本日ご紹介するのは、大阪市此花区高見の物件。
野田阪神駅の西、西九条の北あたりに位置するここは、昔ながらの戸建が立ち並ぶ住宅街。以前この高見で毎日放送「せやねん!」のロケが行われ、渋井不動産の植田店長が華々しくテレビデビューを飾った。
これから見ていただく物件に関してはテレビデビューする予定は無いが、希少価値の高い一室だ。
バイカーズガレージハウス
バイカーが全国を走り回って探し求めている「バイカーズガレージハウス」である。
この夏にとうとうリノベーション工事が終わり、募集段階へと進んだため記事にてご紹介させていただく。ではまず、オープンといこう。
駐輪場&キッチン
ガラリ
すると左手にバイク駐輪スペースが現れたが、同時にキッチンも登場。台所兼駐輪場というこれまで無かった斬新な組み合わせが、ここにはある。まさに一体感。
特徴としては、バイクを駐めてそのまま調理のフェーズへとスムーズに移行できることではないだろうか。確かによく考えれば、それまで間にあった行程は必ずしも必要ではない。靴も脱がず服も着替えず、バイクを駐めたらそのまま料理をしてもいいはずだ。今までなぜそれをしなかったのか、不思議なくらいである。
なお、コンロは強気のIH1口。
さて、調理を終えたら普通はダイニングで食事。しかし、そんな常識さえもここでは通用しない。
バイクを置くため室内の空間を整えた結果、消去法でダイニングスペースが削られた。いや、確かにそうだ。立ち食い・立呑みの業態が世にあるということは、食事はそれでまかなえるということだ。なるほど、ダイニングスペースは削られるべくして削られたのだ。
トイレはウォシュレット搭載のFutoo!!な逸品なのだが、風呂はというとシャワーユニット。
普段からシャワー生活を送っている人にとっては何のデメリットでもない、むしろ邪魔な浴槽を省いてくれてラッキーという感じではないだろうか。
※Futoo!!:普通に良い
6帖の洋室
2階は約6帖の洋室。
1階同様壁紙などは無く、木本来の味をとことん楽しめる空間だ。ちなみに1階と2階を隔てる扉は無いので、エアコンを点ければ1階まで冷気や暖気が流れていく。まさに一体感のある戸建てだ。
さて、この一体感のあるバイカーズハウス、少しクセがあり入居者の素質を選ぶかもしれない。しかし、条件はかなりリーズナブルで、賃料月額6万円、しかも敷金礼金0で募集開始だ。
シャッター付きでこの賃料なので、余った資金はバイク備品につぎ込めるほどではないだろうか。市内でも数の少ないバイカーズハウス、狙うなら今がチャンスだ。