堀江を通りすぎた1LDK
やってきたのはお好み焼き・鉄板焼「福助 幸町店」。アットホームを具現化したような粉もん屋は、店のわきに駐められた二輪車の突っ込み具合を見れば、どれほど地域に愛されているか分かるだろう。
本店は藤井寺方面にあり、心斎橋にも分店がある人気の粉もん屋である。「アンタ最近ちゃんとご飯食べてんの?」と、お好みと一緒に世話まで焼いてくれるオバちゃんがいるに違いない。知らんけど。
そんな福助がある浪速区幸町一丁目が本日の舞台。一言で表すと、「ほぼ堀江」といったポジションだ。
例えば学校区においても、ここ幸町一丁目〜三丁目は西区にある日吉小学校・堀江中学校区になる。行政がこの地を堀江扱いしているのだから、”ほぼ”というより”実質”堀江なのではないだろうか。
となると、戸田恵梨香と同じ性別、同じ出身地の私も、”実質”松坂桃李を夫と言ってもいいのではないか。
桃李ファンから石を投げられる前に物件へ。マンションは1989年築のRC造で、オートロックやエレベーターも完備。
大阪メトロ千日前線・阪神なんば線『桜川駅』徒歩4分、あの『なんば駅』も徒歩5分ほどのアクセスを誇る。
所在階は5階。誰がどう見ても角部屋だ。すみっコぐらしもハンズアップで仲間に迎えてくれるほどの角っこである。
※参考:すみっコぐらしとは?
6.5帖洋室
玄関入ってすぐには6.5帖の洋室。ダブルベッドも難なく置ける広さ。
窓は北と西の二面採光。なお、西の採光は見事なビルブロックがかかっているが、窓があるということに意味を見出して欲しい。ちなみに小ぶりな収納もアリ。
水回りピッカピカ
洋室で薄々お分かりかと思うが、フルリノベーション済みの当物件は水回りの清潔感も申し分ない。
浴室も、セルフ温度調整?ナニソレ?の逸品。その他に特筆する機能はない。
なお、ウォシュレットやシャンドレ洗面台については「あるよ」の一言で済む。
17帖LDK
17帖もの広さを有するメインのLDKは、ストーンと伸びた奥行きが特徴。大魔神・佐々木のフォークボールと同じくらいストーンである。
くるりと振り返ると、ピカピカのシステムキッチン。ガス3口に魚焼きグリルまで付いて、肉も魚も思いのままに調理できる。
なにより当物件最大の魅力は、ズラリと並んだ窓だ。まるで北側の一面が射抜かれているように並ぶ様は、圧巻とも言える。
広々としたLDKに採光という感覚的な幅をプラスすることで、「絶対17帖以上あるでしょ」という妙な確信すら生まれる空間が実現。世界はそれを錯覚と呼ぶんだぜ。
リバービュー
窓が北向きということは、忘れてはいけないのが道頓堀川。思い出して欲しい。あの川を越えると西区堀江に突入するということを。
バルコニーあり
もちろんバルコニーからもリバービューを捉えることができる。肉眼で見る道頓堀川は、さっきよりも数倍グリーンがかって見えた。
ではおさらい。ほぼ堀江から登場した51㎡の1LDKは、大阪メトロ千日前線・阪神なんば線『桜川駅』徒歩4分。各線『なんば駅』も徒歩5分で、利便性はこの上ない立地だ。
諸費用は、礼金20万円の月額10.8万円。
リーズナブルな賃料で広々とした二人暮らしが実現する当物件は、早いもの勝ちの限定一室。お問い合わせは渋井不動産まで。
【良かった点】
◎難波・堀江すぐ、利便性の高い立地
◎フルリノベーション済み
◎ずらりと並ぶ大きな採光面
◎ささやかなリバービュー
【気になった点】
△やや物足りない収納力