室は5帖の広さ。引き戸を開放すると約23帖のビッグなワンルームになり、開放感は1.5倍増しです(筆者比)。
来客時などに寝室が目隠しできるのは嬉しいですね。また、唯一の収納はウォークインクローゼットなので、容量も心配ありません。
再度LDKをぐるり。南側はほぼ窓で埋め尽くされていますが、お向かいがオフィスビルなので何かしら目隠しは必要でしょう。
ちなみに、エアコンはLDKと洋室の二基装備です。これは大きなポイントとなりましょう。
キッチン
キッチンは2口のIHコンロ。魚が食べたくなった際は、刺し身か煮付けでお願いします。キッチンだけで3〜4帖ほどスペースがあるので、冷蔵庫や食器棚も置けるかと。
それにしても大きな窓が気持ちいいですね。
リバービュー
ずっと黙ってましたが、当物件の推しは土佐堀川ビューです。白状ついでに言うと、部屋にバルコニーはありませんが、それすらもこの川の前ではちっぽけな事に思えてきます。
水辺にテンションが上って口ずさんだ歌が加山雄三の名曲でしたが、よく考えると海の歌でした。もう後には引けないので、良ければ皆さんも口ずさんでください。
※参考:加山雄三「海 その愛」
川よ、俺の川よ
なお、リバービューはトイレからも拝めます。まさかの追いリバーです。望む望まないは一旦置いておきましょう。どんなに激しい腹痛に襲われても、川のせせらぎがあなたの腸を癒やしてくれるはすです。
しかしながら、窓の外に転落防止柵がないので開閉はくれぐれもご注意くださいませ。
西区土佐堀三丁目に現れた52㎡の1LDKは、大阪メトロ千日前線・中央線『阿波座駅』徒歩7分。落ち着いた住環境が魅力のシティエリアから登場です。
諸費用は、礼金20万円の月額13.5万円。
決してお手頃とは言えない賃料ですが、これほど採光面が多く風通しの良いお部屋はそうそう見つかりません。なにより、土佐堀川を一望できるリバービューは限られた立地の特権。
少しでも気になる方はぜひ一度ご内覧を。ひと目でお気に召すポテンシャルを秘めた一室です。お問い合わせは渋井不動産まで。
【良かった点】
◎落ち着いた住環境の土佐堀エリア
◎採光面が多く風通し抜群
◎ヌケ感のあるリバービュー
◎ワンフロア一戸
【気になった点】
△駅やスーパーまでの距離感
△オートロック・バルコニーなし